データ駆動型作物病害虫防除技術による生産性の向上と価値の創出
摘要 ・ 理事長裁量経費を活用し、カブリダニ類の天敵保護資材について、新型給餌ポリマーを開発し、特許出願した。 ・ 害虫忌避剤プロヒドロジャスモンPDJについて、ほ場試験によりトマトに加え、ピーマン及びナ...
摘要 目的:主要病害虫に対する新規薬剤の実用性を明らかにする。 成果:以下の試験を実施し、農薬登録促進に寄与するデータを得た。 1)イネいもち病及び紋枯病に対する薬剤の防除効果 2)イネのウンカ類、ツ...
摘要 多収性の夏秋どり栽培向け四季成り性イチゴ品種「夏のしずく」(盛岡 37 号)は、既存品種と比較して 1.8~2.8 倍となる 300kg/a 以上の商品果収量が見込め、宮城県、福島県等の現地で普及を開始した。東北...
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究、3.野菜・花きの土壌病害の生態と防除
摘要 目的:土壌伝染性糸状菌病害に対する簡易診断法、生物防除資材の検索とその利用技術、抵抗性品種の検索、栽培環境の改善による耕種的防除技術、熱水土壌消毒などの物理的防除技術を検討する。土壌伝染性細菌...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)単為結果性に関する選抜マーカーの開発では、なす単為結果性遺伝子獲得の基盤となるBACライブラリ、23,245遺伝子が座乗するマイクロアレイを構築した。トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)「レタス安濃2号」および「SAKS1」等は、レタスビッグベイン病に中程度の抵抗性を示し、球形質も優れ、有望であった。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビックベイン病強度抵抗性がF1や自殖後代...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのよ...
摘要 目的:消費者の安全性志向が強まり、耐病性野菜品種の作出が望まれる。本課題では、ハクサイ等根こぶ病抵抗性遺伝子座を遺伝的に解明し、連鎖地図上の位置を詳細に明らかにする。キュウリうどんこ病やトウガ...
摘要 研究の目的:アブラナ科、ウリ科、ナス科等の野菜を材料に用い、ゲノム解析と連鎖マーカーの獲得を目的とする。特に、量的形質を示すような病害抵抗性遺伝子に関して、新品種育成の効率化に有用なDNAマーカ...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(84)
摘要 野菜・花き生産では連作障害、特に土壌病害の回避対策が不可欠であり、化学合成農薬への依存度を低減した環境保全型の新たな病害抑制技術の開発が求められている。一方、無機栄養条件のうちカルシウム(Ca)が...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(77)
摘要 高カルシウム(Ca)栄養条件がトマト青枯病抵抗性の高度発現に関与することから、被覆カルシウム資材の施用ならびに養液土耕方式によるCa供給の影響を圃場栽培規模で検討したところ、Ca不足によって生...
摘要 DNA多型を利用して野菜における諸形質の遺伝を解析し、育種に応用する。ナスについては青枯病抵抗性遺伝子座、単為結果性を支配する遺伝子座の、トマトについては青枯病抵抗性遺伝子座の解析をめざす。ハ...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(83)
摘要 トマトのカルシウム(Ca)栄養条件は青枯病抵抗性の発現に関与し、土耕栽培における効果的なCa供給のために高濃度(12mM)のCaを灌水施用すると発病が抑制された。しかし、生理障害を生じない濃度...
野菜・花きの栄養環境制御による病害軽減技術の開発およびその機構解明(286)
摘要 トマト体内のカルシウム(Ca)栄養条件は青枯病の発病抑制に関与し、水耕栽培では菌接種後0~4日までの高Ca処理で発病が抑制されるが、地上部病徴確認後の高Ca処理は発病遅延効果があるものの発病抑...
摘要 トマト青枯病抵抗性遺伝子のRAPDマーカーの有効性を検定した。F2世代99個体を圃場検定した結果、青枯病抵抗性の程度は幅広い分布を示し、内9個体が強度抵抗性を示した。個体の抵抗性指数と各RAP...
摘要 トマト・ナス青枯病に対する物理的、化学的、耕種的、生物的防除並びに総合防除について検討した。2病害とも、根圏を隔離する遮根シートを使用すると単独処理で有効な防除効果を示した。台木の発病抑制効果...