摘要 目的:本県の重要な露地野菜作物であるネギ生産は、輸入の増加に伴い産地の発展が危惧されている。そこで、より競争力を高めるために、省力的生産技術を確立する。省力的生産技術として(1)溝施肥の開発、(2)...
摘要 目的:子実用ひえ(系統名:達磨)は、水田転作の増加に伴い、水田を湛水状態で、水稲用の既存機械を活用できる作目として岩手県中北部で作付けが拡大している。しかし、現地ではひえの生育特性が不明なこと...
摘要 中山間地域の農薬散布は、背負動散等を用いた不安定な姿勢で負担の大きい作業である実態から、試作散布機は、畦畔上から安定した作業姿勢で農薬散布作業を行うために、歩行用で小型軽量な自走式及び携帯式の...
摘要 紙マルチ敷設田植えと機械除草の複合作業は、単独作業よりも長期間での抑草効果が安定することをほ場試験で確認した。また、従来よりもドリフトを低減できる粒径(100μm程度)の噴霧を生成するノズルを新た...
摘要 耕深、対地速度計等の作業モニタリングシステムを共通I/Oポート、作業端末及び統合処理プログラムで構成し、(1)作業端末でバーコードを読み取り、農薬情報の作業者への表示、(2)統合管理で利用する簡便なほ...
摘要 i)乗用管理機の機体前部に車速連動型PTO軸を取出し、市販の水田除草用ロータを使い機械除草部を試作した。噴霧ノズルを工業用の汎用型円錐ノズルに変更した結果、付着性が増した。作物列条画像からテンプレ...
摘要 水田作において除草剤の使用量を大幅に減らすために、機械除草と局所散布を組み合わせたハイブリッド除草技術の開発において、機械除草装置(リンク機構)と除草剤散布装置を試作するとともに、各装置を搭載...
摘要 レール式薬剤散布機による作業はホース回収と畦間移動時に心拍数が増大する。手散布では傾斜畦栽培よりも等高線畦栽培の方が労働負担が小さい。レールを利用した収穫物運搬装置により労働負担の軽減効果が認...
摘要 茎葉繁茂期ではウコンノメイガの食葉加害が、収穫粒では紫斑病による被害が多かった。リュウホウ、スズカリでは水田、畑とも無防除区で、フクナガハでは防除区で収量が10%程度大きく、開花期の薬剤施用の防...
摘要 中耕作業を活用し、作業機近傍の圃場内雑草量を画像により計測しつつ中耕作業を行い、圃場を走査することによって、圃場内の雑草マップを作成する手法を開発する。12-13年度には、中耕作業経路における作業...
摘要 水田作において環境負荷の低減化を進めるためには、除草剤の使用量を減らすことが主要課題の一つである。また、現段階では機械除草だけによる完全な除草は困難である。そこで、機械除草と薬剤防除を組み合わ...
軟弱野菜生産における播種・移植等の小型機械による軽労化技術の確立(20)
摘要 減農薬野菜生産技術として、在圃期間を短縮できるセル苗利用の有効性と軟弱野菜セル苗移植の機械化を検討した。無農薬栽培下では直播栽培に比べ、セル苗移植は圃場での虫による被害がかなり軽度となり、生育...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(124)
摘要 苗立枯病の発生に及ぼす前作の影響として、テンサイ以外の畑作物の跡地における発生の増加が少ないこと、野生エンバクは夏以降に播種し、気温が低下してからすき込む必要があることを明らかにした。資材の影...
摘要 十勝管内ゴボウ作付け圃場からランダム採取された36土壌では、何れも多様性指数が50菌株換算値で1500以下の土壌が希であり、平均して2000前後と比較的高い多様性を維持していることが明らかにな...
茶園における施肥・防除作業の省力・軽作業化技術の開発(32)
摘要 中山間茶園における施肥・防除作業の省力・軽作業化を図るため、小形作業機を基幹とする機械化技術を開発する。12年度は、傾斜地茶園において、慣行の肥料散布及び薬剤散布の作業特性を調査し、作業負担が...
摘要 コバネイナゴに見られる褐色,緑色,紅色の3色彩型の生態,薬剤感受性,色彩多型機構を検討し,本種防除のための基礎資料を得ることを目的とした。紅色型は秋口にのみ見られるとされていたが,3色彩型の発生...
摘要 いもち病による被害の著しい東北地域で、本病に対する効率的な防除法を確立するため、新しく開発された殺菌剤アチーブ粒剤9の穂いもちに対する作用特性を明らかにするとともに有効な施用法を検討した。その...
摘要 食葉性害虫に対する抵抗性品種などの害虫管理素材の実用化を図り、水田輪作における大豆栽培の省資源害虫管理方法の確立に資するため、水田大豆での害虫種と被害量を調査した。水田転換畑に大豆を栽培し、播...
摘要 機械除草と除草剤散布を組み合わせ,環境に与える負荷の少ない減農薬除草技術を確立することを目的とし,12年度は機械除草部・除草剤散布ノズルを最適な位置に誘導し,効率的な作業を行うために,車両前方に...
水田系の害虫・天敵相の発生生態ならびに薬剤感受性調査(103)
摘要 近年多発して問題となっている斑点米カメムシ類について,その耕種的防除法の一つである除草の効果を調べ,除草によりカメムシの増殖が1/9程度に抑制されることを明らかにした。また,最重要種のアカヒゲホ...