5.宮崎方式ICM拡大のための高度な土壌管理技術の開発 1)健全な土壌環境を目指す施肥技術の開発 2)県内農耕地土壌の地力変化の実態把握
摘要 ハウス半促成キュウリにおいて、養分集積した土壌における低コストで効率的な液肥施用技術として、窒素肥料の形態の違いと収量・品質との関係を検討した。宮崎市、日南市、えびの市、日向市の定点19地点につ...
摘要 飽差管理ハウスの好湿性病害に対して結露値センサー付き複合制御装置を併用して発生抑制を試みたところ、疫病に対して高い発病抑制効果が認められた。また、現地圃場の調査結果から長段年1作型栽培の場合...
摘要 堆厩肥等の有機性資源を有効活用し、あわせて化学肥料の低減に取り組むことで環境負荷の低減を図りながら高品質な果実生産が可能な施用技術を確立する。
摘要 目的:食品廃棄物等を原料とするメタン発酵施設から副産物として発生する消化液の有効利用を行うため,液状肥料として活用を検討する。 期待される成果:施設立地地域の主要園芸品目(ネギ,コマツナ等)に...
農作物病害虫防除等の新農薬並びに新肥料資材効果確認試験 ③新資材・肥料の特性と肥効に関する試験
摘要 目的:新資材・肥料の特性を把握し,水稲栽培への効果的な利用法について検討する。 成果:1)みやぎ米専用鶏ふん燃焼灰入肥料試験 肥料のリン酸,加里成分の一部が鶏糞燃焼灰である新肥料を施用した場合,...
温暖化に対応した水稲初期生育改善のための水田土壌強還元対策技術の開発
摘要 目的:土壌の強還元を解消するために水管理技術の確立、稲わら腐熟促進や有機物資材等の施用技術を確立する。 成果:落水処理時期が早い区ほど、また落水日数が長い区ほど、回復効果が大きい傾向にあったが...
牧草地の永続性向上と牧草中ミネラルバランスの適正化のための堆肥および土壌改良資材施用技術の確立
摘要 草地更新時に堆肥投入及び飼料用とうもろこし作付けを行い、土壌改良を図ることにより草地の永続性を向上させるとともに、牛の生産性低下の一因となる牧草中カリウム含量の過剰を防ぐための土壌改良資材の...
3農作物の低コスト高生産技術の確立 (2)高密度播種による省力・低コスト稲作技術の確立
摘要 目的:高密度播種育苗について、本県主力3品種に対応した育苗法を確立する。 成果:3品種とも高密度播種苗と慣行苗との差は認められず、高密度播種への適性が確認できた。3品種の高密度播種での適性播種量...
摘要 トマトの長期多段どり栽培における安定生産を可能にする炭酸ガス施用技術を確立する。本年度は炭酸ガス施用による増収効果を明らかにするために、炭酸ガス施用下における温度条件が生育の変化及び乾物生産...
摘要 トマトの長期多段どり栽培における安定生産を可能にする強勢台木の利用技術を確立する。本年度は、強勢台木である「TTM-079」を利用することにより、空洞果は増加したものの、収穫段数が1段増加する、尻...
牧草・飼料作物および畜産環境に関する素材開発研究、2.環境及び安全に配慮した飼料作物栽培技術
摘要 目的:土、草(飼料作物)、家畜の物質循環を適正にコントロールして健康に家畜を飼養するために、飼料作物栽培における家畜ふん堆肥の安全で効果的な施用技術を開発する。、成果:県内産とうもろこしサイレー...
菌類を活用したスギ花粉飛散防止液の高度化と実用的な施用技術の開発
摘要 ・2月上旬の時点で雄花の変色が確認されたのは、本懸濁液を散布した6個体中2個体だった。また、雄花の変色が確認された2個体の平均感染指数も1.2程度と低かった。、本懸濁液を11月散布したスギの花粉飛散量...
7.地域内の肥料や飼料資源を有効に使用するための技術の確立、(1)地域内肥料資源の適正施用技術の確立
摘要 目的:有機物由来の肥料成分を適切に評価することにより、有機物由来の窒素の有効化率を明らかにするともに、リン酸、カリ等の価格の上昇した肥料の代替性について検討し、地域内肥料資源の有効かつ適正な利...
6.有機資源の高付加価値化技術の開発、(1)低塩類堆肥や機能性堆肥の生産・利用技術の確立、(ア)低塩類堆肥や機能性堆肥の生産・利用技術の確立
摘要 目的:オカラ・コーヒー粕堆肥等有機物利用が土壌生物性に及ぼす影響を評価し、有機物が持つ土壌生物性改善効果を利用した機能性堆肥の利用技術を確立する。塩類濃度の低い家畜ふん堆肥の利用技術を確立する...
5.県内の土壌環境を構成する要因の解明と評価、(1)土壌環境の変動要因解明と保全対策の確立
摘要 目的:定期的に土壌環境のモニタリング調査を行い、土壌養分の変化等を把握する。土壌診断データを解析し、施肥適正化のための情報提供を行う。各種生理障害の原因を究明し、対策を立てる。土壌診断事業の円...
摘要 ・先進事例調査を村山管内の2か所で実施し、環境調査の結果、CO2施用が最低400ppmを維持するゼロ濃度差施用が行われ、気温や培地温度の最低管理温度等が明らかになった。、・局所加温として株元加温と培...
水稲・小麦・大豆・野菜による大規模個別型水田高度輪作体系の実証
摘要 目的:、土地利用型の大規模水田作経営における省力化技術として、良食味多収品種を用いたⅤ溝直播による省力水稲栽培、麦の高速播種体系の実証、高速播種機を用いた大豆の狭畦密播栽培を実証する。また、う...
暖地畑における下層土までの肥沃度評価と水・有機性資源活用による土壌管理技術の開発
摘要 下層土までの養分蓄積評価法の開発に関しては、_x000D_ a) 黒ボク土では、家畜ふん堆肥やスラリーの長期多投入に由来するカリウムの下層への移動が速く、下層土に作物に吸収されやすい 交換態として蓄積する...