i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...
摘要 沖縄県八重山地域の波照間島と黒島において農家を訪問し、在来野菜の栽培地点を記録するとともに採取可能なものは種子の一部を譲り受けた。波照間島は比較的隔絶された地域で野菜の多くが島内の栽培でまかな...
摘要 高塩類堆肥の作物別利用条件を明らかにする目的で、高塩類堆肥の種類および施用量を変えて、温室内でインゲンマメ、ソルガム、チンゲンサイおよびハツカダイコンの順に連続栽培した。堆肥は作付け開始時にイ...
摘要 乾燥した牛ふん、豚ぷんおよび鶏ふんを適当な割合で混合することにより、窒素の無機化量の調節が可能であった。混合ふんの窒素無機化量は単独ふんの無機化量に混合比を乗じた値の和と一致した。乾燥ふんは成...
摘要 三重県および奈良県の農家で在来作物の栽培状況を調査し、種子を収集した。9市町村16集落でダイズ26点、アズキ10点、インゲンマメ28点、エンドウマメ5点、アワ8点、キビ3点、ソルガム3点、ソバ...
摘要 畜産廃棄物の利活用を促進するため、家畜ふんの窒素肥効を任意に調節する手法開発を目的としている。9年度は異畜種の乾燥ふんを混合・成型した肥効調節型ペレットを作製してソルガムとインゲンマメをポット...
摘要 4年度に得た形質転換体で、5年度にインゲンマメモザイクウイルス外被タンパクの産生を確認したので、6年度はこの形質転換体へのレタスモザイクウイルス(LMV)の接種を試みた。ところが、接種源がキノ...
摘要 ひまわりについては生物研が収集した10点とチリで収集した1点を増殖し、7年度の試験用種子を採種した。そばは国内外の43点を供試して、諸特性を調査した。多収系統はすべて九州在来種であった。アマラ...
摘要 現在、急速に栽培が衰微しつつある地域有用作物の遺伝資源を保存する目的で、徳島県および高知県の中山間地で雑穀類と豆類を収集した。イネ科ではソルガム(タカキビ)13、キビ15、アワ15、ヒエ8、ト...