摘要 傾斜地の温州ミカンは,省力化の遅れによる生産コスト高や安値により所得が減少している。また,有機物投入量の減少による保肥力の低下や放任園の増加による景観の悪化が進んでいる。そこで,省力・軽労化と...
摘要 i)15年度に試作した積載量200kgのモノレール対応クローラ運搬車のピニオンラック駆動部等を改良し、傾斜35度、曲率半径3mのモノレール上をほぼ安全速度域の0.4~0.85m/sで走行できることを確認した。ii)15年...
摘要 傾斜ハウス・養液システムを利用した夏秋トマトの安定生産技術を開発した。現地での栽培試験の結果、慣行の簡易雨よけ栽培に比較して、平均2倍以上の安定した収量が得られ、殺虫剤の使用量が半分以下に削減...
摘要 13年度に試作した金時ニンジン引抜き機のプロトタイプに、引き抜きユニットの跳ね上げ機構を付加するとともに、補助動力としてDCモータを装着し、小区画圃場の多い現地での実用性の向上を図った結果、現地の...
摘要 i)急峻傾斜地カンキツ園にモノレールと狭幅作業道を組み合わせて導入することにより、防除や運搬作業の能率向上は10%程度であったが、労働負担を大幅に軽減し安全な作業を実現した。ii)大豊町の地図をデジ...
傾斜地域での高付加価値生産に対応した環境保全型作業技術の開発
摘要 i)傾斜耕地での土壌流亡を抑制し土壌物理性向上に効果的な全層破砕処理について、振動式全層破砕機のシャンクの振動によって生じる土層内の破砕状況を個別要素法を用いて予測する数値シミュレーション手法を...
摘要 本研究では、軽労型高品質果実生産技術、急峻傾斜地における軽労化技術および園地保全技術を導入し、中山間カンキツ地域の活性化に生かすことのできるように、各技術開発を体系化し、営農システムを確立する...
傾斜型ハウスにおける作物生産のための軽労化作業技術の開発(78)
摘要 四国中山間地域では、ほ場の基盤整備が遅れているため、少ない平坦地はもとより傾斜地にまで高付加価値生産を目的とした園芸施設が導入されている。しかし、傾斜地では温度等の環境・栽培条件が不均一になり...
摘要 傾斜地小区画の樹園地において管理作業の軽作業化技術を開発するため、ナシ園における白紋羽病防除作業と傾斜地茶園の薬液及び肥料散布作業の機械化技術を検討した。ナシの根域に発生する白紋羽病治癒方法と...
傾斜地域での高付加価値生産に対応した環境保全型作業技術の開発(74)
摘要 傾斜畑での土壌の流亡防止および物理性改善に効果のある全層破砕処理のメカニズムを解明するため、全層破砕処理試験を行った。全層破砕機のシャンクへの破砕抵抗力を解析した結果、左右カーブシャンクへの抵...
傾斜型ハウスにおける作物生産のための軽労化作業技術の開発(88)
摘要 傾斜地での園芸施設の作業負担を軽減するため、養液栽培の導入の可能性について、ベッドの高さが異なる等高線方向栽培用のフロート式湛水栽培装置と、傾斜の異なる傾斜方向栽培用NFT式装置の2種類の栽培装...
摘要 傾斜地小区画の樹園地において管理作業の軽作業化技術を開発するため、棚仕立てナシ園における誘引・土壌管理作業と傾斜地茶園の薬剤・肥料散布作業の機械化技術を検討した。バッテリ式誘引結束機は手作業の...
傾斜地域での高付加価値生産に対応した環境保全型作業技術の開発(84)
摘要 傾斜畑での土壌の流亡防止および物理性改善に効果のある全層破砕処理のメカニズムを解明するため、全層破砕処理試験を行った。その結果、土壌表面隆起高さの測定から、シャンクの間隔は100■の方が140■間隔よ...
摘要 傾斜ハウス内での防除作業の軽労化を図るため、下りには重力を利用し、上りはホース巻き取り力を利用しながら散布するレール懸垂式の防除装置を開発した。その結果、手作業による防除作業にかける時間を15...
摘要 棚田水平連棟ハウスを利用した花き栽培において薬剤散布作業の自動化を図るため、梁構造を利用して棟中央に設置したレールを自動走行するレール式薬剤散布装置を開発した。幅広ブームノズルにより、作物の頭...
摘要 11年度は非破壊選果機を導入しているカンキツ選果場を調査し、施設の故障時の対応に選果施設の各工程を多くの会社で請け負っているプラントでは、時間のかかる傾向にあることを明らかにした。また、非破壊選...
摘要 11年度は、みかんの用途別仕向量及び食糧需給表による消費仕向量の動向からトレンド分析を行い、消費仕向量として2000年では1062万トン、2005年では823万トンと推定した。これらの量を生産...
摘要 急傾斜地森林作業の機械化・軽労化を図るため,急傾斜地での走行性や安全性に優れ,環境にも優しい軌条形ベースマシンの開発が望まれている。そこで,当研究所が有する傾斜地・不整地走行および作業機に関す...
摘要 11年度は、愛媛及び和歌山両試験地において薬剤散布作業を中心に試験を実施し、回行方式及び支線方式の基礎試験機の改良を進めた。回行方式における防除装置は有気噴霧式とし、薬液タンクと散布装置を2両...
摘要 ハウス用の矩形敷地が得にくい中山間傾斜地で、敷地形状に合わせ、安価な建設用資材を用いて建設したハウスの構造強度を有限要素法により検討した。また、傾斜ハウスの内部環境を明らかにするため、上下方向...