d.田畑輪換の継続に伴う大豆生産力の低下要因の解明と対策技術の開発
摘要 1)示差走査熱量測定分析に基づき、田畑輪換により土壌からは脂肪族炭素などの直鎖炭素が多い有機物成分が失われる傾向にあるが、大豆栽培直後には、芳香族炭素が多い有機物成分も減少すると推察された。2...
2)水田周辺部に植栽する各種カバープランツの適応性と管理技術、 (1) ハーブ類
摘要 目的:有機栽培、特別栽培等に関連し、水田周辺部に植栽するカバープランツについて検討する。、結果:アップルミントについて、1年で100%被度にするためには、4~5月の挿芽、5~6月の定植。5月定植は11株...
摘要 目的:水田の暗渠を利用した地下灌漑技術は、地下水位、塩水面の制御のみならず、田面水や浸透水の動きも制御するものであり、水温、地温制御などの環境管理の多目的な水管理技術への活用が十分に可能である...
砂質土壌における土壌水分制御による大豆の高品質・安定多収栽培技術の開発
摘要 1.目的、近年、富山県産大豆は収量、品質ともに大幅に低下している。その要因としては生育前半の土壌過湿による生育抑制、生育後半の土壌乾燥による着莢数の減少等、生育期間中の土壌水分によって助長され...
稲わらサイレージおよび食用米副産物等を活用した黒毛和種去勢牛向け発酵TMR調製・給与技術の開発
摘要 1.目的 、 本県の肉用牛肥育経営においては、口蹄疫等の侵入防止のための飼料安全対策や飼料自給率向上の観点から、輸入稲わらから県産わらへの転換が喫緊の課題となっている。しかし、乾燥稲わらは、回...
d.暖地における畑作物加工残さ等地域バイオマスのカスケード利用・地域循環システムの開発
摘要 (1)牛ふん堆肥を直接熱分解方式でガス化する場合、乾物比で25%以上の消石灰を混合することによりガス化の際の溶融を防止できた。また、発生ガス中のアンモニアは冷却と水洗により除去できた。(2)甘しょの茎...
摘要 目的:地下灌漑は暗渠の籾殻疎水材の劣化抑制や転換畑大豆の開花期土壌水分の確保に有効である。そこで今後水田の生産環境を維持するため、多目的活用技術を確立する。結果:水田土壌の乾燥密度と強熱減量と...
水稲を基幹とした土地利用型農業における規模拡大方策と生産体制の確立
摘要 目的:水田農業に立脚した土地利用型大規模経営の技術及び経営構造を明らかにし、生産力形成要因等を解析すると共に、土地利用型大規模経営モデルを構築する。結果:水田作経営においては、米価が低下する中...
砂質土壌における土壌水分制御による大豆の高品質・安定多収栽培技術の開発
摘要 1.目的:近年、富山県産大豆は収量、品質ともに大幅に低下している。その発生要因としては生育前半の土壌過湿による生育抑制、生育後半の土壌乾燥による着莢数の減少等、生育期間中の土壌水分によって助長...
稲わらサイレージおよび食用米副産物等を活用した黒毛和種去勢牛向け発酵TMR調製・給与技術の開発
摘要 1.目的:本県の肉用牛肥育経営においては、口蹄疫等の侵入防止のための飼料安全対策や飼料自給率向上の観点から、輸入稲わらから県産わらへの転換が喫緊の課題となっている。しかし、乾燥稲わらは、回収時...
田畑輪換の継続による土壌肥沃度の低下要因の解明と土壌管理を中心にした対策技術の策定 (1)稲・麦、大豆・麦二毛作における大豆生産力低下要因の解明と対策技術の確立
摘要 目的:麦・大豆の本作化に伴う畑期間の長期化により、土壌の生産力低下や大豆の作柄低迷が懸念されている。そこで、地力や土壌の理化学性など土壌環境の面から、筑後地域の水田転換畑における大豆の作柄変動...
摘要 目的:水田の有効利用のため、地域に適応したヒマワリ栽培技術の開発を行う。結果の概要:1)優良品種及び適作期の選定:油料用では「春りん蔵」「ノースクイーン」「ハイブリッドサンフラワー」などの、食...
摘要 (概要)水田転作作物として栽培されている大豆の乾燥食品への利用拡大を図るため、乳酸菌を活用した脂質の過酸化抑制法を検討した。(成果)県内の発酵食品より分離した乳酸菌で発酵させた豆乳の凍結乾燥品を20...
汎用コンバイン等を利用した飼料イネの低コスト収穫、調製技術の開発
摘要 目的:平坦地水田の飼料イネ麦二毛作経営を対象として、飼料イネの直播栽培技術、高乾物収量の飼料イネ専用品種、堆厩肥の施用による安定多収栽培技術、及び高能率な収穫調製作業技術等を導入し、低コストで...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのよ...
d.田畑輪換の継続に伴う大豆生産力の低下要因の解明と対策技術の開発
摘要 秋田県大仙市、新潟県上越市、富山県富山市、福岡県筑後市から田畑輪換履歴の明らかな土壌を収集し、土壌有機物の消耗過程および土壌窒素肥沃度と可給態微量要素含有量、土壌の分散性、水分保持特性に及ぼす...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 (1)にんにくの周年出荷を目的にした長期保存時品質保持に必要な温度や乾燥条件を明らかにし、現地施設での貯蔵技術の指針になるデータを得ることができた。(2)新しい作型の開発に資するはくさい極晩抽性系統...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作では、稲、麦、大豆を主な対象として、輪作体系としての生産性と収益性の向上を可能にする栽培管理技術、作業技術、肥培管理技術、経営管理技術を開発し、現地における普及を図ることを目的として、...
b.地域条件を活かした飼料用稲低コスト生産技術及び乳牛・肉用牛への給与技術の確立
摘要 飼料用稲低コスト生産技術と乳牛・肉用牛への給与技術の開発が、地域条件を活かして全国で展開された。東北地域では、(1)飼料イネ栽培における未熟堆肥の多投入は、完熟堆肥の多投入に比べて環境に与える影...
摘要 土壌が乾燥することにより1M硝安や0.01M塩酸で抽出される土壌カドミウム(Cd)量が原土に比べて増加すること、及び、この現象は土壌乾燥に伴うマンガン酸化物吸蔵態からのCdの溶出に起因することを明らかに...