紫外線カットフィルムと寄生蜂の複合利用を核としたコナジラミ等害虫の総合 防除技術の確立
摘要 i)菌核病の防除に有効な近紫外線カットフィルム(UVA)で被覆したビニルハウスにおいて、オンシツコナジラミ(害虫)に対してサバクツヤコバチ(寄生蜂)を放飼すると、成虫の分散行動はやや抑制されるが防...
アブラムシ類の在来一次寄生蜂の天敵としての有効性の評価および二次寄生者の影響に関する研究(76)
摘要 宮崎県のビニルハウス栽培のピーマンとその周辺のモモに寄生したモモアカアブラムシのマミーから、Aphelinus gossypiiとAphelinus sp. nr. maliの2種を採集し、キュウリのワタアブラムシ及びナスのモモアカ...
摘要 ナスのアブラムシ類、トマトのオオタバコガ及びキャベツのコナガは近畿・中国地域内に広く分布し、安定生産に対する大きな阻害要因である。これらの害虫に対して有効かつ環境に調和した防除法を確立するため...
ワタアブラムシの生活環型、寄生性の分化と薬剤抵抗性との関連の解明(212)
摘要 寄主選好性、生活環型、薬剤感受性の異なるワタアブラムシの39クローンを調査した。寄生性から分けると、ナシとカンキツのみを選好するグループ(14クローン)、キュウリを選好するグループ(11)と、...
PCR法によるワタアブラムシのクローン判別法の開発(255)
摘要 各種薬剤に対して感受性の異なるワタアブラムシ約50クローンに対して、22種のランダムプライマーを用いて増幅断片を比較する(RAPD)とともに、ITS2領域のほぼ1000塩基を解読した。ITS2領域には...
シノモン等化学交信物質の評価に基づく天敵の寄主発見機能向上技術の開発(56)
摘要 天敵の餌探索行動が害虫に加害された植物由来の揮発性物質に影響されるかを調査した。ナス圃場での天敵ヒメハナカメムシ類と害虫アザミウマ類の発生消長と分布では、11年6~8月にはアザミウマ類の葉あたり...
摘要 スイカ、キュウリ、ナス寄生のワタアブラムシを採集しクローンの継代飼育系を確立した。また、これらのクローンについてキュウリを寄主とした場合の増殖率を調査した。スイカ寄生のワタアブラムシの純繁殖率...
摘要 チリカブリダニはハダニ類の生物農薬として市販され、イチゴでも登録があるが、うどんこ病の防除に用いられるイオウくん煙が行われると、悪影響を受けるために、利用が大きく制限されている。イオウくん煙を...
摘要 青枯病抵抗性選抜ではF5世代8系統、F6世代6系統を供試し、果皮色が濃く長卵~中長の個体を中心として、F5世代から6個体、F6世代から5個体を選抜した。半枯病・青枯病複合抵抗性の組合せでは、青果用としてF5...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明(98)
摘要 アブラムシ類の天敵寄生蜂として有望視されているコレマンアブラバチを施設栽培ナスのアブラムシ類防除に導入するため、四国地域の秋冬期における短日、低温条件下における生態特性の解明を行った。本種の発...
摘要 環境保全型農業では天敵生物農薬剤は核をなす防除法である.そのため,新しい生物農薬剤が次々と開発されているが,害虫に対するその効果等はほとんど明らかにされていない.そこで,新生物農薬剤の害虫に対...
土壌病害の熱水消毒と耕種的防除・機能水消毒を組み合わせたつる割病等病害の総合防除技術の確立(299)
摘要 熱水のマルチ畦内処理について検討し,畦の形状維持は,熱水注入量の調節により可能,消毒後の土壌の硬化程度は,作物の生育に影響するレベルに達せず,メロンの生育は順調で,つる割病やネコブセンチュウに...
シノモン等化学交信物質の評価に基づく天敵の寄主発見機能向上技術の開発(48)
摘要 害虫の加害により生じる植物由来の揮発性物質(HIPV)への反応を組み込んだ天敵の寄主探索行動のシミュレーションモデルを作成し、寄主探索でのHIPVの役割を評価して天敵の寄主発見機能向上技術の開発に資す...
摘要 青果用の青枯病抵抗性選抜ではF6世代7系統から5個体、F7世代5系統から4個体を選抜した。青枯病・半枯病複合抵抗性選抜ではF3世代8系統から6個体、F6世代6系統から4個体を選抜した。台木用の青枯病・半身萎凋...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明(88)
摘要 施設ナスでのアブラムシ防除のために、四国の秋冬期における短日、低温条件での天敵コレマンアブラバチの増殖を調査した。15℃、20℃の室内恒温条件下でのアブラバチ1雌あたりのマミー数(寄生されたアブ...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(89)
摘要 施設ナスでのアブラムシ防除のために、天敵コレマンアブラバチと代替寄主ムギクビレアブラムシ、バンカー植物コムギを用いた天敵・バンカー法を検討した。コレマンアブラバチは代替寄主と害虫ワタアブラムシ...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(99)
摘要 施設栽培ナスの重要害虫アブラムシ類の天敵として有望視されているコレマンアブラバチの代替寄主を選定し、代替寄主アブラムシの増殖に好適なバンカー植物を検討した。コレマンアブラバチはムギクビレアブラ...
アブラムシ類の日本在来寄生蜂相の解明及び分類体系の確立、天敵としての有効性の評価(74)
摘要 福岡県内数カ所の野菜圃場に調査地を設けてアブラムシ類の寄生蜂を採集し、分類を行った。その結果、Aphelinus gossypii、A.japonicus、A.maculatus、A.ance...
摘要 ナスとトマトのアブラムシ類、トマトのハダニ類及びキャベツのコナガ・ヨトウムシに対し新生物農薬剤を放飼し、防除効果を明らかにする。これらの害虫は近畿・中国地域内に広く分布し、安定生産における大き...
摘要 日本国内で採集されたPhytophthora属菌10種16菌株を供試しリンゴ果実に対する病原性を調査した。その結果,既報の3種Phytophthora属菌,P. cactorum,P. cam...