摘要 太田町主要河川の播種直前のラインセンサス法によるカルガモ生息数調査では、10年よりさらに少ない16羽を確認しただけであった。生息密度は0.9羽/kmと非常に低く、直播圃場での被害は問題とならなかった。...
摘要 盛岡試験地付近の北上川における播種時期のカルガモ生息密度は、4年間の平均と標準偏差が10.5±2.2羽/kmで変動係数は21%であった。鳥害防除法の検討では、MA(アントラニル酸塩)の3~5日の繰り返し施用、...
摘要 湛水直播におけるカルガモ害に対する代替餌場設置の効果を、屋外大ケージ内の実験田で試験開始時の葉令、湛水深を変えて検討した。乾籾重の2倍量でカルパー粉衣したキヌヒカリを5.5kg/10aの密度で代かき直...
摘要 11年の乾田直播水田においては、銃器による有害鳥獣駆除の実施を播種後約1週間遅らせたが、これまでと同様に鳥害による苗立ち数の減少は検出されなかった。主な加害鳥であるキジバトは播種後1週間目頃に直播...
摘要 大規模水稲作経営における労働生産性及び水稲直播栽培の安定化を目的とし、生産管理の高性能化、生産資材等のハンドリング及び栽培管理技術を改善し、技術集約型の大規模水稲生産システムの開発を進めた。具...
小麦・大豆作体系を軸とした水田転作省力作業技術の確立(66)
摘要 大豆作の不耕起播種作業を効率よく行うため、中耕培土に用いるロータリカルチベータをベースとした簡易な不耕起播種機を開発した。この不耕起播種機は大豆の播種において十分な性能を有し、かつ麦わら被覆に...
摘要 盛岡試験地付近の北上川のカルガモ生息数は、冬期も播種時期も年次変動は小さかった。遊佐町の播種時期の生息数は337羽で、9年の67%を示した。太田町では町内全域で19羽が確認されただけで、生息密...
小麦・大豆作体系を軸とした水田転作省力作業技術の確立(71)
摘要 10年度は大豆作の中耕・培土・追肥を同時に行うトラクタ用作業機と、小麦作の施肥・播種・除草剤散布を同時に行う作業機を開発した。これにより大豆の中耕・培土・追肥作業および小麦の施肥・播種・除草剤...
摘要 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する歩行用敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置、端押さえローラ等を装備している。敷設作業速度は0....
摘要 直播栽培では移植栽培に比べ精度の高い均平作業が要求され、かつ区画が大型化するほど均平精度の確保が困難になる傾向にある。これが稲の出芽・苗立、生育あるいは鳥害などに大きな影響を及ぼし栽培の成否を...
摘要 作溝器による溝の深さは当日代かきより前日以前の代かき条件の方が深く、また、作業時の水深が浅い方が溝が深かったが、溝が深い条件では播種深度が浅くなる結果鳥害などにより苗立率が低下した。また、機械...
摘要 酸素発生剤紛衣種子の播種(乾籾換算播種量3■/10a)では、出芽率は、80.2%、生育も順調で収量は、540■/10aであった。一方、催芽籾播種では適正な苗立ち数を確保できなかった。その原因の一...
摘要 10年は乾田直播面積を拡大した新利根町太田新田では鳥害による苗立ち数の減少はほとんど認められず、主な加害鳥であるキジバトとスズメは、イネの播種期には主に麦畑で採餌していたことがわかった。11年...
摘要 乾田直播におけるキジバト害を減らすための代替飼料を選択するためにキジバトで餌の選好性を調べた。キジバト6羽を個室に入れ、稲籾と代替餌を与えて選択させ、相対的な選好性を評価した。試験した9種の代...
寒冷地における直播栽培による水稲省力機械化体系の確立(26)
摘要 水稲直播の大幅な省力化・低コスト化を目的とし、東北農試圃場(一筆2ha)において播種・除草剤散布1回・追肥3回の各作業を噴頭回転式広幅散布機を用いて行った。苗立率の向上のために播種後落水を7日...
摘要 太田町における播種直前のラインセンサス法によるカルガモの生息数調査では、全域で19羽が確認されただけであった。生息密度は全調査区域で1.1羽/km、観察個体数が多かった川口川とその支流の真昼川...
摘要 太田町における「あきたこまち」を用いた複粒化種子点播区で、精玄米収量684g/m2と移植並以上の収量を得た。この結果は、播種深度が4~5mmと適正で、播種後の地温が高く推移したこと、鳥害の発生...
摘要 直播栽培では移植栽培に比べ精度の高い均平作業が要求され、かつ区画が大型化するほど均平精度の確保が困難になる傾向にある。これが稲の出芽・苗立、生育あるいは鳥害などに大きな影響を及ぼし栽培の成否を...
摘要 温暖地平担部の水田輪作における実用的な作業法を開発するため、大豆作では早期播種と小麦収穫後不耕起播種を試み、水稲作ではレンゲ鋤込み乾田直播と機械除草を組み合わせた作業法を試み、それぞれ作業上の...
摘要 温暖地における水田輪作を活性化するためには麦及び大豆作の振興が重要であり、とりわけ大豆作の省力機械作業技術の導入が必要である。そこで、大豆・小麦作の播種作業及び大豆作管理作業の軽作業化に取り組...