エコ農業推進のためのピーマンの減農薬・減化学肥料栽培技術の確立・実証
摘要 目的:ピーマンにおいて化学農薬及び化学肥料を5割以上削減できる技術を確立・実証し、エコ農業推進のための栽培指針を策定する。 成果:(1)ピーマンの無加温半促成栽培および抑制栽培でスワルスキーカブ...
摘要 目的:特別栽培農産物取得の障壁となっているナシ炭疽病と温暖化基調で被害が増加する傾向にあるカメムシの防除体系を確立し、生産性の向上を図る。 期待される成果:ナシ炭疽病の発生実態や品種の感受性が...
ミナミアオカメムシを含めた大豆吸実性カメムシ類に対する防除対策の確立
摘要 目的:地球温暖化で南方系のミナミアオカメムシが北上し、本県の大豆の子実被害が増加し、品質低下の主要因となっているため、、生態を解明し、機関防除の見直し等早急な対策が必要である。 期待される成果...
摘要 目的:市販天敵や薬剤のみでは防除困難なミナミキイロアザミウマ、タバココナジラミが県内全域に発生している。一方、クロヒョウタンカスミカメなど害虫防除に利用できる可能性の高い土着の天敵も見つかって...
摘要 目的:有機栽培をはじめとする環境保全型農業が、天敵など農業に有用な生物多様性に及ぼす効果を明らかにするため、露地栽培ナス圃場において、わかりやすい「指標」及び簡便な「評価手法」を開発する。 成...
斑点米カメムシを減らして福井米の評価を上げる畦畔管理技術の開発
摘要 目 的:売れる米づくりをめざす生産者を支援するため、秋から春の農閑期の管理作業による新たな斑点米防止技術を確立する。、 期待される成果:周辺雑草地におけるカメムシ類越冬世代生息密度の低減、水稲...
摘要 アザミウマ類等の害虫が発生する施設栽培のスイカ等においてオオメカメムシ幼虫を放飼し、本種の定着状況とアザミウマ類等に対する防除効果を明らかにした。3年間の結果を踏まえ、野菜類におけるオオメカ...
摘要 新たに開発された農業資材(殺虫剤、殺菌剤)の防除効果と効率的な使用法の検討を行う。 殺菌剤は、今回供試した薬剤はいずれもその効果が認められたことから、実用性があると判定した。薬剤番号301およ...
1 IPM(総合的病害虫管理)による水稲減農薬防除技術の開発 2)発生予察に基づく防除要否判断技術の開発 (3) クモヘリカメムシの発生消長と防除適期の検討
摘要 目的:近年、斑点米カメムシ類の1種であるクモヘリカメムシが山間地を中心に増加傾向にある。本種の石川県における発生消長は不明で防除適期も明らかになっていない。そこで、合成性フェロモンを用いて本種...
大規模水田輪作(普通作物)における環境負荷低減のための主要病害虫制御技術の開発
摘要 目的: 環境保全型稲作栽培の作付が拡大している中で,防除圧の低下により多発傾向にある病害や,斑点米カメムシ類などの対策の強化が必要な病害虫も顕在化している。また,大規模水田輪作では従来の畑作と...
g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発
摘要 1)斑点米カメムシ類の発生動態とその変動要因の解明に関しては、 水田地帯の土地利用形態の空間構造と植生動態調査結果をGISに導入し、畦畔雑草ならびに水田内でのカスミカメムシ類の発生動態と併せて...
摘要 形質を改良した多食性捕食天敵であるナミテントウや土着天敵・微生物資材等を組合せて、効率的かつ安定的な防除技術を確立する。フェロモン等情報化学物質の生理生態的特性を明らかにし、新たな利用技術を開...
西南暖地のナスほ場における環境保全型農業と関連した生物多様性の指標生物の選抜
摘要 当該委託研究では、西南暖地におけるナス防除体系別の生物多様性の指標生物種を選抜することを目的として、宮崎県8地域31地点の無農薬・減農薬圃場と一般管理圃場において指標生物候補を対象に調査を行った...
本州温暖地のナスほ場における環境保全型農法と関連した生物多様性の指標生物の選抜
摘要 当該委託研究では、本州温暖地におけるナス防除体系別の生物多様性の指標生物種を選抜することを目的として、和歌山県の有機栽培圃場、減農薬栽培圃場と一般管理圃場において指標生物候補を対象に調査を行っ...
西南暖地の果菜類における農業に有用な生物多様性の管理技術の確立
摘要 (1)各県の取り組みで、ソルゴー上でヒエノアブラムシを餌とする捕食者群集が維持されること、障壁としてアブラムシ類に対する侵入阻止効果があることが明らかとなった。また、天敵温存植物として、ソバ、...
摘要 ホソヘリカメムシの腸内共生細菌Burkholderiaによる宿主への農薬耐性の賦与機構に関する解析を行った。また沖縄のサツマイモ害虫のイモゾウムシの細胞共生細菌Nardonellaの生物学的機能を初めて明らかにした。
(1) 農業生態系を構成する生物群集の動態と生物多様性の解明
摘要 (1)調査・情報システムの開発と景観構造と生物多様性の関係解明(普及に移しうる成果:生物多様性に関する情報を収集、蓄積、提供するためのWEB 版農業景観調査情報システム(RuLIS WEB))全国の農業生態系...
r.草地飼料作における減肥・減農薬の環境対策技術の検証と新たな要素技術の開発
摘要 1)化学肥料を減量する家畜排せつ物活用技術に関しては、ほ場面積約11haでイネ科牧草とトウモロコシを生産し、搾乳牛頭数30数頭を飼養する酪農実験農場の飼料生産を8.2ha の4年1巡のトウモロコシ・アルファ...
摘要 1)果樹害虫の減農薬管理のため、ネギアザミウマの合成ピレスロイド抵抗性について遺伝子診断技術を確立した。薬剤作用点であるナトリウムチャネルをコードする遺伝子に3種類の点突然変異が存在し、抵抗性...
h.暖地における長距離移動性、新規発生等難防除害虫の発生メカニズムの解明と総合防除技術の開発
摘要 1)長距離移動性イネウンカ類については、トビイロウンカとセジロウンカに適応可能な簡易な微量局所施用装置を用いた薬剤抵抗性検定法を開発した。また、イネウンカ類の飛来源地域における5年間のモニタリ...