摘要 施設栽培トマトにおいて、第1作に熱水土壌消毒、第2作と第3作に熱水土壌消毒の効果低減を補完するD-D・クロルピクリン混合燻蒸剤の植え穴燻蒸と線虫抑制微生物資材の処理を行うことにより、3作を通して...
摘要 i)土壌モノリスライシメータの浸透性を評価するため、臭素(Br)をトレーサに用いて数学的に解析するとともに、豚ぷん堆肥等を施用して窒素溶脱の調査を行った。窒素溶脱の速度は土壌によって大きく異なり、...
摘要 i)トマト養液栽培での培養液中Mgの低濃度栽培限界は20ppm前後で、Sは培養液からトレース状態まで吸収できるが、一定濃度以下になると生育が著しく低下することを明らかにした。今後、P成分などの残留の少な...
摘要 臭化メチル代替技術として、熱水土壌消毒法の実証試験を熊本県及び鹿児島県の施設栽培のメロンにおいて実施し、ネコブセンチュウ及び黒点根腐病に対して、臭化メチルと同等の高い防除効果を確認した。この効...
摘要 施設栽培トマトにおいてネコブセンチュウと萎凋病による被害の防除試験を行い、ア)熱水土壌処理単独では、萎凋病の被害は完全に抑制されるが、センチュウの被害の抑制は十分ではないこと、イ)熱水土壌処理...
摘要 3種類の土壌モノリス(直径30 cm、長さ1 mの不攪乱の黒ボク土、砂丘未熟土、赤色土)に、トウモロコシとハクサイを植え付け、豚ぷん堆肥等の施用が硝酸性窒素の溶脱に与える影響を調査した。豚ぷん堆肥ある...
摘要 オウトウの施設栽培振興のため、自発休眠と他発休眠を完了させるために必要な環境条件を明らかにし、また暖房施設栽培における裂果発生機構を解明した。実験により処理温度と自発休眠覚醒までの時間の関係が...
快適・軽労化技術の開発と生産行程の衛生的管理技術の開発 熱水による土壌消毒技術の確立
摘要 現在,施設栽培に置いては,土壌病害虫や雑草対策として,臭化メチル,クロルピクリン等の多量の化学農薬(土壌消毒剤)が使用されており,環境に対する負荷となっているのみならず,処理を行う生産者の健康...
高次真社会性昆虫の有用形質の特定および群殖技術の開発(39)
摘要 高次真社会性昆虫類に属し、熱帯・亜熱帯地域にのみ自然生息するハリナシミツバチ類(Meliponinae)は、南米等では千年以上もの飼養歴史をもつ。我が国での施設栽培におけるポリネーター(花粉媒介者)とし...
CO2等環境制御による新カンキツの施設栽培技術の開発(98)
摘要 ‘不知火’において春季および秋季のCO2施用により果皮の着色が促進され糖度が向上した。一方、春季のみのCO2施用は品質に影響を及ぼさなかった。‘不知火’を各種強勢台木に接ぎ木した場合、シィクワシャ...
熱帯・亜熱帯における畑作物に対する有害線虫の分類と生態解明(55)
摘要 我が国の植物寄生性線虫の種類と分布についてはすでに1959年から5年間にわたって行われた全国土壌線虫対策事業によりかなり明らかにされているが、その後社会農業情勢の変化に伴う裁培体系や栽培作目の...
摘要 四国地域では汎用田を利用した野菜の施設栽培が盛んに行われているが、窒素肥料の使用量が多いため硝酸態窒素が農地系外に流出し、水質汚染の原因となっている。そこで、硝酸態窒素の農地系外への流出を防止...
摘要 "施設栽培による樹勢低下を防止し、果実品質の向上を図る目的で、葉面散布資材施用の基礎的試験を行う。試験はモモを用いて、果実収穫後の樹勢回復のため尿素を葉面散布し、樹体への吸収速度及び葉からの転...
摘要 施設栽培きのこのダニ害について調査し、被害例を収集した。熊本県のナメコ栽培農家から、ヒナダニ(新種)の発生が報告された。また福岡県のヒラタケ栽培施設において、ケナガコナダニ(Tyrophagu...
林家の複合作目に関する情報のデータベース化と経営分析(681)
摘要 1)国及び県の統計資料等から各種特用林産物の生産量、価格等に関する情報を収集、整理し、データーベース化した。2)新聞等の個別情報ソースから九州地域に関係ある複合作目に関する情報収集を行った。3...
摘要 花き類には多種のウイルス病が発生し、安定生産の隘路となっている。そこで、栽培の多い施設栽培花き類に発生するウイルスの種類、性状、発生生態、診断方法を明かにし、ウイルス病の防除対策の確立に資する...
カンキツの施設栽培における光合成・呼吸生理制御技術の開発(29)
摘要 高濃度炭酸ガスの長期施用がウンシュウミカンの光合成に与える影響を同化箱法を用いて検討した。その結果、1000μl/lの濃度を施用すると処理開始時には約2倍の光合成速度を示した。しかし、時間の経...
摘要 中山間地では、地形・気象条件が複雑なので、それを効率的に利用する簡易被覆を利用した簡単な施設栽培の導入効果は高いと推定される。そこで、最近開発された赤外線の透過率の低い新被覆資材の保温効果を、...
カンキツの施設栽培における光合成・呼吸生理制御技術の開発(28)
摘要 施設栽培後6年目の18年生宮川早生を供試し、携帯型光合成・蒸散測定装置を使い、光合成速度や葉内炭酸ガス濃度、光量子密度の測定を行った。その結果、新葉は旧葉に比べ光合成能力が高く、葉内炭酸ガス濃...
摘要 近年野菜の施設生産による周年栽培は、根部環境を人工的に制御することによってシステム化されている。この人工土壌により生産される野菜は、土壌+完熟堆肥によるものと比較し、収量及び品質について必ずし...