スマート農業技術による少量土壌培地耕の生産性を高める栽培方法の確立
摘要 目的:トマトではスマート農業技術である複合環境制御に加え、7~8段栽培でのインタープランティング技術による周年生産と収量の向上を目指す。環境制御機器等の効果的な制御方法と栽培管理技術を明らかに...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 1 施設果菜類の高品質・高生産技術の確立 (5)画像解析によるトマトの草勢及び水分ストレス状態判定法の解明
摘要 トマトの成長点をスケールと共に撮影した画像により、開花位置と茎径の推測ができ、栄養生長と生殖生長の傾きも推測することができた。また、同一圃場の同じ光条件下にてトマトの群落を近赤外線カメラで撮...
摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
2.儲かる薬用作物の安定生産技術の確立と需要開拓 1)儲ける安定生産技術の確立 2)儲かる薬用作物の開拓と栽培特性等調査
摘要 1)白ウコンの根茎に含まれる生理活性物質について、高品質を確保するために成分含量の安定性が求められてるため、収穫時期の違い、葉切除、遮光条件による品質比較試験を行った。今年度は、草高、収量性の...
イチゴの省エネ栽培・収量予測・低コスト輸送技術の融合による販売力・国際競争力の強化
摘要 目的:当センターでは、コンソーシアム内の研究機関で開発した技術を活用しながら、?さがほのか’の高品質・高収量生産のための環境制御技術を開発する。 成果:①前年に引き続き、イチゴ‘さがほのか’を用い、...
1 ナス新品種の開発 1)低紫外線下でも着色優良な単為結果性ナス新品種育種技術の開発
摘要 目的:ナスでの紫外線カットフィルムの利用を可能とするため、低紫外線下でも着色優良な単為結果性ナス新品種育種技術を開発する。 成果:UV非依存型着色優良系統候補遺伝子座近傍マーカーの遺伝子型により選...
トマト・ピーマン栽培における光環境改善による生産性向上技術の開発
摘要 目的:光条件と生育の関係についての知見が少ないピーマンにおいて、茨城県の主要品種「みおぎ」に適した光条件を解明する。 成果:ハウス内の照度は、ピーマン着果数や果実品質に影響を及ぼした。日照時...
摘要 目的:1)夏越し栽培技術の確立2)周年出荷体系の強化3)病害虫防除体系の確立 、成果:1)夏期の積極的な散水により地温上昇を抑制し、生育、収量が増大した2)連作障害対策として温暖期の簡易土壌消毒(無被覆...
ケルセチン・イソフラボンを高含有するタマネギ・ダイズの研究開発
摘要 現在の北海道向けの春播きタマネギ品種・系統の中で最もケルセチン含量が多い「クエルゴールド(月交24号)」を選定した。栽培試験において、施肥量と追肥時期とを組合せることで「クエルゴールド(月交24号...
摘要 環境制御・生育制御技術の統合・高度化に関しては、高温期の細霧冷房及びCO2施用により、キュウリの収量が平均で慣行の1.7倍に増加 することを確認した。また、CO2施用時間を長く確保するために午前中のハウ...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 農業機械・装置の省エネルギー化や化石燃料に代わる新たなエネルギー源の利用に資する農業機械・装置の開発に関して、簡素化・省エネルギー型コンバインでは、脱穀選別部等を新たに構成し、最大ワラ流量を簡...
摘要 周年安定生産や収量増加に関しては、a)平成22年度に出願した特許技術「植物苗の病害虫防除装置、防除方法」の実用化に向けて、蒸熱処理に対するイチゴのランナー子株の耐熱性程度の品種間差を確認するととも...
摘要 トマト、ホウレンソウを対象に、網羅的成分分析技術によって品種による成分の違いや栽培法による成分への影響を評価した。それぞれ複数品種について、糖類やフラボノイド類の含有成分リストを作成し、品種...
ケルセチン・イソフラボンの生活習慣病予防機能の科学的エビデンス強化と農産物の含有率向上
摘要 a 試験目的:ケルセチンを高含有するたまねぎ系統・品種の選定と、イソフラボンを高含有する大豆品種・系統の選定並びに栽培方法を検討する。 、 b 試験方法: 、 (a) たまねぎ:北農研センター並びに...
摘要 トマトでは、複数品種の果実成分を分析し、品種ごとのフラボノイド類の含有状況のリスト化を行った。また、栽培時の光条件が異なる果実の成分を分析し、露地やUVカットフィルム利用時の果実のみで存在する...
網羅的解析技術を基盤とした高品質農産物・食品素材創出のための農工横断的研究
摘要 (1)トマトでは、果実色に特徴のある品種や近縁野生種を材料に加え、網羅的成分分析を行う。機能性や食味等に関わる成分に関する候補ピークについて、ターゲット分析等詳細な解析を行う。ホウレンソウとキ...
摘要 (1)催色期カラーピーマンの追熟を促進させる最適な光条件(光強度、照射時間、処理中の温度)についての影響を明らかにするため、それぞれの要素を組み合わせた処理区を設定し、マッキニー法を用いて、ク...
施設周年栽培における作業の快適性と作業性向上のための環境制御技術の開発
摘要 遮光は施設園芸で一般的に行われるが、温室内作業者と植物生育ともに配慮した制御手法は明らかでない。そこで、トマトの長期栽培時の遮光条件の検討を行った。トマトの栽培時の高温期の日中に遮光処理を実施...
k.野菜栽培における土壌微生物、天敵の機能解明と難防除病害虫抑制技術の開発
摘要 1)バンカープラント法による防除で用いる天敵寄生蜂ギフアブラバチは、近紫外線カットフィルムで被覆した施設内でも問題なく活動できることを確認した。2)タバココナジラミが媒介するトマト黄化葉巻病を...
(2)交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明、ア.球形成・抽だい等に及ぼす温度の影響、(20年度冬作分)
摘要 目的:ニンニクの花芽形成等に及ぼす珠芽除去、遮光条件について検討を行う。、成果:開花の可能性に着目して選抜したニンニクの選抜系統に対し、珠芽除去と遮光処理を組み合わせて検討したところ、珠芽除去...