摘要 稲発酵粗飼料用多収イネ品種に関しては、a) 東北地域以南向けの稲発酵粗飼料用「奥羽飼414号」を新品種候補系統とした。黄熟期乾物 重が、直播多肥栽培で「べこごのみ」より5%、移植多肥栽培で7%大きく、...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、a) 全粒規格種いも(20~100g)の増収手段として、10ppmジベレリン処理は 株間を30cmから20cmに狭める処理とほぼ同等の効果を認めたことから、ジベ...
耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及
摘要 Ⅰ.寒地における安定良質水稲品種の開発 1.極良食味品種及び良質糯品種の開発及び栽培試験 2.業務用及び加工用品種の開発 3.有望系統の早期開発のための特性検定試験及び選抜技術の向上 4.生産...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...
栽培限界地帯で安定多収が確保できる寒地向きとうもろこし極早生品種の育成
摘要 新規に収量性や耐倒伏性に優れ、一定水準以上のすす紋病抵抗性をもつ系統として、「TC-1016」を選抜した。「TC-1016」は根腐病、倒伏・折損はなく、初期生育、すす紋病抵抗性に優れる。かつ「デュカス」と同...
寒地限界地帯における飼料用とうもろこしの安定多収栽培技術の確立 ① 根釧地域における安定栽培地帯区分の策定と簡易・安定栽培技術の開発
摘要 寒地限界地帯における飼料用とうもろこしの安定多収栽培技術開発として、障害型冷害耐性の検定法について、品種間の関係が年次を通じて安定している方法を確認した。過去3カ年の試験から、障害型冷害の発生...
次世代農業を支える品種開発レボリューション事業(春まき小麦)
摘要 a 試験目的:パン用良質、多収および各種障害抵抗性の品種を育成する。 、 b 試験方法:小麦新品種育成に関する試験方法要綱および小麦品質検定方法による。供試面積150a。 、 c 成績の概要: (a) ...
摘要 パン用等の有望系統・品種の栽培性と用途別の品質評価に関しては、a)「きたほなみ」並の多収でコムギ縞萎縮病抵抗性である寒地向け硬質系統「北海262号」の品種登録出願を行った。b)多収のめん用コムギ「ふ...
寒地向けパン・中華めん用の高加工適性品種・系統の育成と選抜技術の開発
摘要 「ゆめちから」に比べ耐雪性が優れる超強力系統「勝系120号」に新たに地方配布番号(北海264号)を付し、奨励品種決定試験に供試し、芽系系統のうち8系統に新たに「勝系」番号(126~133号)を付した。また...
耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及
摘要 Ⅰ.寒地における安定良質水稲品種の開発 1.極良食味品種及び良質糯品種の開発及び栽培試験 2.業務用及び加工用品種の開発 3.有望系統の早期開発のための特性検定試験及び選抜技術の向上 4.生産現場...
摘要 目的:寒地における安定良質水稲品種を育成するため、試験機関で育成した有望系統について、道南地方における適応性を検定する。 、成果:1)北農研センター育成16系統、上川農試育成36系統、比較11品種を供...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 DNAマーカーを利用した「きたあおば」への耐冷性・いもち病抵抗性QTL集積固定系統から有望な系統を複数選抜した。 「たちじょうぶ」に優り「きたあおば」並以上の収量で、耐冷性およびいもち病抵抗性に優れ...
摘要 目的:寒地における安定良質水稲品種を育成するため、有望系統である「上育462号」の初期生育を十分確保できる苗の管理、側条施肥の利用及び追肥等の施肥容量を含めた施肥体系を中心に、十分収量性を確保し...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 極早生でいもち病抵抗性が強く、直播栽培で多収の「札系09053」を選抜し、新配付系統「北海318号」とした。中生でいもち病抵抗性と耐冷性が強く多収の「札系10013」を選抜し、新配付系統「北海319号」とした...
寒地向けパン・中華めん用の高加工適性品種・系統の育成と選抜技術の開発
摘要 「北海262号」の収量は過去5年間の平均でほぼ「きたほなみ」並であった。さらに、道内約10カ所の現地試験2年間の平均では「きたほなみ」を上回り、特に縞萎縮病発生地帯での収量の優位性は明らかであった...
摘要 目的:寒地における安定良質水稲品種を育成するため、試験機関で育成した有望系統について、道南地方における適応性を検定する。 、成果:(1)北農研センター育成24系統、上川農試育成24系統、比較5品種の適...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 出穂期が早生で、直播栽培で「きらら397」より30%程度多収の系統「札系09053」「札系10016」を選抜した。この2系統の直播多肥栽培での粗玄米収量は800kg/10aを超えた。また、初期生育性が「きたあおば」より...
寒地向けパン・中華めん用の高加工適性品種・系統の育成と選抜技術の開発
摘要 小麦育成系統「北海262号」は「きたほなみ」並みの多収系統であり、縞萎縮病抵抗性は「ゆめちから」並みの「強」、耐穂発芽性は「ゆめちから」より優れる「やや難」であった。
病害発生程度および耕種条件の異なる寒地野菜畑における土壌生物相の解析
摘要 分離した2種類の糸状菌の褐色根腐病低減効果について、現地土壌で検証した。DGGE法によるキタネグサレセンチュウの診断可能性を調べ、有効性を確認した。