イチジク新品種の育成 1)野生種イヌビワとの種間交雑体を利用したイチジク株枯病抵抗性台木新品種の開発
摘要 目的:イヌビワ由来の抵抗性遺伝子を導入したイチジク株枯病抵抗性台木を開発する。 成果:抵抗性台木3系統を「とよみつひめ」に接ぎ木し、親和性や栽培特性の評価を行った。その結果、「励広台1号」台木...
摘要 目的:選抜中の耐病性台木(ウイルス病害に強い台木)に接ぎ木した苗木の生育特性や耐病性、果実品質を明らかにするとともに、効率的な台木の増殖法を開発する。 成果: ・選抜したウイルス病害に強い台木を使...
摘要 目的:新品種「黄香」及び「シナノゴールド」の安定生産技術の確立を目的として、摘果剤利用法、台木親和性、収穫適期判定法等を検討。 成果:県オリジナル品種等優良品種の摘果剤利用技術、収穫適期判定法...
おうとうオリジナル新品種「山形C12号」の高品質安定生産技術の開発
摘要 大玉で着色が良いおうとう新品種「山形C12号」の普及拡大に向け、着果管理、着色管理等の高品質安定生産技術と台木利用技術を開発する。さらに、軽労的な新樹形への適応性を評価する。
摘要 抵抗性クロマツ二次検定合格木の後代実生の抵抗性について把握するため、合格木同士で人工交配を行い抵抗性の高い母樹や花粉親の特定を行う。また、効率の良い採種園管理のための接ぎ木技術の開発を行う。 ...
摘要 目的:リンゴわい性台木JM7及びM26と導入を推進している中生品種との接ぎ木親和性を明らかにする。本年度は、結実2年目となる6年生樹を対象に、樹体生育および生産性等を検討する。 成果:「シナノゴールド...
県内ピーマン産地に適応する線虫抵抗性系統の選抜と土壌消毒法の改良による防除体系開発
摘要 目的:線虫抵抗性系統の選抜、選抜系統の現地適応性の確認を行うとともに、新たなネコブセンチュウ防除技術の開発を行う。 成果:園芸植物育種研究所で育成した線虫抵抗性F₁系統(25系統)から収量・品質に優...
9施設・装置等を活用した省力・快適な生産技術の確立 (4)次世代の果樹栽培法「根圏制御栽培法」導入実践による産地活性化
摘要 目的:果樹類の早期多収技術、高品質果実生産技術、新技術(根圏)導入促進を図るための省力施設の開発、クローン苗供給技術の開発、多様な根圏導入の実証、根圏に携わる人材の育成。 成果:ブドウ根圏制御...
摘要 昭和50年代から導入が進んだリンゴわい化栽培は、当初の経済樹齢が過ぎた現在でも栽培が継続されており、高樹高化や過繁茂により果実品質や作業性が悪化しており、わい化栽培本来の目的である省力化は達成...
ブドウウイルスフリー苗育成供給事業 2 育成個体のウイルス病検定
摘要 令和2年度に接木した台木23個体、供給品種5個体について指標植物の病徴観察およびPCR検定を行い、無毒を確認中である。
摘要 目的:カキ栽培の機械化による省力化を図るため、わい性台木苗を主幹仕立てにした直線的樹形を開発する。 成果:低木なカキ樹を目指した「わい性台主幹形樹」による軽労化を実証し、摘らい剤や自動走行車両...
摘要 目的:モモ台木の「ひだ国府紅しだれ」は、凍害防止に有効なだけでなく、樹高が低く抑えられる特性を持つ。そこで、軽労化(年労働時間約10%減)を目的として、「ひだ国府紅しだれ」台木を用いたモモの低樹...
摘要 イチジクは早期成園化でき収益性が高いため、全国的に栽培面積が増加している樹種である。その栽培において最も深刻な問題は株枯病である。抵抗性台木の普及も進んでいるが罹病性のため最終的に枯死に到る。...
1.受託研究事業 1)育種素材の調査事業 ③果樹の新規育成系統の特性調査
摘要 [目的]国立研究機関等において育成された品種の特性および地域適応性の調査と優良系統の選定 [方法]カキは3系統、ブドウは4系統、カキわい性台木は4品種を調査する。 [結果]カキ‘安芸津26号’は糖度16....
1.イチジクの高品質安定生産技術の開発 1)イチジクの早期出荷のための品種検討 ①夏果品種の適応性の検討
摘要 [目的]奈良県での夏果品種の適応性の検討 [方法]夏果用品種3品種について果実品質、収量を調査する。 [結果]‘コナドリア’と‘ビオレドーフィン’は2020年3月に‘セレスト’を台木として接ぎ挿しして苗木を...
摘要 目的:ウンシュウミカン優良系統の探索、カンキツ新品種の育成、農研機構果樹研究所育成系統の適応性検定試験、新品種の栽培試験を行う。 成果:①ウンシュウミカン枝変わり個体のうち、極早生・早生ウンシュ...
摘要 目的:「さくひめ」の大玉高品質生産を行うための着果管理法の開発および収穫適期を明らかにする。また、「さくひめ」の凍害耐性および冬期温暖環境下での生育特性を「日川白鳳」と比較するとともに、凍害耐...
‘ギバル’を中心とするイチジク株枯病に強い台木を利用した‘蓬莱柿’における栽培方法の確立
摘要 ■目的:現在利用可能な台木の中で最も株枯病に強いとされている福岡県育成の‘キバル’を台木とした‘蓬莱柿’の早期成園化技術、仕立て方法及び肥培管理方法を検討する。 また、‘キバル’以外にも株枯病に強いと...
摘要 ■目的:ボタンの日持ち性、芳香性の改善、花色の新規性獲得を目指し、遺伝的距離を基にした種間交雑、種間交配種を用いた交配や放射線照射により得られた個体について選抜を行う。また、花色退化の少ない品...
摘要 ■目的:発芽不良や樹上軟化などの生理障害が発生せず、豊産性かつ貯蔵性に優れ、加工適性の高い渋柿及び、大玉で‘西条’の特徴を備えた完全甘柿の育成する。また、発根促進剤利用と光合成促進によるカキ台木‘...