摘要 温暖なリンゴ産地にあたる本県のリンゴ栽培現場では、春期の凍霜害梅雨明け後の猛暑、台風、冬期の凍害など近年の激しい気象変動により安定した生産が難しくなりつつある。また、樹齢の古い園地では、高樹...
担い手不足に対応したりんごの省力栽培及び安定供給技術に関する試験・研究開発
摘要 目的:省力栽培技術及び安定供給技術を開発するため、①樹形及び栽培管理方法、②長期貯蔵技術を明らかにする、 成果:①半密植栽培は3年目で結実し始め、データを蓄積する。高密植栽培も3年目で樹冠の拡大が...
摘要 目的:県内で栽培されている果樹類について、安定生産に寄与できる果樹園の土壌管理及び施肥改善技術を開発する。 成果:台木をM.9ナガノとした場合のりんご品種別の施肥時期について調査を進めた。品種によ...
摘要 目的:近年、暖秋や暖冬の年が増加傾向にあり、モモやリンゴに主幹凍害による樹勢衰弱や枯死が増えているため、凍害が発生する危険性の高い時期や主幹部で発生しやすい位置を検討した。、成果:モモの耐凍性...
摘要 目的:リンゴおよびモモでの樹体凍害の発生軽減技術の開発、被覆資材の検討を行う。 、成果:アルミ蒸着フィルムと気泡緩衝資材を組み合わせて樹体被覆すると稲わらと同程度の保温効果と昇温抑制効果が認め...
摘要 目的:リンゴおよびモモでの樹体凍害の発生軽減技術の開発、被覆資材の検討を行う。 、成果:樹体の耐凍性簡易評価法として電解質融出法が有効であることを明かにした。白塗剤や稲わら被覆に替わる新たな凍...
摘要 目的:果実温を計測するためには計測機器を必要とするが、長期間の設置はできず、コストも要する。そこで、当研究所の気象観測値(最高気温、日射量)から果実温を推定する。成果:果実温は、最高気温と日射量...
摘要 目的:リンゴおよびモモでの樹体凍害の発生軽減技術の開発、被覆資材の検討を行う。、成果:樹体の耐凍性簡易評価法として電解質融出法が有効であることを明かにした。
4 地球温暖化に対応した農作物の安定生産技術の開発 1)りんごの果実日焼け及び樹体凍害の発生条件の解明と防止技術の確立 (2) 樹体凍害の発生条件の解明と防止技術の確立
摘要 目的:凍害は、暖冬少雪や春先の急激な雪解けによって樹体に強い日射を受け、早い時期から樹皮温度が上昇し、耐凍性が低下した後、低温に遭遇することで発生すると考えられている。しかし、過去に凍害があっ...
摘要 目的:一般流通しているぶどう用の笠をかけることによって、日焼け果を軽減できる可能性があったものの、着色への悪影響があった。そこで、ぶどう用笠を利用しながら着色向上を図る方法を検討する。成果:‘...
摘要 目的:日焼けは、果実への直射光をネットあるい果実袋で遮ることで、発生を軽減できるとされる。そこで、寒冷紗による防止法を検討する。成果:遮光率の高い寒冷紗をかけることにより、気温の上昇及び紫外線...
摘要 目的:果実温の計測は計測機器の購入費や設置の手間などがあり容易にできない。そこで、安価でしかも簡便な方法で果実温が分かるかどうか検討する。成果:温度管理示温材である数字サーモワッペンを果実に貼...
摘要 目的:海外では、石灰資材等の散布により、軽減を図っている。そこで、現在、我が国で流通している散布資材や開発中の資材による軽減法を検討する。成果:本年は、7月以降、猛暑日が1日、真夏日が33日あっ...
摘要 目的:露地に比べ高温条件下で、かつ紫外線の影響をみるため紫外線透過量をかえたビニールハウス内で管理し、日焼け果の発生状況を調査する。成果:日焼け果の発生は、紫外線量が大幅に少ない区で‘つがる’で...
摘要 目的:日焼けの発生は、高温と果実への直射光、特に紫外線(UV-B)が当たることが要因とされている。そこで、日焼けを発生させる光質を特定するため紫外線又は近赤外線の透過率が異なる笠をかけ、日焼け果の発...
摘要 目的:日焼けの発生は、高温と果実への直射光、特に紫外線(UV-B)が当たることが要因とされている。そこで、日焼けを発生させる気象条件を特定するため暴露期間をかえ、日焼け果の発生状況を調査する。成果:...
北陸の気象・重粘土壌条件下での高商品性省力果樹栽培技術の開発
摘要 (1)リンゴでは、JM7台木「ふじ」について、水田転換畑での開園に向けた排水基準を策定した。また、樹勢衰弱の問題について、再現試験により原因が凍害であることを解明した。西洋ナシでは、植傷みを防止...
摘要 目的:猛暑日(晴天日)が頻発すると、果実に日焼けが多発し、商品化率を著しく下げる可能性がある。日焼けの発生は、高温と果実への直射光、特に紫外線(UV-B)が当たることが要因とされている。そこで、時期別...
リンゴわい化栽培向け優良大苗の生産・規格検定・流通技術の開発 2.大苗の規格基準と規格検定技術の開発
摘要 これまでに開発された栄養診断技術を用いて、サイズばかりでなく内部品質も含めた規格基準の策定と簡易な検定技術の開発及びその実証を行う。(1)リンゴでのデンプン濃度測定法を確立した。(2)苗の耐凍性は...