マーケットニーズに基づいた有機野菜の探索と安定生産技術の確立
摘要 ■目的:有機野菜の一定ロットを生産可能とする産地形成モデルの構築のため、省力安定かつ高品質生産技術の確立を目指す。そこで、水田ほ場を利用したマーケットニーズの高い品目の安定生産技術を確立し、有...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [15] 農業の環境負荷軽減化技術の開発 2 有機農業技術の調査及び解析 (2)ニンジンしみ症の発生が抑制されている有機栽培圃場の病害抑制要因の解明
摘要 現地の複数の有機及び慣行栽培圃場にて、各圃場の耕種概要の聞き取るとともに収穫物のしみ症の発生実態を調査した。また、土壌の化学性、物理性、生物性を調査した。その結果、圃場土壌のしみ症原因菌汚染...
県内有機農業の取組面積を拡大するための有機栽培法の開発【行政施策】
摘要 目的:園芸分野における有機農業の取組・面積拡大を図るため、有機園芸作のモデル的な実証を提示する。 成果:春まきニンジンではマルチ栽培により雑草抑制、間引き・除草作業の短縮が可能で、株立ちが安定...
高冷地有機栽培における夏播きニンジンの有望品種と苗立率向上対策
摘要 総合農業技術センター成果発表会
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [15] 農業の環境負荷軽減化技術の開発 2 有機農業技術の調査及び解析 (2)ニンジンしみ症の発生が抑制されている有機栽培圃場の病害抑制要因の解明
摘要 複数のニンジン有機栽培圃場及び慣行栽培圃場の耕種概要を生産者から聞き取るとともに収穫物調査を実施した。その結果、慣行栽培圃場(品種:愛紅)のしみ症発生率が29~67%であったのに対し、同一品種を...
13有機農業栽培技術の確立 (1)野菜における有機農業栽培技術の検証
摘要 目的:先進事例を調査することにより野菜類の有機栽培技術を評価する。有機質資材の施用による環境への影響を評価する。 成果:調査農家において、ピーマン、ばれいしょの収量は少なく、だいこんの収量は多...
摘要 目的:本県有機農業の取組は一部の農業者に限られ、特に園芸分野の取組はごくわずかである。有機農業の面積拡大を支援するため、有機園芸作のモデル的な実証を提示する。また水稲有機栽培面積を拡大するため...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、a) カンショから分離した窒素固定エンドファイトBradyrhizobium属AT1株から、抗生物質二重耐性株を再分離した。その耐性株を用い...
摘要 栽培法が作物の品質に与える影響を解析するため,リンゴ、シソなど香気成分の網羅的解析を行い,ヘキサナール、2-ヘキセナール、サリチル酸エステルなどの緑の香り成分や抗菌物質等の二次代謝産物が有機農産...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、a)有機栽培イネ「コシヒカリ」体内より、窒素固定エンドファイトを分離、同定した。根由来40株と地上部由来8株の多数の窒素固定...
摘要 目的:生ゴミと家畜ふんを攪拌混合し発酵させ、メタンガスを採集した後の残渣である発酵消化液は窒素とカリを多く含む液肥として有効利用が求められている。そこで、この液肥の適用性を明らかにする。 、...
摘要 有機農産物に普遍的な含有成分の特性を明らかにするため、現地圃場および精密圃場において有機および慣行栽培された各種野菜類の低分子水溶成分をガスクロマトグラフ質量分析装置等により網羅的に解析し、栽...
摘要 シソにおいてハダニの加害により劇的なペリラアルデヒドの減少とヘキサアルデヒドの増加が認められ、リンゴ葉において無農薬区では揮発性抗菌物質(安息香酸メチルなど)が増加すること、ニンジンにおいて岐...
摘要 先進農家が実施する有機栽培技術のメカニズムの科学的解明と有機輪作生産技術体系の構築については、田畑輪換を活用した水田作では、移植時の米ぬか散布や株間の短縮等により、雑草乾物重の増加が顕著に抑制...
有機栽培等による野菜の品質向上技術の開発と品質評価手法の確立
摘要 成果:ミズナ、ニンジン、ホウレンソウを用い、有機栽培土壌と普通栽培土壌において肥料の質を変えて品質を検討した結果、糖等の内容成分が肥効に大きく影響されること及びニンジンは有機態チッソを吸収しや...
摘要 成果:輪作体系による野菜の有機栽培を行った結果、比較的品質も良く収量が上がったのはエダマメやホウレンソウ、シュンギク等の葉茎菜類、ニンジンである。また、コマツナやホウレンソウの硝酸イオン濃度は...
摘要 現地圃場を含むトマトおよびリンゴの代謝成分(香気,水溶性成分)を分析し、各圃場・品種を反映した成分組成の変化を確認した。リンゴでは官能評価との関連が明らかになった。6種類のニンジンの嗜好性アンケ...
植物内生微生物群集解析等を利用した有機栽培圃場の微生物特性の解明
摘要 十勝管内における有機栽培の主要作物であるジャガイモ、ニンジン、ダイズ等についてサンプリングを行い、多くの試料を得ることができた。また、ジャガイモの各種組織を用いて植物共生細菌の群集構造解析法を...
摘要 農耕地の適正管理のための土壌診断手法の開発では、1)全国の長期資材連用試験のデータベースを利用して、昨年度までに示した土壌全炭素の経年変化を表す帰納式をもとに、土壌全炭素の変動予測手法を開発し...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...