茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発
摘要 茶については、病害虫複合抵抗性の中生品種「かなえまる」(金谷33 号)を育成した。「MK5601」(枕系56-01)に特徴的に含まれている機能性成分に関する特許を1 件出願した。一番茶期は萌芽直前の霜害や凍害...
冬春播き栽培におけるタマネギの生産安定化技術の開発と経済性の評価
摘要 1 青森県のヤマセ地帯に適するタマネギ品種や播種期(定植期)について透明マルチ栽培で検討した。育苗は200穴セルトレイを使用し最低温度12℃の温室で管理したが、過湿により根腐れとなって小さい苗となっ...
突発性病害虫の発生生態と防除、4)イチジク黒葉枯病の発生生態と防除対策
摘要 目的:イチジクの新病害黒葉枯病の発生生態を解明し防除対策を確立する。 成果:伝染源の前年発病枝からの胞子飛散は6月24日から始まり7月22日に終息したが、発病の増加はその後も続き、二次感染による蔓延...
摘要 子実収量、TDN収量及び病害虫抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料用品種と飼料用米品種の育成を進めた。また、バイオエネルギー素材に適した有望系統の評価を進めた。1)北海道向きの稲発酵粗飼...
摘要 ○目的:本県における雨よけほうれんそうは、昭和55年大冷害以降、県北・やませ地帯を中心に生産拡大され、現在、京浜地区における夏どりほうれんそうの責任産地として全国的に高い評価を得ている。また、雨...
27 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1) 斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立(iii) 防除技術イ 防除時期と被害
摘要 平成15年はイネの登熟が遅れアカヒゲホソミドリカスミカメの加害期間も長かったことからいずれの防除時期でも防除効果は低かったが、第2世代成虫発生期に近い時期に散布した区で斑点米の発生が少ない傾向...
27 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1) 斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立(ii) 発生予察・斑点米被害発生予測技術
摘要 出穂後の日数と斑点米発生との関係をアカヒゲホソミドリカスミカメの放飼により検討した結果、14日後頃までの加害による斑点米の発生が最も多く、頂部斑点米が多いが、屑米となるものが多く、精玄米にする...
低温ストレス下におけるイネのいもち病多発要因の量的評価(302)
摘要 冷害時にはイネの体質が変化し、いもち病に罹りやすくなる現象は古くから知られているが、その定量的解析や感受性が変化する機構は解っていない。このため、冷害年の発生予察等に問題を残している。本研究で...
冷温遭遇等による窒素栄養の変動に応じたいもち病抵抗性反応の制御に関連するタンパク質の網羅的解析
摘要 親和性のイネ-いもち菌の組合せでは非親和性よりも遅れて抵抗反応が起こる。冷温遭遇等により体内窒素濃度が一時的に高まったイネでは反応がさらに遅れ、その結果より罹病化するとの仮説を設け、感染成立時...
摘要 はじめに、水田水温の鉛直分布の特徴を実験的に明らかにした。通常の状態では水田水温は鉛直方向にほぼ等温であるが、湛水深が10cm以上の水田では、葉面積指数が2以上になると、快晴日の日中に水面温度が水...
摘要 水田水温は日射や風速などの気象環境と稲の生育ステージ(群落の発達の程度)に依存して変化するが、現在一般的に使われている平衡水温モデルなどでは、気象環境の影響しか考慮されていない。そこで圃場実験...
摘要 次世代稲作技術構築にあたっては、育種・栽培等の新技術による低コスト化、複数の病害虫や冷害に強く雑草耐性を有し、直播適性の高い水稲生産技術の開発とともに、生産される米の品質・食味が消費者ニーズに...
摘要 マスコミで森林衰退の危機が危惧されている奥日光山岳地帯のシラビソ、オオシラビソ、ウラジロモミ等の衰退原因は主としてニホンシカによること、また、ダケカンバの衰退は台風、凍害、ナラタケ菌による複合...
摘要 化石燃料の大量消費により,21世紀に大気中のCO膿度が倍増すると予測される。このような短期間の急激な環境変化が,水稲生育・収量ならびに水田生態系に及ぼす影響を評価するために,8~9年度にC02濃度倍増時の...
摘要 冷害年に特異的に発生するイネの稲こうじ病の効率的な防除に資するため、本病の発生生態と本病に対するイネ品種の抵抗性を調べた。接種及び自然感染圃場のイネを時期別に株上げすることにより本病病原菌のイ...
摘要 イネの穂はいもち病菌の非親和性レースによっても発病することが知られているが、その発病程度、被害の実態については明らかでなかった。そのため、8年度は品種フクニシキを用い検討した結果、親和性レース...
摘要 近年、北海道に適した果樹として小果樹が注目され、そのなかでブルーベリーは本道に分布する泥炭土などの酸性土壌を好む性質があるため、いくつかの地域で産地化が進んでいる。ブルーベリーは、三つの主要な...
摘要 "栃木県の八方ヶ原高原の牧場跡地に群生しているレンゲツツジは、1994年、1995年と春先に異常枯死現象が発生した。地元矢板営林署の問い合わせがあったので、現地調査を行った。また、日光の中禅寺...