ゲノム・表現型情報に基づく野菜・花き育種基盤の構築と育種の加速化
摘要 ピーマン、シシトウ等29品種・系統のルテオリン含量を分析し、高含有の育種素材を選定した。また、完熟(赤色)と未熟(緑色)とで比較すると、ほとんどの品種・系統で未熟のルテオリン含量が高いことを明...
トマトの収量・品質性に対する高度遺伝解析系統群の育成と育種素材化
摘要 収量性解析系統群のF10世代183系統、F9世代21系統の採種を行うとともに、F10世代系統を供試した養液栽培による形質調査さらにはQTL解析を実施し、収量性関連形質に対するQTLを多数検出した。また、糖度や総...
にいがた園芸3割アップを支援する生産技術の確立 (ニンジン一粒播種)
摘要 目的:国内外の産地間競争に打ち勝てる野菜や果樹栽培を目指して、安定した高生産技術と新たな作型の確立、流通状況の変化への対応、露地・施設園芸の省力低コスト化技術などを開発する。 計画:(1)流通情勢...
摘要 アスパラガスの夏秋芽の品質向上を目的として、異常茎軽減対策に取り組んだ。ブロッコリーの施肥の量および回数削減を目的に緩効性肥料の利用を検討した。また、育成系統‘三木3号’について、特性および養...
摘要 目的:国内外の産地間競争に打ち勝てる野菜や果樹栽培を目指して、安定した高生産技術と新たな作型の確立、流通状況の変化への対応、露地・施設園芸の省力低コスト化技術などを開発する。計画:(1)流通情勢...
摘要 沖縄支所で開発した省エネルギー型養液栽培装置の現地実証試験のため、タイの野菜栽培研究、養液栽培の現状を調査した。コンケン大学及びチェンマイ大学での野菜研究は耐暑性と耐病害虫性に関する育種研究が...
摘要 1)抵抗性系統の選抜:タイサイ・ハクサイ類のF1・F2の選抜株間の交配系統をセル育苗でCa欠養液栽培し、健全株をポットに鉢上げして活着後再度Ca欠養液で栽培した。‘秦白3号’(直筒型ハクサイ)と...
摘要 ハクサイのカルシウム欠乏症抵抗性系統を育成するため、草型と抵抗性を異にする品種間の交雑後代の抵抗性を、Ca欠養液栽培で検定して遺伝様式を検討するとともに、有望系統・個体を選抜した。交配親品種や...
摘要 ハクサイで被害の大きいCa欠乏症に対する抵抗性系統の育成を目的とする。分離葉にキレート剤を吸収させてCa欠状態とし、生じた障害程度により抵抗性を判定する方法を実用化し、ハクサイと近縁作物各種の...
摘要 Ca欠養液栽培により抵抗性の素材検索を実施した。種子の新旧による発芽の不揃いが発病に影響し、生育の進んだ株の発症程度が高かった。発症指数を生育指数で補正すると検定精度が高まった。チンゲンサイの...
摘要 これまでに開発した養液挿し法により抵抗性を評価された数品種を用いて、Ca欠養液栽培による検定条件を検討し、両法の結果を比較した。その結果、南方型ハクサイの‘捲翠’は黄心系の‘新理想’などより症状発...
摘要 ハクサイゴマ症に対する抵抗性の簡易検定法を開発するため、産地でのゴマ症発生程度を異にする栽培品種を供試し、発症の原因と推定される窒素と重金属の過剰条件について検討した。窒素や重金属濃度を種々に...
摘要 山菜のシオデの大量増殖技術の開発のため、茎頂組織の連続多芽体培養による大量増殖法を開発した。さらに、培地組成の改良および順化環境と培養土の選定によって、活着率を98%に高めることができた。また...