摘要 ポリネーターとして有望と考えられた、オーストラリアのTrigona carbonariaとパラグアイ のScaptotrigona bipunctataの2種のハリナシミツバチについて、ナス、キュウリ、ピーマン、シシトウが栽培されてい...
放射線照射による「刺さないミツバチ」品種の作成とその遺伝機構の解明(40)
摘要 「刺さない」形質をもった女王の出現率と、照射時期(移虫後の日数(発育日令))および照射線量の大きさとの関係を明らかにした。また「刺さない」形質をもった女王のコロニーを8群造成でき、その内4群で...
摘要 海外及び国内における動物遺伝資源の探索調査、特性調査法の開発と特性情報の収集、動物遺伝資源の保存と有効活用に関する国際的な情報交換を行うことを目的として行われた。海外探索では10年度はベトナム...
摘要 サヤダイコンは莢を利用する野菜で、タイからパキスタンにかけての山岳地帯で栽培されている。日本には莢を利用するアブラナ科野菜はこれまでにない。本課題では亜熱帯地域での新規野菜としての利用を目的に...
改変遺伝子導入昆虫を利用した環境調和型害虫防除の研究(28)
摘要 ミツバチ卵にピギーバック因子ベクターでGFP遺伝子を導入し、計65の女王を得、そのうち32匹が産卵した。それらの女王の後代で眼に蛍光を示すものはなかった。またセイヨウオオマルハナバチへのマイクロイン...
放射線照射による「刺さないミツバチ」品種の作成とその遺伝機構の解明(38)
摘要 γ線照射の人為的突然変異利用による「刺さないミツバチ」の作出法には、1)女王成体への照射、2)個体発育途上での照射、の2つの手法がある。12年度は、発育途上への照射により、「刺さないミツバチ」...
高次真社会性昆虫の有用形質の特定および群殖技術の開発(39)
摘要 高次真社会性昆虫類に属し、熱帯・亜熱帯地域にのみ自然生息するハリナシミツバチ類(Meliponinae)は、南米等では千年以上もの飼養歴史をもつ。我が国での施設栽培におけるポリネーター(花粉媒介者)とし...
摘要 可動因子(マリナー因子、piggybac、minos、hermes)の形質転換ベクターとしての有効性を検討するため、切り出し活性試験(プラスミッドに組み込まれた可動因子が卵中で、プラスミッドから切り出される割合...
摘要 海外探索ではインドネシアの鶏のDNAを採取し遺伝的多様性を明らかにするため、「インドネシアにおける家禽類の調査」および、パラグアイにおけるハリナシミツバチ類の養蜂の実態の調査及び探索・導入を行...
膜翅目昆虫におけるトランスポゾンの維持機構の解明と宿主への影響(23)
摘要 マリナー様因子はミツバチ属ではセイヨウミツバチのみに存在していた。これに対し、マルハナバチ属ではすべての種に存在し、その塩基配列を元に書いた系統樹は一般的な系統関係と一致した。このことからマル...
放射線照射による「刺さないミツバチ」品種の作成とその遺伝機構の解明
摘要 みつばち研究室では、これまでにガンマ線照射の人為的突然変異利用による「刺さないミツバチ」の作出に成功している。これらの成果に基づき「刺さない形質」の誘発および遺伝機構の解明、さらには遺伝変異部...
摘要 切り出しアッセイの結果、ピギーバックベクターがミツバチ形質転換において有効であること示唆された。またMos因子(活性のあるマリナー因子)をマイクロインジェクション法で卵に導入した。孵化生存率は...
摘要 アスパラガスの採種技術確立試験では、花粉の貯蔵条件、訪花昆虫相を解明し、セイヨウミツバチ(以後、ミツバチ)による受粉法を開発した。ミツバチは全雄系一代雑種採種の花粉媒介昆虫に適し、放飼適期は石...
花粉のDNA分析を用いた送粉動物による植物の遺伝子交流の解明(432)
摘要 1996年にマレーシア・サラワク州ランビル国立公園で観測された開花フタバガキ27種の花の形質と送粉昆虫の関係をまとめた結果、1)オオミツバチ-甲虫類という送粉昆虫の種間変異がフタバガキ科を特徴...
摘要 海外探索及び国内探索の成果を動物遺伝資源探索調査報告書(8号)として刊行した。海外探索については「インド・ネパールにおけるミツバチ類、ハリナシバチ類の遺伝資源としての現状と利用に関する調査」を...
摘要 ミツバチゲノムにおいて可動因子マリナーが切り出されること、この因子が形質転換に有効であることが示唆された。またマリナー因子溶液を女王胸部に注射した場合、50%以上が生存し、それらの女王の生んだ...
膜翅目昆虫におけるトランスポゾンの維持機構の解明と宿主への影響(27)
摘要 PCR法でミツバチ属及びマルハナバチ属でマリナー様因子の調査を行った。ミツバチ属では、セイヨウミツバチ以外ではマリナー様因子で増幅することができなかったが、マルハナバチ属ではすべての種で増幅で...
摘要 2つのガンマ線照射法により「刺さないミツバチ」の作出に成功した。1つは、女王に照射することにより遺伝性のある「刺さないミツバチ」が得られた。この突然変異体の選抜により系続樹立が可能と考えられる...
ニホンミツバチとトウヨウミツバチの系統遺伝学的関係の解明(32)
摘要 PCR法でニホンミツバチのmtDNAの5つの領域を増幅し、それらの増幅産物を9種の制限酵素の切断パターンを比較したところ、対馬を除くとニホンミツバチ亜種内では多型を示さなかった。増幅した領域の...
ニホンミツバチとトウヨウミツバチの系統遺伝学的関係の解明(162)
摘要 日本各地の16地域に韓国、フィリピンを加えた計18地域のトウヨウミツバチのミトコンドリアDNAのCO-IIとtRNA(ロイシン)間の領域をPCR法により増幅し、その配列を求めた。その結果、この...