大豆における開花期耐湿性の育種素材開発と関連マーカーの実用性検証
摘要 目的:温暖化に伴う降雨量増加条件下でも安定生産可能な大豆品種育成に資するため、耐湿性に優れる「植系32号」および新規遺伝資源の後代から耐湿性育種素材を開発するとともに、開花期耐湿性QTLの有効性を検...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.ゲノム情報データベースシステムの運用を行い、年間30万アクセスを維持した。この中で、イネ品種・特性データベ ースの情報をゲノム配列と関連付けるため、63系統の全ゲノム解読情報を公的データベース...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。 成果:冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerについてのMASを実施し...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカーの利用による育種素材の開発
摘要 「エンレイ」系で最も戻し交配が進んでいるのはBC2F4で、3つのQTL領域を持つ可能性がある個体を育成中である。3つのQTL領域を持つBC1F5は54系統育成中であり、草姿等の農業形質が劣悪な数系統については廃...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカーの利用による育種素材の開発
摘要 冠水抵抗性マーカーqStf1、qNod2、qGerの3つが揃った個体を得て、戻し交配に利用した。ペーパータオル法による冠水検定の結果、これらの3マーカーが揃ったF3個体の中に「エンレイ」より高い発芽率を示すも...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。「タマホマレ」×「PT19」の交雑後代を進め、DNAマーカー選抜を実施す...
摘要 1)「F2(NK333×KA5)」から得られた106系統の種子(F3系統)について苗立枯病の発病程度を評価し、抵抗性には複数の遺伝子が関与していることを明らかにした。また、育成系統634系統について、低温条件下で...
生育初期の湿害軽減に関与する冠水抵抗性関連DNAマーカー利用による育種素材の開発
摘要 目的:発芽時の冠水抵抗性QTL領域の近傍マーカーを利用して、抵抗性系統を育成する。また、選抜に用いた各マーカーの有効性を検証する。、成果:冠水抵抗性マーカーでStf1、3、4が揃った可能性のある個体を...
摘要 小麦の色相に及ぼす要因を解明するため、1)小型測色シャーレを使用して1gの小麦粉で測色する方法は、育種の選抜試験などで系統間の相対比較に利用できる可能性を示した。2)胚乳における鉄含量はくすみの...
摘要 i) カルシウム施用の効果は種皮及び子葉の膜構造の安定化によるところが大きいと推定した。ii)湿害抵抗性に関係が深いと考えられる二次通気組織の形成にアトラジン、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)、...
湿害抵抗性大豆の育成(冠水抵抗性品種のスクリーニングと要因の解明)
摘要 水田転換畑における発芽時の湿害を回避するために、種子の冠水抵抗性の要因を解明し、実用的な品種を育成する。 冠水抵抗性遺伝資源「Peking」は種子の吸水開始が遅く、このことが抵抗性の要因と考えら...
摘要 有望系統について、特性および地域における適応性を検討し、奨励品種決定の資とする。 5~6品種系統を供試し、苫前町では2系統が「やや有望」と判定された。風連町については、開花期に甚だしい湿害が発...
摘要 試験目的:虎豆の窒素栄養特性に基づき、土壌肥沃度に対応した窒素施肥技術を開発する。また、早期出荷を目指して、冷涼な北見地方において早期播種、べたがけ資材利用による生育促進、収穫期の前進を図り、...
摘要 水田転換畑における発芽時の湿害を回避するために、種子の冠水抵抗性の要因を解明し、実用的な品種を育成する。冠水抵抗性遺伝資源「Peking」は種子の吸水開始が遅く、このことが抵抗性の要因と考えられた。...
摘要 i)3品種・3年間のデータの統計分析により、子実のカリウム含量が高いほど大麦精麦白度が向上する傾向があり、これが年次変動に関係することを把握した。大麦雲形病抵抗性について、国内に広く分布するレ...
摘要 i)発芽時の冠水による初期生育の抑制は種子が大きいほど著しいことを明らかにした。種子含水率を15%程度に高めることで、冠水による初期生育の抑制は軽減され、特に大粒のものほどその程度が大きいことを確...
摘要 i)蒸切干し用の新品種候補系統として「関東119号」の適性を評価したが、収量性が不十分であり、新品種とすることを断念した。ii)蒸切干し用の新配付系統として、複合病害虫抵抗性を有する「関東125号(旧系...
摘要 目的・背景:ホオズキは、花き類の中でも数少ない系統出荷品目で、県内でも栽培面積も年々伸びてきている。しかし、繁殖は株分けで行われており、繁殖用の株も遺伝的に均一でないところから花形や着花性にば...
摘要 i)冠水ストレスによる障害は種子含水率が高いほど軽減され、品種間の感受性の差異も小さくなることを明らかにした。低水分種子ほど浸漬液中の導電率が高くなる傾向が見られ、浸漬処理中の組織や細胞の破壊が...
摘要 i)大麦閉花受粉性に連鎖するAFLPマーカーを開発した。交配組み合わせにより閉花性が優性になる場合と劣性になる場合があり、これを説明する遺伝モデルを提案した。ii)小麦閉花受粉性系統「U24」を用い遺伝...