摘要 目的:生産者、民間企業、研究機関、高等教育機関、行政が連携しながら、地域資源を活かした既存特産品の付加価値向上技術の開発と新たな観光資源となる特産品の導入・開発することで、『熊野古道』をアピー...
摘要 増殖場造成の基礎資料となるヒラメ稚魚収容力の評価を目的とした。若狭和田浜において成育場とその沖側の岩礁周辺域のヒラメ密度,摂餌状況を調査し,岩礁周辺域は,成育場からの移出過程で利用されるととも...
コウライアカシタビラメ0歳魚の分布生態からみた人工種苗の放流条件(46)
摘要 10年度はコウライアカシタビラメ0歳魚の分布移動について検討し、水深10m以浅の海域が成育場であり、成長に伴い10月頃には沖合域へ移動すること、干潮時には澪に集積することを示した。11年度には、これま...
内分泌かく乱物質が内湾干潟域に生息する底魚類の再生産に与える影響実態の把握(40)
摘要 トビハゼとコウライアカシタビラメを有明海湾奥部で採集し、内分泌かく乱物質の影響指標物質(ビテロゲニン)を測定するため、両魚種のELISA法による測定系を確立した。トビハゼでは、雌雄別に毎月1回1年...
摘要 漁場の持続的生産を確保するためのモデル開発を目的として、モデル海域の玄海灘海域、五島周辺海域および薩南海域で、それぞれカタクチイワシ、カタクチイワシ、マアジを鍵種とした年4回の調査を行い、水質...
摘要 水産生物遺伝資源保存事業の一環として、アマノリ類の糸状体を継代培養で保存している。12年度は新たに熊本県天草にて採集したアサクサノリおよびイチマツノリを加えた。保存株のうち、養殖品種フタマタスサ...
摘要 有明海でタイラギの成育状況調査を福岡県と共同で毎月実施し、夏季に生息密度が著しく減少したことを確認した。また、この時期にタイラギのグリコーゲン含量が減少していたことや底層の水質環境が悪化してい...
摘要 海域の生物多様性の保全に配慮したヒラメ放流技術の改良を目的とした。放流後の種内競争や共存生物への影響の程度は餌環境に規定されるため,放流の前提として餌生物環境を把握することの重要性を示した。放...
摘要 天然種苗の利用によるイセエビの養殖化の可能性を探る目的で、天然ポストラーバの大量採集手法の検討、本種分布北限域である県北域での無効分散(着底)の実態評価、及びポストラーバから稚エビまでの飼育方...
摘要 マダイとヒラメの東シナ海・日本海西系群について、県ごとに推定された漁業種類別漁獲量と年齢別漁獲尾数データに基づいた資源評価を行った結果、両種とも明瞭な再生産関係は認められなかったものの、近年の...
摘要 九州および周辺地域から暖地性野生きのこを収集し,分類学的検討を加えた。九州各地域および国内、海外で野生きのこの調査を行い、千点の乾燥標本と、200点の菌株を収集した。奄美大島で採集したナラタケ...
摘要 岩礁、干潟、砂浜など九州西岸の多様な沿岸環境に生息するマダイやヒラメなど沿岸重要資源を対象として、それらの合理的かつ環境に調和した維持・管理技術の開発、及び資源変動機構の解明に資するため、生物...
摘要 イセエビの幼生期間はおよそ1年間という長期に及び、その間、水質や餌など飼育環境を適正に維持・管理することが難しく、人工種苗の量産化は実現していない。これが、世界的に注目されている本種の養殖化や...
摘要 研究実施計画に基づき成果をとりまとめ、現場で活用することを目的として認定された本課題では、海産魚では最も多くの人工種苗が放流されているヒラメを対象種として、海域の生物多様性の保全に配慮した放流...
摘要 11年度は10年度に引き続き、情報収集の一環として九州北岸域の飛行調査を行い、又、昭和54年から平成9年までの海域赤潮発生状況を取りまとめ、九州海域の赤潮発生状況として報告した。栄養塩については、富...
摘要 水産生物遺伝資源保存事業の一環として、アマノリ類の糸状体を継代培養で保存している。11年度は新たに沖縄県宜野湾市で採集した野生のアマノリ葉状体より分離した糸状体1系統と、佐賀県より受入したスサビ...
摘要 11年度は主に、9、10年度の陽光丸調査データをもとに、低次生産環境や10年の長江大洪水の東シナ海への影響の解析を行った。五島周辺海域の低次生産環境に関しては栄養塩が豊富な海域でケイ藻類やカイアシ類...
本邦南西水域における大型褐藻類葉状部消失現象の実態解明に関する緊急調査(50)
摘要 10年度の秋以降、長崎県野母崎町地先水域等で大規模に発生したクロメなど大型褐藻類の葉状部消失現象について、水産大学校と長崎県総合水産試験場との共同で調査・実験等を実施した。その結果、11年度は...
摘要 11年度はネットによる採集物を検討した結果、7~8月には第1~5期の幼生が九州西岸沖合域に分布するが、1~2月には全く分布しないことが判明し、イセエビは孵化後数カ月ほどで同水域から移送されること...
内分泌かく乱物質が内湾干潟域に生息する底魚類の再生産に与える影響実態の把握(45)
摘要 分布域、近縁種の既存抗体の有無、標本入手の確実性をもとに異体類、ハゼ類等の7魚種を選定し、季節別に血液、肝臓、生殖腺等の試料を収集し、分析及び組織観察用に凍結及び固定保存した。コウライアカシタ...