摘要 1次選抜で得られたシイタケ菌をスギおがこで菌床栽培した結果、菌まわり日数、子実体を収穫するまでの日数、子実体の本数および収量は元株と同程度であった。収穫したシイタケの中から色、形の良いものをい...
摘要 農・林を主要部門とする複合経営の存立基盤を探るために、地域的に農(和牛)・林(乾シイタケ)の複合経営を確立しているといわれる大分県朝地町において経営実態調査を行った。その結果、牧区の利用区域と...
林家の複合作目に関する情報のデータベース化と経営分析(836)
摘要 各種特用林産物に関する国や九州各県の統計資料を分析した結果、竹材は国内生産量の7割が九州産であるが減産傾向にあり、その要因は、用途面での代替品の出現などによるが、環境保全や竹文化の継承のためそ...
摘要 広葉樹林活用と人口扶養力との関係を統計資料及び実態調査をもとに明らかにするとともに、人口扶養力高度化のための条件解明を行った。その結果、農外就業機会に恵まれず有利品目に乏しい四国山間地域におけ...
摘要 スギの心材に含まれている抗菌性物質のフェルギノールは、標品の単離が困難なため、似た化学特性を持つチモールを用いて試験を行った。シイタケプロトプラストの単離・培養に影響を及ぼすと考えられる条件を...
摘要 熊本市立田山、福岡県弥彦山、屋久島、メキシコにおいて約300点の野生きのこを収集し、標本を作成し、50系統の菌株を分離した。屋久島でツガから発生したシイタケは、針葉樹材の培地利用に今後利用でき...
摘要 きのこ類のDNAレベルでの遺伝的性質の解明を行うには、まず多系統のきのこからDNAを抽出する必要があり、そのための簡易抽出法が求められていたが、強力な細胞壁・膜を壊すベンジルクロライドを用いる...
摘要 シイタケ等栽培きのこは、しばしば変異を起こし、重大な問題となっている。本課題では、これらの変異菌株の栄養菌糸、子実体に現れる特性を解明し、これらの性質が菌株に固定された特性かどうかを調べる。さ...
摘要 最近、栽培きのこの種菌が変異を起こし、菌糸の伸長、酵素活性の低下、子実体の収量減少や品質の低下が報告されている。そのため種菌変異の原因を早急に解明する必要がある。本課題では核酸情報によるきのこ...
摘要 Trichodermaの接種による病徴再現試験においては、接種することによる黒腐れ病の再現はできず、むしろ抑える働きがあるようであった。シトネタケを接種した試験においては、供試した榾木すべてに...
摘要 宮崎県諸塚村は林(木材)・林(しいたけ)・農(和牛、茶)からなる農林複合経営が成立している地域である。当地において個別経営調査(戸数18戸)を行い、農林複合経営の存立条件を探ってみた。それによ...
林家の複合作目に関する情報のデータベース化と経営分析(819)
摘要 菌床しいたけ生産者に労働日記帳の記帳を依頼し(経営収支は農協の関連台帳、固定資産は聞き取り調査で把握)、回収資料を用い、菌床しいたけ生産の経済分析を試みた。事例は、水田2ha、菌床なめこ1万袋...
摘要 関東東海地域の標高約800mの中山間地域に所在する養蚕+菌茸類経営(労働力は経営主夫婦+長男の嫁)を対象として、菌茸類導入の要因、経営に占める位置づけ等を検討した。当経営において菌茸類の導入が...
摘要 任意の塩基配列をプライマーとして用いたRAPD法によりきのこ類の品種・系統を識別することを目的として、きのこからDNAを抽出し、きのこの系統識別可能なプライマーの検索を行った。約20系統のシイ...
摘要 試験地を、大分県玖珠町山浦、九州支所内の人工ほだ場および立田山内ほだ場に設け、ヒポクレア・ニグリカンス、トリコデルマ属菌接種による病徴再現試験、月別害菌動向調査、月毎のほだ木重量変動および月毎...
真菌類の病害の同定、生態の解明及び簡易診断法の開発(667)
摘要 各栽培施設からの害菌類の分離を行ったところ、分離される菌の数は各施設とも培養室が少なく、栽培工程が進むにつれ増加し、生育室が最も多かった。両口試験管を用いた対峙培養試験により害菌類の病原性を検...
摘要 千葉県のマッシュルーム、シイタケ、熊本県のナメコ、福岡県のブナシメジの栽培施設からそれぞれ異なる4科4種のダニの発生が確認された。すべての施設で、病害菌の発生も確認された。各発育ステージのコナ...
摘要 1)小国町K集落の森林組合員22戸を調査した。各林家はその林業経営の状況から3つのグループに分類できる。Aグループは農林業以外に収入のほとんどを依存している、Bグループはシイタケや高原野菜など...
林家の複合作目に関する情報のデータベース化と経営分析(681)
摘要 1)国及び県の統計資料等から各種特用林産物の生産量、価格等に関する情報を収集、整理し、データーベース化した。2)新聞等の個別情報ソースから九州地域に関係ある複合作目に関する情報収集を行った。3...
摘要 新たな地域資源活用型農業の展開方向を明らかにするため、町村が独自に新規作目の開発・導入を行っている事例、および農産物の加工や直売の現状について調査を行った。高知県の十和村と大正町ではシイタケや...