摘要 フロートマット水耕装置によるほうれんそう栽培で、夏期の高温障害により低下する発芽苗立率の改善を図るため、育苗法について検討した。円筒チップ苗は生育が著しく劣った。土詰め育苗トレイ苗とロックウー...
摘要 夏秋ホウレンソウの栽培では高温による生育の減退や土壌病害の発生の助長が問題となっている。そこで、夏季の雨よけ資材に赤外線を吸収するフィルムを用いて、気温、葉温、地温の低下への効果、および生育促...
摘要 天然フラクトオリゴ糖を多く含むキク科の新導入作物ヤーコンについて、栽培適地を明らかにするため生育特性を調査した。四国平坦地(善通寺)でヤーコンを栽培すると、高温期に新葉の伸長不良、成葉の枯れ上...
摘要 代表的なアブラナ科葉菜であるキャベツと熱帯・亜熱帯地域で主要な作物であるマメ類(キマメ、ラッカセイ、及びヒヨコマメ)について高温ストレス耐性機構を解明することを目的とした。キャベツ、ラッカセイ...
気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(140)
摘要 キュウリの高温障害が、土壌水分不足と高空気湿度によって増幅され、それは蒸散速度の低下による葉温の上昇に起因することを明らかにした。また、気象環境とナスの単為結果性発現との関係を調べたところ、弱...
摘要 1)キャベツの高温耐性品種である葉深と感受性品種の迎春及びバラディを用い、栄養生長期の葉中遊離糖含量の高温処理による影響について検討を行った。その結果、単位面積当たり葉中遊離糖含量はどの品種も...
摘要 野菜のストレス状態を非破壊・非接触で連続測定できるモニタリング法を開発する。まず、葉緑素蛍光を安定的に測定するための条件を解析し、次に各種ストレスによる蛍光発生パターンの差異を解明し、最後にモ...
摘要 キャベツ、ハクサイ、カイラン、及びこれらの種間体細胞雑種、交雑種を用い、開花期の遊離プロリンを測定し、高温耐性について検討を行った。その結果、遊離プロリン含量は葉部よりも花柄部、または花蕾部で...
摘要 1)高温耐性及び感受性のキャベツ品種を用い、高温処理後の細胞膜温度耐性(CMT)、光合成能を比較した。その結果、耐性品種は高温処理後も感受性品種よりCMT、光合成能が共に高く維持されていること...
摘要 日本、台湾、南及び東南アジア産アブラナ科野菜、インド産豆類等各品種の細胞膜温度耐性の品種間差を比較検討するため、各供試品種種子を入手し発芽試験を実施している。日本産キャベツの耐暑性及び高温感受...
摘要 低温期に地温を高めることは、作物の初期生育を促進するうえで有効である。また、夏期の冷涼資源を活かして栽培される低温性作物にとって、地温上昇を抑制することが、高温障害を回避するうえで有効である。...
気象環境条件による障害発生機構の解明と防止技術の開発(162)
摘要 葉緑素蛍光の測定精度を向上させるとともに、キュウリの高温障害の発生機構を温度ストレスと水ストレスの面から検討した。その結果、空気湿度が高く、土壌水分が少なくて蒸散による葉温の低下が起きない場合...