摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
12.新たな品種開発に向けた材木育種技術の高度化 (2)優良遺伝資源の短期増殖技術の開発 (i) 採種園における結実予測法の開発
摘要 北海道が所管する訓子府,新冠採種園では,育種種子生産林として成熟期を迎えていて,適正な維持管理や更新等により,育種種子の普及率向上と材質等に関する遺伝的改良を計画的に進める必要があるが,カラマ...
12.新たな品種開発に向けた材木育種技術の高度化(2)優良遺伝資源の短期増殖技術の開発 1) 採種園における結実予測法の開発
摘要 北海道が所管する訓子府、新冠採種園では、育種種子生産林として成熟期を迎えていて、適正な維持管理や更新等により、育種種子の普及率向上と材質等に関する遺伝的改良を計画的に進める必要があるが、カラマ...
摘要 インゲンマメを1万ルクス以上の照度(高照度)でエイジ10日以後まで育てると、第一葉の上面表皮細胞はG2期で細胞分裂が止まっている。ところが、約7百ルクスの低照度下でこれを育てると、G1期で止ま...
摘要 11年度までに、高照度の光が葉の上面表皮細胞のDNA複製を引き起こすことを示した。この実験では高照度条件として約1万ルクスの明るさを用いているが、実際の野外の光はこれよりもはるかに強い。そこで、...
摘要 弱光下で展開したインゲンマメ第一葉では、上面表皮細胞の核DNA量は2Cであった。これは通常の光条件下で展開した葉の上面表皮細胞の核DNA量(4C)の半分である。次に、弱光下で第一葉を展開した植...
高シネフリン・高抗酸化成分含有カンキツ系統の作出と利用技術(9)
摘要 シネフリン高含有個体の早期選抜法の確立、シネフリン並びに抗酸化成分高含有系統の選抜、及びフラボノイド類の含有量の評価を目的とした。光条件を考慮して葉中シネフリン含量を測定することで、果皮中のシ...
稲の光合成・物質代謝に関与する生理・遺伝的要因の解析(92)
摘要 栽培稲の物質生産能力を向上させるために、野性稲を含めた遺伝資源の中から物質代謝に関与する主要な形質の遺伝変異を明らかにし、それを制御する要因を明らかにする。本研究では、光化学系■の量子収率を変...
摘要 熱帯原産の稲は強光条件を好み、寡日照環境下では十分な生育が得られない。一方野生イネの中には、寡照条件に適応しているものがあり、寡照耐性の遺伝資源として注目されている。弱光適応の野生イネO.me...
摘要 生育光条件が異なる樹木稚樹の成長特性を検討した。90%光除去下では稚樹の成長は著しく阻害された。それは、ヤブニッケイで最も顕著に現れ、次いでタブ、クスの順であった。このような弱光下で育った稚樹...
摘要 生育条件(温度・光)が異なる樹木苗木に対する光呼吸の影響を検討した。2%酸素濃度及び21%酸素濃度下でのイタヤカエデ芽生えの温度ー光合成反応を比較すると、光合成の最適温度域は2%酸素濃度下で高...
摘要 広葉樹の環境適応性に関して、多くの解決すべき問題が残されている。そこで、本課題では広葉樹稚幼樹の生育環境に対する適応機構を生理学的観点から解明する。本課題は、主として環境調節条件下で行う。異な...
チャ遺伝資源の維持・利用のための効率的増殖技術の開発(37)
摘要 弱勢化した系統の挿し木による更新、遺伝資源利用のための迅速な増殖を図るための効率的な繁殖技術の開発を目的とする。硬化した一番茶新梢から得た挿し穂の切口付近に付傷処理を加え、さらにオーキシンの粉...
摘要 短期間に集中する苗の需要に対応するため、組織培養によって生産した不定胚や幼植物等の保存技術を開発し、苗生産にかかる労力の分散を図る。トマト、アスパラガス等を材料とし試験管内で誘導した不定芽、不...
摘要 サクラの繁殖特性の解明に必要な、開花期の決定要因を解析する目的で、開花期の異なる5品種について、早春の他発休眠状態にある花芽の開花に至る時間に及ぼす温度と光の影響を調べた。その結果、温度と開花...