② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1. イネゲノム情報を活用するための基盤データベースを運用し、1か月あたり20万ページ以上の閲覧があった。登録されたイネの遺伝子情報を精査し校正して入力するためのウェブ支援システムが完成し、効率よ...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1. 幅広い農学系研究者が利用するためのデータベース群の運用を行った。このようなデータベースを構築するためには、きわめて大量 の配列情報を短時間で処理し、コンテンツを作成する必要がある。そこで、...
② バイオインフォマティクス研究による農業生物ゲノム情報の高度化
摘要 1.高速シーケンサーのデータ解析をウェブブラウザから操作可能なシステムを構築した。数十~数百品種のゲノム配列や多型情報を同時に表示でき、ウェブ上で操作して簡単に情報取得できるゲノムブラウザを開...
摘要 キクを加害するカメムシ類の発生消長等および有効薬剤を調査した。 、 キクほ場およびヨモギ群生地で採取されたカメムシ類は、ツヤマルカスミカメ属等、およびヒメナガカメムシ、アカヒメヘリカメムシで...
摘要 目的:府内で問題となっている病害虫や新たに確認された病害虫について、被害の状況、生態及び防除方法等を解明し、安心・安全な農産物の供給と、快適な環境づくりに資する。 成果:アズキの子実害虫につい...
摘要 キクほ場およびヨモギ群生地で採取されたカメムシ類は、ツヤマルカスミカメ属等、およびヒメナガカメムシ、アカヒメヘリカメムシであったが、被害が多く発生する5~7月に採取されるカメムシはツヤマルカ...
摘要 貯蔵食品害虫に対して、実用型処理機ソフトエレクトロンプロセッサーを用いた大規模の殺虫試験を実施した。ノシメマダラメイガまたはコクゾウムシが加害した米、アズキゾウムシが加害したアズキでは、ノシメ...
摘要 i)小麦種子タンパク質を分離し、アミノ酸部分配列と質量分析によりそれらを同定した。また、交配系統を用いて生地物性に関与するタンパク質を同定し、対応する遺伝子をDNAマーカー化した。小麦グルテンタン...
バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(326)
摘要 インゲンマメのα-アミラーゼインヒビター遺伝子(αAI)を遺伝子組換えによってアズキに導入して育成したアズキゾウムシ抵抗性アズキAR9の閉鎖区画、非閉鎖系区画ならびに模擬的環境における安全性評価を実...
東南アジアに分布するアズキ近縁野生種の遺伝的多様性(122)
摘要 栽培アズキの属するササゲ属アズキ亜属にはいくつかの野生種が存在する。これらは、アズキ品種改良の遺伝子給源として重要である。アズキ貯蔵中の重要害虫であるアズキマメゾウムシに対し、アズキ近縁野生種...
α-アミラーゼインヒビター遺伝子の導入による耐虫性作物の開発
摘要 インゲンマメ種子に含まれるα-アミラーゼインヒビタータンパク質(αAI)は消化酵素であるα-アミラーゼの活性を阻害し、貯蔵害虫に対する生育阻害物質として機能する。インゲンマメとその近縁種には阻害...
摘要 環境への負荷の小さい持続型農業のためには、各種害虫に対する総合的な防除体系の確立が必要である。本課題では、環状ペプチド類などの殺虫性物質合成系関連遺伝子をダイズ、アズキ等のマメ科種子作物へ導入...
バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(326)
摘要 インゲンマメ属のテパリービーンのα-アミラーゼインヒビターを精製し、その構造を明らかにした。また、インゲンマメ由来のα-アミラーゼインヒビター遺伝子を遺伝子組換えによって導入することにより作出し...
ダイズシストセンチュウの抵抗性品種に対する増殖力の差異と変遷
摘要 ダイズシストセンチュウは国内では北海道から九州まで広く分布しするダイズ・アズキ等の生産阻害要因としてきわめて重要な線虫である。その防除には枝豆の一部を除いて経済的観点から長期輪作と抵抗性品種の...
摘要 ダイズ・アズキなどマメ科作物の重要線虫であるダイズシストセンチュウの生態的防除確立に資するために、生態的に不明な2世代目以降の感染源や加害程度を産卵に及ぼす生物的・物理的諸条件から解明しようと...
バイオテクノロジーを用いた新育種素材の作出-マメ類の子実害虫抵抗性の物質的基礎の解明(323)
摘要 アズキゾウムシ抵抗性を導入した遺伝子組換えアズキAR9の閉鎖系区画ならびに非閉鎖系区画における安全性評価を行い、導入遺伝子を除き非組換えアズキとの同一性を確認した。また、インゲンマメの近縁種で...
摘要 ファイトプラズマに起因する作物病害の発生は、近年の中山間地や水田転作への野菜・花きの導入に伴い、その発生も増加の傾向にある。特に、キマダラヒロヨコバイによって媒介されるファイトプラズマについて...
摘要 あずき、いんげん及びだいずの3種8品種を春と夏に播種し、夏と秋に産卵数を調査した。寄生が認められなかった抵抗性だいず「スズヒメ」を除いて、総産卵数は耐虫性だいず「トヨムスメ」を含め作物・品種間...
摘要 連作条件下における堆肥の施用および土壌消毒に対する主要畑作物の反応を明らかにしようとした。連作による減収はあずき、てんさい、だいず、ばれいしょ、春小麦の順に大きかった。堆肥の施用はだいず以外の...
ダイズシストセンチュウ卵寄生菌の探索と菌の活動に及ぼす環境要因の影響(168)
摘要 有機物を連年施用したあずき圃場では無施用区よりもシストの密度が低く、天敵微生物の寄生卵の比率が高かった。また、年間の天敵微生物寄生卵の比率の変動を調査すると、8月までは大きな変動は見られないが...