環境保全型農業の確立 1 有機質資材による持続可能な農業技術の確立 (2)鶏糞を中心とした施肥体系の改良及び短期間での物理性改善を目指した栽培実証
摘要 鶏ふんを2t/10aまたは0.5t/10aを連用した有機栽培体系において、夏秋トマトを栽培した結果、収量はいずれも化成肥料単用区に及ばなかったが、鶏ふん2t/10a施用区では化成単用区に近い収量が得られた。地下...
摘要 目的:地場産品である菊間瓦から作成したセラミック培地について、有機野菜栽培に適した配合割合などを検討する。 成果:中粒を主とした培地でトマトを育苗した結果、生育に問題はなかった。また、細粒・中...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [15] 農業の環境負荷軽減化技術の開発 2 有機農業技術の調査及び解析 (2)南房総地域の有機野菜栽培における病害虫及び土着天敵類の発生実態の解明
摘要 南房総地域の有機野菜栽培における病害虫等の発生実態を明らかにする。本年度は調査を実施しなかった。過去のデータを解析し、夏作のトマト、ナスでは微小害虫の発生は少なく、土着天敵が働いている可能性...
5 環境保全型農業の確立、1.果菜・葉菜類の有機栽培におけるマメ科緑肥の利用技術、(2)鋤込みによる後作夏秋トマトへの影響
摘要 緑肥鋤込み後の夏秋トマトでは、花房高さや平均節間長、茎径において播種法の違いは判然としなかったものの、緑肥なし条件よりも緑肥や施肥条件で生育が良い傾向だった。トマトの総重量は、緑肥なし施肥1)...
摘要 目的:開発中の有機液肥の製造方法を見直すことで肥効向上と生産費低減を図り、特に育苗期における生育停滞や生育ムラを回避すると共に液肥の市場価値向上を図る。、得られた成果:①開発中の有機液肥は野菜...
摘要 作物の生産性と相関を有する微生物指標の探索に関しては、_x000D_ a) プロテアーゼ生産細菌群集のクローニング解析により、有機圃場では慣行圃場に比べて、Bacillus vietnamensis及びB. thuringiensisに近縁...
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、 a) ムギ類リビングマルチダイズ栽培の技術マニュアルの増補改訂版を公開した。 b) 篩下くずダイズを緑肥として用いる省化学肥料コムギ栽培体...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 本道における有機栽培の振興に資するため,近年増加傾向にある施設野菜の中でも取組事例が多い有機栽培トマトを対象として,その収益性と,有機栽培トマトの導入が経営にもたらす所得増効果と効果が発現する...
有機栽培におけるトマト病害発生抑制に関与する微生物的要因および抑制機構の解明
摘要 土壌管理の違いが土壌微生物相の形成に与える影響や土壌微生物が土壌病害の発生に与える影響を評価するため、炭素源資化性の微生物群集評価への適用性を検討した。その結果、本法はトマト根域微生物群集の特...
摘要 夏秋キュウリ(平坦地) 、 キュウリと生育ステージが適合するニガウリを障壁として混作利用することで、上物収量や上物率がキュウリ単作の場合と比べて向上した。インゲンは生育期間が短く混作作物として...
摘要 本道における有機栽培の振興に資するため,近年増加傾向にある施設野菜の中でも取組事例が多い有機栽培トマトを対象として,その収益性と,有機栽培トマトの導入が経営にもたらす所得増効果と効果が発現す...
摘要 施設野菜の中でも取組事例が多い有機栽培トマトを対象として,その収益性を明らかにする。また,有機栽培トマトの導入が経営にもたらす所得増効果と効果が発現するための経営的な条件を明らかにする。
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、化学肥料・農薬の50%削減リビングマルチダイズ栽培体系を岩手県内の2箇所の農家圃場(奥州市;沖積土・田畑輪換、二戸市;沖積土)で試行し...
有機栽培におけるトマト病害発生抑制に関与する微生物的要因および抑制機構の解明
摘要 有機栽培圃場と慣行栽培圃場における土壌病害の発生程度の違いを比較・推定した。本年度は、茨城県神栖市、行方市、水戸市の有機栽培圃場とその近隣にある慣行栽培圃場からそれぞれ土を採取した。これらの土...
果菜類の有機栽培技術の実証と有機栽培土壌の改善 、(1)夏秋キュウリ(平坦地) 、 、 、 、 、(2)夏秋トマト(高冷地)
摘要 、 、 キュウリとニガウリを混作した2種類の作付け方法で栽培したところ、1株当たり収量は「ニガウリ局所混作」≧「キュウリ単作」≧「ニガウリ交互混作」であった。ニガウリの本作付け法によるアブラムシ...
摘要 1.水稲の有機育苗:有機JAS規格の改定に伴い、生産者は自身で床土を調製して育苗を行う必要がある。そこで、有機質肥料を用いた育苗方法について検討した。その結果、発酵鶏ふん及び乾燥鶏ふんを用いた...
有機栽培におけるトマト病害発生抑制に関与する微生物的要因および抑制機構の解明
摘要 本年度は、有機栽培圃場と慣行栽培圃場の土を用いてトマトを栽培し、トマト茎内から分離されるFusarium属菌の頻度および青枯病の発生程度を比較した。茨城県石岡市にある有機栽培圃場と慣行栽培圃場の土を用...
摘要 現地圃場を含むトマトおよびリンゴの代謝成分(香気,水溶性成分)を分析し、各圃場・品種を反映した成分組成の変化を確認した。リンゴでは官能評価との関連が明らかになった。6種類のニンジンの嗜好性アンケ...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...