国産果実の新たな需要を喚起する育種素材の創出と品質制御および加工技術の開発(ビワ等における新形質、鮮度保持に関する実証研究)
摘要 果実の酵素剥皮を応用し、ビワにおける加工適性の評価と新たな加工関連技術を開発する。
摘要 なつたより」などを用いて、誘引や剪定などの実施時期等の見直しを行い、省力的な栽培技術を開発する。また、平成28年に発生した「渋み果」の原因の究明と対策技術を確立する。
果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (1) 常緑果樹の高品質安定生産技術の確立 ウ ビワ
摘要 目的:香川の新しいブランド「さぬき讃フルーツ」を推進するため、オリジナリティ豊かな品種を開発するとともに、安定的に生産するための技術、低コスト技術、高付加価値技術を開発する。 成果:ビワ7品種に...
イチジク新品種の育成 1)野生種イヌビワとの種間交雑体を利用したイチジク株枯病抵抗性台木新品種の開発
摘要 目的:イヌビワ由来の抵抗性遺伝子を導入したイチジク株枯病抵抗性台木を開発する。 成果:抵抗性台木3系統を「とよみつひめ」に接ぎ木し、親和性や栽培特性の評価を行った。その結果、「励広台1号」台木...
果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (3) 新しい病害虫管理技術
摘要 目的:香川の新しいブランド「さぬき讃フルーツ」を推進するため、オリジナリティ豊かな品種を開発するとともに、安定的に生産するための技術、低コスト技術、高付加価値技術を開発する。 成果:ビワのビワ...
摘要 目的:新害虫であるビワキジラミは、2018年より本県で生息が確認されており、本種の加害によりビワ果実にすす症状が発生し商品価値を低下させる。そこで、県内での発生地域および発生生態を解明するとともに...
摘要 ビワキジラミは新規害虫のため、生態も不明な点が多く、防除法の早急な確立が必要である。本県におけるビワキジラミの発生地域を特定し、産地の栽培実態に合わせた効果的な防除法を構築することで、淡路島特...
摘要 イチジクは早期成園化でき収益性が高いため、全国的に栽培面積が増加している樹種である。その栽培において最も深刻な問題は株枯病である。抵抗性台木の普及も進んでいるが罹病性のため最終的に枯死に到る。...
摘要 目的:麦・大豆の品種選定については、奨励品種決定調査で栽培特性等の確認を行っているが、現地での適応性および実需者による加工適性評価も必要である。このことから、麦の有望品種・系統の現地ほ場におけ...
菌茸に関する素材開発研究 1)きのこの害菌・害虫、生育障害発生抑制技術の開発 ア 害菌対策技術の開発
摘要 目的:きのこ栽培における害菌の発生要因を解明し、防除技術を開発する。 成果:「エノキタケ・ブナシメジ栽培施設における害菌の調査方法及びわたかび病菌選択培地の開発」及び「エノキタケ栽培施設におけ...
摘要 ビワ果実への接種試験では5月1日から幼果を加害する可能性が示され、本年度の発生状況から平年より気温の高かった4月末~5月上旬にカメムシの飛来が多く薬剤防除の必要性が示された。夏季のヒノキ樹に...
摘要 施設栽培向け有望系統「千葉L1号」は品種登録出願候補として承認され、登録に向けたデータ収集を行った。露地向け有望系統「千葉L2号」は糖度は高く良食味であるが、耐寒性が対照品種「大房」より劣って...
摘要 長崎県農林技術開発センター育成のビワ「長崎25号」、「長崎28号」~「長崎33号」の7系統について、樹体、果実品質を調査したところ、「長崎25号」及び「長崎28号」は特に秀でた特性がないため試験中止と...
摘要 強風に強い低樹高・二本主枝栽培の早期成園化を目的とした大苗の育成技術を開発する。ポットの大きさが苗木の生育に及ぼす影響について、植え付け3か月後時点では40cmポットは30cm及び18cmポットと比較し...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 5 ビワ産地の早期復旧・復興を可能にする栽培技術の開発 (1)強風害、潮風害からの樹勢回復方法の検証
摘要 露地の5年生「田中」を人為的に倒伏させ、6日後及び10日後に樹を起こしたところ、ともに倒伏99日時点で葉数が1~2割程度減少した。また、倒伏前の樹勢が強かった樹は葉数の減少割合が比較的大きかった...
摘要 ビワ白紋羽病発病圃場における防除法を確立するため、汚発病圃場において消毒を行ったところ、白紋羽病菌に対する還元消毒の効果はあるが傾斜地においてムラが出やすいこと、高温水処理の消毒効果が高いこ...
摘要 盛土に隣接圃場の新土を客土して苗木を定植した区では、定植2年目以降は無客土区より幹周が太く、葉数が多くなる傾向がみられた。また、バーク堆肥、赤玉土、赤土を均等に混合して客土として用いた区、赤...
摘要 所内圃場及び現地の29カ所について12月末~3月上旬にかけて10分間隔で気温の測定を行い、うち19カ所では果実の寒害調査を実施した。最低気温は0.2~-4.7℃と圃場による差が大きく、地形、傾斜角度、標高が...
摘要 主要品種「大房」の幼果の発育ステージと寒害の発生の関係についてインキュベータ及び野外での試験により調査したところ、野外では放射冷却により幼果温度が気温より低く推移し、寒害が発生するとされる温...
摘要 低樹高栽培を目的とし、本年は樹の定植及び育成を行った。樹の生育ではマルチ展張及び液肥施用で生育が無処理より良好であり、早期成木化に有効と考えられた。また、若木の主幹を半分切断し樹を傾斜させて...