中山間地農業の活性化に向けた多様な地域特産品目の生産技術の確立
摘要 目的:中山間地域における経営体の所得確保のため、既存品目の安定生産技術、特産野菜や薬用作物等の新規品目の生産技術、及びIoTやAIなどを使った技術を開発する。 成果:特産品目のカグラナンバンでは、青...
摘要 重要病害性遺伝子の原因遺伝子同定については、新興ウイルス抵抗性のトマト系統をゲノム編集により作出し、着果や代謝産物組成等への影響がないことを確認した。イネについてはいもち病抵抗性に係る新しい...
ゲノム・表現型情報に基づく野菜・花き育種基盤の構築と育種の加速化
摘要 ピーマン、シシトウ等29品種・系統のルテオリン含量を分析し、高含有の育種素材を選定した。また、完熟(赤色)と未熟(緑色)とで比較すると、ほとんどの品種・系統で未熟のルテオリン含量が高いことを明...
越境性病害虫・高リスク病害虫防除技術及び最先端無農薬防除技術の開発
摘要 ・ ヨトウ類の飛来予測モデルのプロトタイプを開発するとともに、主要薬剤5剤に対して、令和3年現在、抵抗性が発達していないことを明らかにした。 ・ ムーンショット型研究開発事業「害虫被害ゼロ」のプロ...
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...
摘要 目的: 栽培現場で深刻な被害を招く土壌病害であるアブラナ科野菜根こぶ病,キク半身萎凋病を対象に,これまで開発されてきたヘソディムのマニュアルについて,各地域の生産現場での検証・改良をPDCAサイ...
摘要 目的: 各種病害に対する既知のDNAマーカーを用いて病害抵抗性遺伝子を有する個体を選抜する。また, 既知および新規の複数のDNAマーカーの保有を一度の解析で判別可能とする効率的な育種手法の開発を行っ...
摘要 【イネ】DNAマーカーを用いて福島系統3系統、郡系系統33系統、単独系統267系統の多型解析を行い、葉いもち抵抗性、穂いもち抵抗性、耐冷性、閉花受粉、カドミウム低吸収性遺伝子の有無を明らかにした。 【リ...
植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進(ナス遺伝資源の特性解明)
摘要 目的:東南アジアのナス遺伝資源の日本国内での利用促進を目的に特性を評価し種子増殖を図る。 成果:供試系統の多くは緑色ないし白色の球形または卵形の果実で、扁円形や円筒形の果実など様々な果形が見ら...
摘要 目的:既存の寒玉系抵抗性品種の栽培特性や根こぶ病の発生程度を明らかにし、現地適性の高い品種を選定する。 成果予定:現地適性の高いキャベツ根こぶ病抵抗性寒玉系品種が示される(1品種)
摘要 ミディトマトの周年栽培で減収の大きな要因となっている葉カビ病に抵抗性を持ち、果実を結実させるため手作業で労力が必要なホルモン処理が不要なミディトマト品種の育成。
摘要 目的:うどんこ病菌8レース、つる割病菌5レースに対して複合病害抵抗性を有する系統を効率的に育成する。 成果:うどんこ病菌8レース抵抗性素材と優良系統を反復親とする連続戻し交雑のBC6の4系統について、...
摘要 目的:イチゴ炭疽病に強い「いばらキッス」を育成するため、抵抗性遺伝子を集積した炭疽病抵抗性母本を作出する。 成果:炭疽病抵抗性品種同士の交配を繰り返した、多重交雑実生個体から、炭疽病抵抗性を示...
摘要 目的:海外で探索、導入されたメロン遺伝資源について、県内で発生する病害に対する抵抗性を評価し、育種に有用な系統を探索する。 成果:アジア由来メロン遺伝資源40系統のつる割病、うどんこ病の抵抗性一...
摘要 目的:県内レンコン産地で問題となっている黒皮症の原因であるレンコンネモグリセンチュウ(以下線虫)に対して、ハス遺伝資源から抵抗性育種素材を得る。 成果:花ハス遺伝資源35系統、レンコン遺伝資源5系...
県内ピーマン産地に適応する線虫抵抗性系統の選抜と土壌消毒法の改良による防除体系開発
摘要 目的:土壌病害(線虫)対策を確立するため、線虫抵抗性品種の選抜に取り組むとともに、深層線虫に効果の高い土壌消毒方法を開発する。 成果:線虫抵抗性を有する有望な2系統を選抜することができた。また...
新たな脅威となる害虫種に対する対策技術開発と薬剤抵抗性管理のためのデータ整備 →「新規病害虫及び難防除病害虫に対する効果的な防除技術の開発」
摘要 近年問題となっている害虫の薬剤抵抗性管理のためには経時的な感受性の把握が必要であるが、県内の感受性検定の実施は一部の害虫のみに留まっている。そこで近年未実施の害虫を中心に現時点での感受性を把...
摘要 イチゴ栽培においては、複数の病害が発生し、生産者は病害防除に多大な労力を費やしている。そこで炭素病や萎黄病、うどんこ病に抵抗性を有する品種・系統をマーカー選抜、交配親として利用し、3病害に対し...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 1 施設果菜類の高品質・高生産技術の確立 (3)ナスの育成系統評価試験
摘要 農研機構野菜花き研究部門で育成された青果用ナス系統の本県での適応性を明らかにするために、青枯病、半身萎凋病及び半枯病の病害抵抗性検定を行う。「安濃交10号」、「同11号」及び「同12号」は青枯病及...