
体外成熟家畜卵子の単為発生による胚生産に関する研究(254)
摘要 食肉処理場で採取した豚卵巣から未成熟卵子を回収し、成熟培地(mTCM199)に100μMのBL1(細胞周期に関与するカイネースの抑制剤)を添加し、その後の卵核胞崩壊(GVBD)を調べた。その結果、BL1は豚卵子のCdc...

肉質形質に関与する候補遺伝子の染色体マッピングと多型解析(253)
摘要 と殺後の肉の軟化への関与が示唆されるウシカテプシンLおよびウシカテプシンDの各々の遺伝子について解析を行った。カテプシンL遺伝子について、ウシ品種による出現頻度の違いを検討した。第2イントロン...

摘要 抗病性を始めとする経済形質との関連が示唆されているサイトカインについて、日本国内で飼養されている牛品種内あるいは牛品種間における遺伝子多型の出現頻度の違いを検討した。TNF-α遺伝子のPCR-RFLP解析...

摘要 良質牛肉の低コスト生産のために、乳牛や日本短角種を用いた安定的な双子生産技術や胚移植による黒毛和種子牛生産システムを確立する。FSHならびにPGF2αを用いた過剰排卵処置を日本短角種雌牛6頭に実施し...

摘要 胚移植による子牛生産性向上のためには、胚死滅の原因である妊娠早期の黄体退行を阻止する技術の開発が急務である。近年、正常妊娠の場合、胚が生産する黄体退行阻止因子であるインターフェロン-タウ(IFN-...

摘要 牛精子に、蛍光指示薬であるfura-2/AMを添加して38.5℃で1時間培養して精子内に取り込ませた後、20 μMフォルスコリン、5 mM カフェイン、10 mM ハイポタウリン、あるいは1 mM 塩化ランタンを加えた。添加18...

ホールクロップサイレージ用イネによる地域飼料資源型肉牛生産技術の開発(248)
摘要 飼料としてのイネの特性解明とその調製・貯蔵並びに給与技術を開発する。11年度は、ホールクロップ飼料として問題となる籾殻について、異なる8系統のイネ籾殻の繊維質成分とケイ酸含量を比較したところ、...

寒冷地向きフェストロリウムの安定栽培およびサイレージ調製技術(247)
摘要 フェストロリウムの安定栽培技術および良質ロールベールラップサイレージ調製・貯蔵技術を確立して、東北地域の飼料生産向上を図る。11年度は同じ施肥条件下で、オーチャードグラス(キタミドリ、早生品種...

飼料の調製・加工に伴う窒素成分変化の解明とその栄養的評価(246)
摘要 加熱処理牧草中に生成された褐変物質のルーメン内蛋白質分解に及ぼす影響を検討した。ルーメンフィステル装着牛から採取したルーメン液内で褐変物質をin vitro培養した結果、褐変物質の添加によりルーメン内...

クローン動物のテロメア長ならびにテロメラーゼ活性の推定(257)
摘要 体細胞クローン牛とそのドナー牛、一般牛を用いてテロメアの長さを比較した。筋肉細胞に由来するクローン牛2頭の白血球のテロメアは、同世代の子牛に比べ短かったが、ドナー牛よりは長く、白血球に関しては...

放牧牛の排糞が草地の種多様性と生産性に及ぼす影響の解明(243)
摘要 無施肥放牧草地土壌においても、排糞尿が還元されれば、K以外のN、P、Ca、Mgの各主要成分含量、及びCECで示される保肥力は維持あるいは増加傾向を示した。無施肥処理の上にさらに排糞除去処理を加えると、P...

肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(242)
摘要 シバムギ優占草地の収量性を施肥量と刈取り回数および刈取り高さを変え、5年間調査した。年間乾物収量は採草条件下は1169kg/10a、放牧条件下では868 kg/10aであった。シバムギの被度は採草条件下では79%...

摘要 ササの被陰により草高がササより低い他種の植物の成長が抑制されていること、また、ササによる被陰が取り除かれることにより出現種数が増大することがいえた。また、ササ侵入後の経過時間が短いほど被陰除去...

リードカナリーグラスとアルファルファの資源循環型持続的混播栽培・調製利用技術の開発(239)
摘要 本課題は、リードカナリーグラスとアルファルファのみを対象として実験を行い、リードカナリーグラスは生育初期で地下茎が形成さていない場合でも根に著しく高濃度にフラクトサンを蓄積して越冬態勢を強化す...

寒地型牧草の硝酸態窒素蓄積要因の解明と転換畑における栽培技術の開発(238)
摘要 窒素施用量で15kg/10aの施肥と30日毎の刈取りを生育期間中行った結果,リ-ドカナリ-グラスはオ-チャ-ドグラスに比べて乾物重の増加が大きく,粗蛋白質と硝酸態窒素および無機塩類の含有率も高いことが...

摘要 春播区と秋播区で,フェストロリウム(FL)品種と他草種の乾物収量の相対順位に大きな違いが見られた。FL品種は秋播区では全般に高い順位にあるが,春播区ではトールフェスクやオーチャードグラスに比較...

摘要 ヒルガオの栄養繁殖器官である根茎の制御法として,作物収穫後の休閑期の耕起によって,低温・乾燥条件に曝し枯死させることが考えられる。トウモロコシ収穫後の10月中旬,11月中旬,12月中旬に根茎を野外圃...

ハーブ類混生草地の造成による高栄養粗飼料生産技術の開発(234)
摘要 飼料用ハーブの窒素施肥反応について検討し、チコリーとヘラオオバコは窒素施肥反応が低く、多窒素条件下では吸収された窒素が硝酸態窒素として蓄積されることを明らかにした。また、北部東北地域のヘラオオ...

刈り取り時期がチモシー草地の植生と品質に及ぼす影響(232)
摘要 東北地域の高標高の草地は刈り遅れることが多く,また冬季環境が厳しい。このような条件では,東北で一般的に用いられてきたオーチャードグラス(OG)では,植生や品質の悪化が見られることから,OGに比...

トリフォリューム近縁種からシロクローバへの耐干性及び耐暑性の導入(231)
摘要 シロクローバ(Trifolium repens, 2n=32, Tr)へ耐暑性及び耐干性を導入する目的でクローバ近縁種T.occidentale(2n=16,To)及びT.uniflorum(2n=32,Tu)との種間雑種の作出を行う。11年度はシロクローバと2近...