摘要 青枯病抵抗性「伏見とうがらし」を育成するため、「伏見とうがらし」と青枯病抵抗性系統「A-002」を交配し、「伏見とうがらし」を戻し交配して「伏見とうがらし」より強い系統を選抜した。選抜には開発した...
摘要 単為結果性(P)の1系統と青枯病(Bw)・半枯病抵抗性(Fw)をもつ2系統の交雑F2集団(F02系、F03系、各約500個体)から、P、Bw、Fwを併せ持つ38個体を選抜した。これら選抜個体にとげなし性(Sl)品種を交雑...
ナス科作物青枯病を抑制する候補菌の選抜および有効処理法の開発
摘要 ナス科青枯病に対し、8種の細菌あるいは真菌株で顕著な発病抑制効果を持つことを見出し、特に、B. thuringiensis 2亜種で顕著な抑制効果を持つことを明らかにした。
摘要 ナス青枯病発生圃場において、BT菌の追加処理により防除効果があることを確認した。同様にポット試験において、ゴッツAの定植前灌注処理処理により、抑制効果があることを確認した。
摘要 1.イネいもち病菌は、感染器官の表面をα-1,3-グルカンで覆ってイネの自然免疫から逃れている。イネいもち病菌と進化上非常に遠い関係にあるイネごま葉枯病菌や紋枯病菌もイネいもち病菌と同様に感染時にα-...
摘要 フェーズⅠの4つの目標はほぼ達成できた。すなわち、ファージのビオチン標識化の方向付けができ、多色系、磁気回収法に向け前進した。RSM感染細菌を用いたワクチンの有効例を異なるトマト品種で示した(汚染...
摘要 青枯病、立枯病及びネコブセンチュウによる病害の抑制物質として同定されたスクラレオールで処理した植物(トマトやシロイヌナズナ)根では、内生リグニン含量が増加した。加えて、リグニン生合成経路遺伝子...
ピーマン産地の連携による線虫抵抗性選抜システムの開発と土壌病虫害複合抵抗性台木品種の育成:実用技術開発事業
摘要 【生物環境部】 、 ピーマンに寄生するサツマイモネコブセンチュウのレース判別と抵抗性打破系統の各抵抗性品種への寄生性評価を行い、安定的な線虫抵抗性検定技術の確立に資する。 、【生物工学部】 、 ...
摘要 目的:臭化メチルの全廃に伴い青枯病、疫病およびトバモウィルスなどの土壌病害が顕在化する可能性が高い。そこで、これら病害に複合的に抵抗性を持つ台木(品種)を育成する。 、成果:市販台木品種‘台助’よ...
トマト難診断・難防除病害虫の分子生物学的診断法と防除技術の開発
摘要 目的:近年被害が増加しているトマトかいよう病、青枯病、茎えそ細菌病等について、土壌還元消毒や抵抗性台木等の防除効果を検討し、総合的な防除体系を確立する。また、迅速な診断ができる簡易診断法を確立...
摘要 土壌病害であるナス科植物の青枯病および萎凋病は難防除病害であり、首都圏近郊生産地では土壌消毒が難しい状況であるため、微生物利用等による防除対策の確立は急務である。そこで、ナス科植物青枯病や萎凋...
ナス科兄弟で病気を撃退! 、~おいしい新潟ナスを病気から守る接木技術の開発~ 、
摘要 目的:県内産地では長年の連作や短期間の輪作により、土壌伝染性の病害(土壌病害)による減収・品質低下が大きな問題となっている。青枯病に強いナス台木と半身萎凋病に強いトマト台木を用いた異種間多段接...
2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、3)トマト青枯病の制御技術の開発 、(1) 篤農家技術における病害抑制要因の解明
摘要 目的:トマトの土壌病害である青枯病は、いったん発生するとその制御は極めて困難であると言われている。一方で、一部の農家は土壌消毒や抵抗性品種を利用することなく、育苗や灌水方法を独自に工夫すること...
2 主要野菜の難防除病害虫防除技術の開発 、3)トマト青枯病の制御技術の開発 、(2) 抵抗性台木の長さの検討 、1) 発病抑制効果
摘要 目的:トマト青枯病の防除には抵抗性台木の利用が有効であるが、慣行の接ぎ木位置では十分な防除効果が得られない場合がある。一方、接ぎ木位置を第2葉節位以上とすること(高接ぎ木)で、抵抗性の効果を高め...
摘要 (目的)トマト、ナス、トウガラシ等を対象に、特定の病害や生育特性について、育成系統評価(特性検定)を行う。 、(成果)ナス安濃交9号は、青枯病、半枯病及び半身萎凋病について、標準品種と同程度の発...
トマト青枯病菌及びかいよう病菌の土壌中の動態解明による効率的防除法の確立
摘要 青枯病菌やかいよう病菌の土壌中での発病前後の動態を解明し、耕種的防除法を中心とした総合防除技術を確立する。 、1.青枯病菌及びかいよう病菌とも主根基部から放出が始まり、根部先端に向けて徐々に...
アブラナ科野菜等を利用したナス青枯病の防除技術体系の確立(気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のための技術開発)
摘要 夏秋ナスの裏作としてカラシナ、ブロッコリー等アブラナ科野菜を栽培し、植物あるいは収穫残渣の鋤き込みによる青枯病防除効果や消毒実施前後の土壌理化学性の変化等の解明を行い、4~5月の低温期での処理...
摘要 ナス青枯病中発生および少発生圃場において、菌根菌とPhoma sp.の混合処理およびB. thuringiensis fukuokaensis B88-82処理により、定植1ヶ月後程度まで発病抑制効果があることを明らかにした。