摘要 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、秋まき中晩生品種で3月初旬まで、春まき品種で3月中旬までに播種することで、球重200g程度のりん茎が収穫でき、端境期の7~8月収穫が可能であ...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関して、エリアンサス及びススキ類の改良では、a)西南暖地では結実しない機械収穫適性に優れた超多収性のエリアンサス晩生系統「...
飼料用米の低コスト・多収・低投入技術の地域における実証 (5)飼料用米生産の経営的評価
摘要 飼料用米の生産費と目標に対する達成度について,山形,福島,岐阜,鹿児島の各現地実証試験の23年度の結果,作業実態調査,作業日誌等から,提示した.福島県,岐阜県,鹿児島県については,実証試験地ごと...
摘要 地下灌漑システムを用いた転換作物と水稲の収量・品質向上技術を確立するため、上川農業試験場内及び現地圃場において地下灌漑が転換作物の生育、収量、品質に与える影響を調査した。ダイズの成熟期窒素吸収...
摘要 秋から春にかけて複数回畝立て耕起をすることで水生雑草が抑制される「畝立て耕起法」について、そのメカニズムを土壌の乾燥程度、イナワラの分解程度、あるいは水稲の生育促進と、コナギを中心とした雑草発...
環境負荷の低減及び農業生産資材の効率的利用に資する農業機械の開発及び試験評価の高度化
摘要 農業機械・装置の省エネルギー化や化石燃料に代わる新たなエネルギー源の利用に資する農業機械・装置の開発に関して、簡素化・省エネルギー型コンバインでは、2番横送りオーガを改造した簡易な構造の単粒化...
摘要 1)バイオマス由来素材の農業機械・装置への利用技術についてはバイオマスプラスチック(BP)製の操作レバーグリップは、ポリプロピレン製に比べ2年経過しても強度低下が少ないこと等を明らかにした。また...
摘要 目的:豚ぷん堆肥や鶏ふん堆肥の水田での肥効特性と累積効果を解明し,環境と調和したコシヒカリの高品質栽培法を確立する。 成果:(1)鶏ふん堆肥は資材ごとに全窒素量が異なり,含まれる窒素の形態も異...
水田の高度汎用化を目指した地下灌漑システムの利用技術(水田底力プロ3系)
摘要 目的:水田の高度汎用化をはかるため、地下灌漑システムを用いた転換作物と水稲の収量・品質向上技術を確立し、利用指針を作成する。 成果:灌漑によって大豆の根粒着生は高まるが、収量向上効果は明確でな...
麦類・ダイズの不耕起栽培における品質収量を高める栽培管理技術の確立と実証
摘要 目的:低コスト生産が可能な不耕起栽培で,麦類・大豆等の収量品質を高める栽培管理技術を確立し,不耕起栽培を基幹技術とした水稲-麦-大豆の水田輪作技術を構築する。 成果:(1)水稲「コシヒカリ」の...
汎用化水田の機能評価方法と高度利用のためのほ場利用技術の確立
摘要 目的:汎用化水田として水田整備が進められているが,汎用性が低下し,土地利用型作物の生産が困難なほ場が多い。汎用農地としての水田の高度利用を行うため,汎用性の低下要因を解明し,ほ場条件に応じたほ...
d.田畑輪換の継続に伴う大豆生産力の低下要因の解明と対策技術の開発
摘要 田畑輪換に伴う大豆生産力の低下要因の解明では、1)大豆や大麦栽培時に土壌の通気性を左右する粗間隙量(pF1.5以下の孔隙量)の減少は、圃場の排水改善によって緩和されることを明らかにした。一方、砕土...
摘要 冬期乾燥地低地土の水稲栽培において、土壌中の適切な可給態リン酸量・交換性カリ量を維持するためのリン酸・カリ施用量を明らかにして減肥指針を策定することを目的に、リン酸・カリ肥沃度が異なる圃場にて...
摘要 ダイズ・ハクサイに対し常時・乾燥時灌漑を行った。常時・乾燥時灌漑ともにダイズの根粒数は増えたが、増収には至らなかった、常時灌漑では倒伏し品質が低下した。ハクサイは常時灌漑では減収したが、乾燥時...
摘要 1.塩ストレス耐性の分子機構を解明するために、FOXイネ系統での初期及び長期生育における再現性試験を行った。初期生育での耐塩性向上に寄与するものとして有望な系統を8系統選抜した。昨年度選抜した3...
b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発
摘要 米ぬか、稲わら等未利用資源のカスケード利用技術の開発については、1)米ぬか油の精製工程で排出される脱臭スカム油からイオン交換樹脂法により製造したバイオディーゼルの中に、サプリメントに利用される...
a.トマトを中心とした高収益施設生産のための多収、低コスト及び省力化技術の開発
摘要 1)自律分散協調型環境制御システムでは、ネットワーク上の通信文を自動的に解析して、収集データのファイル化、グラフ化、データベース接続を行う機能を有した複合環境制御ソフトウェアを開発し、長期の栽...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)寒地水田転換畑のダイズ不耕起栽培の生産を安定化...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 はくさいの露地越冬どり向け品種の育成では、1)新作型の開発では、既存品種が早期抽だいする中、選抜系統は極晩抽性を示した。2)極晩抽性について、有望な選抜マーカーとなる可能性のある配列を見出した...
寒冷地水田における直播活用等による飼料用米低コスト多収生産技術の確立
摘要 輸入穀物の高騰に対応した自給飼料の生産と、稲作農家の所得確保の観点から、飼料用米の低コスト多収技術を開発する。 県外で育成された飼料専用品種・系統の県内における特性、県内で育成された飼料用糯系...