TaqMan利用による温州萎縮ウイルスの迅速高感度検出法の開発と媒介生物の探索(181)
摘要 温州萎縮ウイルス(SDV)は温州萎縮病の病原ウイルスで,土壌伝染が示唆されてはいるものの媒介生物が特定されていないため,有効な防除対策がとれない現状にある。そこで,Taqmanプローブを利用したTaqman-...
摘要 コムギ縞萎縮ウイルス(WYMV)は土壌伝染性の絶対寄生菌Polymyxa graminis で媒介され、その休眠胞子がコムギ縞萎縮病の伝染源となる。本研究では伝染源の活性評価に最確値法を適用する条件を検討する。12年...
オオムギ縞萎縮病病原ウイルスの病原性遺伝子の解析と抵抗性育種素材の開発(161)
摘要 オオムギの主要病害である縞萎縮病の2つの病原ウイルス、オオムギ縞萎縮ウイルスとオオムギマイルドモザイクウイルスについて、日本および韓国産分類株の遺伝子解析を行い、両国の系統は互いに近縁であり、...
TaqMan利用による温州萎縮ウイルスの迅速高感度検出法の開発と媒介生物の探索
摘要 温州萎縮ウイルス(SDV)は温州萎縮病の病原ウイルスで、罹病樹は次第に衰弱萎縮して収量が低下する。本病は土壌伝染が示唆されているが、その媒介生物は依然として不明のままで、有効な防除対策がとれな...
摘要 コムギ縞萎縮病は土壌生息菌類媒介性のウイルス病害で、東北地方で多発し、小麦の収量・品質に影響を及ぼす。本病の人工接種系確立と耕種的防除法開発の基礎的知見を得るために、小麦体内におけるコムギ縞萎...
病害虫多発地帯向きトビイロウンカ耐虫・白葉枯病耐病・萎縮病耐病性品種及び倒伏極難品種の育成(224)
摘要 高品質・多収を図りつつ、暖地において頻繁に発生するトビイロウンカ、白葉枯病、萎縮病などに対して同時に耐性を備え、かつしばしば襲来する台風や豪雨にも耐えうる倒伏極難の品種育成のために、新たに71...
摘要 農業の国際化と労働力の減少・高齢化が進む中で、大幅な低コスト化・高付加価値化を図り国際競争力を強化し、さらに、環境保全のために省資材稲作をめざす必要がある。そのため、直播栽培用品種と新規用途を...
オオムギ縞萎縮病病原ウイルスの病原性遺伝子の解析と抵抗性育種素材の開発(143)
摘要 オオムギ縞萎縮病には2種のウイルス、すなわちオオムギ縞萎縮ウイルス(BaYMV)およびオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV)が病原として関与している。9年度は、ウイルスの遺伝子操作系を...
摘要 各種昆虫・植物循環伝搬微生物の諸性状について検討した。クワ葉面から分離され、昆虫内でよく増殖するエンテロバクターMul1株のプラスミドpMUL1の機能を明らかにした。このプラスミドはストレプト...
摘要 圃場の小麦体内における本ウイルスの季節的消長は7年度の結果と同様、冬期間小麦乾物重が増えない状態でも地上部で増殖し続けることを確認した。また、早春に発病が激しくてもその後生育が一見回復するため...
摘要 作物マイコプラズマ病の簡便かつ病原に特異的な診断法を開発するために、PCR法による病原マイコプラズマの染色体外DNAの検出を試みた。イネ黄萎病ファイトプラズマ栃木分離株の染色体外DNAの塩基配...
オオムギ縞萎縮病病原ウイルスの病原性遺伝子の解析と抵抗性育種素材の開発(151)
摘要 オオムギ縞萎縮病には2種のウイルス、すなわちオオムギ縞萎縮ウイルス(BaYMV)およびオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV)が病原として関与している。今年度は、これまで一部の塩基配列し...
病害虫多発地帯向きトビイロウンカ耐虫・白葉枯病耐病・萎縮病耐病性品種及び倒伏極難品種の育成(44)
摘要 71組合せの複合抵抗性のための交配を行い、26組合せについてF2~F3の世代促進を行った。28組合せについて個体選抜を行い、41組合せ965系統の単独系統選抜試験を行った。91系統の生産力予備...
病害虫多発地帯向きトビイロウンカ耐虫・白葉枯病耐病・萎縮病耐病性品種及び倒伏極難品種の育成(40)
摘要 "トビイロウンカ抵抗性(Bph-3)、縞葉枯病抵抗性、いもち病抵抗性で極良食味・強稈のは系518を西海229号と命名した。西海229号は本邦初のトビイロウンカ抵抗性実用系統である。また、新たに...
オオムギ縞萎縮病病原ウイルスの病原性遺伝子の解析と抵抗性育種素材の開発(143)
摘要 オオムギ縞萎縮病の病原の一つであるオオムギマイルドモザイクウイルスについて、病原性を支配するRNAの同定を試みた。まず、病原性が異なる2つの系統(香川系統、山口系統)を混合後、各オオムギ品種に...
気象変動下におけるコムギ土壌伝染性病害発病予測モデル構築のための基礎的研究(128)
摘要 紅色雪腐病では、抵抗性の秋季における発現と積雪下での衰退過程を追跡し、また、抵抗性発現に関与する環境要因の影響を定量的に解析した。その結果、抵抗性発現に積算気温が強く関与すること、積雪下での衰...
摘要 牧草および飼料作物に発生した新病害の病原菌同定を行う。6年度は新たに発生したソルガムの萎縮性病害を検討した。病徴は、6-7葉期に植物体全体が萎縮し、葉は退色して波打ち、上位葉の展開が阻害された...
オオムギ縞萎縮病病原ウイルスの病原性遺伝子の解析と抵抗性育種素材の開発
摘要 本研究では、オオムギ縞萎縮病の病原である2つのウイルス、オオムギ縞萎縮ウイルス(BaYMV)およびオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV)の病原性遺伝子の解析を行い、オオムギ抵抗性品種が...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発(145)
摘要 オオムギ縞萎縮病の病原である2つのウイルス、オオムギ縞萎縮ウイルスおよびオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断法を開発するため、逆転写-遺伝子増幅法(RT-PCR)の利用を試みた。オオムギ...
病害虫多発地帯向きトビイロウンカ耐虫・白葉枯病耐病・萎縮病耐病性品種及び倒伏極難品種の育成
摘要 UR後、稲作には低コスト・省資材、高品質化にむけた技術開発が要求されている。そのため、気象災害と病害虫被害の多い暖地における品種育成においては、これら障害に耐性のある品種を開発する必要がある。...