摘要 培養系を利用した複数の病虫害抵抗性の同時検定法を確立するために、クローン増殖法とクローンの抵抗性検定法の開発を行った。メロンの腋芽の培養条件はMS培地に0.1mg/lNAA、増殖にはMS培地に...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(152)
摘要 ウリ類つる枯病菌の宿主特異性もしくは病原力に関連する遺伝子の単離をめざし、病原性の変異を明らかにするための分子マーカーの構築を検討した。本菌の病原性には多様な変異が存在することが明らかになり、...
摘要 CMV外被タンパク質遺伝子(CMV-CP遺伝子)を当研究室育成のワタアブラムシ・うどんこ病抵抗性アールス系メロン(AR91-2)に導入する。生物研・生殖制御研究室が育成したCMV-CP遺伝子導...
摘要 メロンつる割病菌にはレースとよばれる病原性変異系統があり、抵抗性品種の利用などの防除面に複雑な影響を及ぼしている。そこで病原性関連遺伝子を検索し、病原性変異機構の解明や遺伝子診断技術の開発に資...
遺伝子マーカーを利用したFusarium oxysporum菌群の分化型の類別と個体群構造の解析(252)
摘要 DNAフィンガープリント分析により、ウリ科作物つる割病菌5分化型は、病原性のみならず遺伝的にも分化した種内系統であることが明らかとなった。メロンつる割病菌は、わが国には4つのレースが分布してい...
摘要 ウイルスの外被タンパク質遺伝子(CP)やウイルス複製酵素遺伝子(RP)の形質転換による導入によって、わが国のウリ科作物に広く発生して被害をあたえているキュウリモザイクウイルス(CMV)、カボチ...
天敵微生物を活用した施設野菜のネコブセンチュウの総合的管理技術の開発
摘要 連作によって深刻な線虫害が発生している施設野菜類では、多量の殺線虫剤が施用されている。本研究課題では、施設機能を活用した土壌環境の管理により天敵細菌(Pasteuria penetrans:パ...
摘要 施設栽培のメロン(定植:4月22日)において5種の天敵(コレマンアブラバチ、ヤマトクサカゲロウ、チリカブリダニ、オンシツツヤコバチ、ナミヒメハナカメムシ)を利用する区と定植時にイミダクロプリド...
摘要 メロンに大きな被害を与えている3種のウイルス(キュウリモザイクウイルス(CMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)及びカボチャモザイクウイルス(WMV-2))すべてに高度の抵抗性を持...
摘要 ワタアブラムシ抵抗性F1系統である‘久留米交26号’、試交系統26点、両親系統及び市販品種を供試して半促成作型ならびに抑制作型での適応性を検定した。‘久留米交26号’は糖度も高く、ネットの密度、盛...
摘要 メロン品種‘Kaigwa’は、他品種と比較してミナミキイロアザミウマによる食害痕が少なく、ミナミキイロアザミウマ抵抗性を有すると思われた。しかしながら、現行の抵抗性検定法はミナミキイロアザミウマ...
摘要 ウリ科野菜の糸状菌病に対する抵抗性育種法を確立するため、抵抗性検定法の改良および抵抗性素材の検索を行った。メロンのつる割病抵抗性については、北海道夕張市で分離された極めて病原力の強い菌株に対す...
ウリ類つる枯病菌の病原性及び宿主特異性関連遺伝子の検索・単離(138)
摘要 つる枯病菌の病原性の変異を把握するため、国内15道県から取り寄せたメロン、キュウリ、カボチャから計31菌株を分離し、ウリ科植物に接種した。メロン分離菌は、大多数の菌株が従来の抵抗性品種をも含め...
メロンのうどんこ病抵抗性及びワタアブラムシ抵抗性に関連したDNAマーカーの検索
摘要 メロンの重要病害虫であるうどんこ病及びワタアブラムシについて、それらの抵抗性に関連したDNAマーカーを明らかにする。両病害虫に抵抗性を有する‘PMAR NO.5’と感受性品種及びそれらを両親とし...
摘要 メロンの耐病虫性に関する省力的選抜手法を開発するためリーフディスクの利用を検討した。その結果、リーフディスクにMannitol 10g/l及びBenzimidazole 50mg/lを添加した...
摘要 6年度までに、ミナミキイロアザミウマ抵抗性素材である‘KAIGWA’を交雑した後代から幼苗検定によって抵抗性個体を選抜し、さらに果実形質が比較的良好であった個体を選抜した。しかしながら、現行の抵...
遺伝子マーカーを利用したFusarium oxysporum菌群の分化型の類別と個体群構造の解析(225)
摘要 メロンつる割病菌レース1,2yに突然変異誘発剤であるメタンスルフォン酸エチルを処理することにより、病原性の変異した菌株が得られた。このことから、病原性に関与する遺伝子領域に生じた突然変異が、病...
摘要 わが国のカボチャから分離されたカボチャモザイクウイルス(WMVー2ー8O株)の純化試料から抽出したRNAを鋳型として、合成プライマーを用いてウイルス複製酵素遺伝子cDNAをクローニングした。え...
摘要 ミナミキイロアザミウマの摂食阻害物質として、各種ステロイドアルカロイド類のLC50を明らかにするとともに、その構造と摂食阻害活性との関係を明らかにした。その他、クマリンが摂食阻害物質であること...
摘要 メロンやスイカ等のウリ科野菜では、アブラムシ類、ハダニ類、コナジラミ類、ミナミキイロアザミウマ等の重要害虫のいずれも薬剤抵抗性の発達が著しく、薬剤のみによる防除が困難な状況にある。また、農薬残...