天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(89)
摘要 施設ナスでのアブラムシ防除のために、天敵コレマンアブラバチと代替寄主ムギクビレアブラムシ、バンカー植物コムギを用いた天敵・バンカー法を検討した。コレマンアブラバチは代替寄主と害虫ワタアブラムシ...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明(88)
摘要 施設ナスでのアブラムシ防除のために、四国の秋冬期における短日、低温条件での天敵コレマンアブラバチの増殖を調査した。15℃、20℃の室内恒温条件下でのアブラバチ1雌あたりのマミー数(寄生されたアブ...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(99)
摘要 施設栽培ナスの重要害虫アブラムシ類の天敵として有望視されているコレマンアブラバチの代替寄主を選定し、代替寄主アブラムシの増殖に好適なバンカー植物を検討した。コレマンアブラバチはムギクビレアブラ...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明(98)
摘要 アブラムシ類の天敵寄生蜂として有望視されているコレマンアブラバチを施設栽培ナスのアブラムシ類防除に導入するため、四国地域の秋冬期における短日、低温条件下における生態特性の解明を行った。本種の発...
摘要 オオタバコガは6年度より西日本を中心に多発生し、果菜類の収穫物や花き類のつぼみの中に食入し商品価値を著しく低下させるとともに、作物の中に食入するため農薬がかかり難く、難防除害虫となっていた。そ...
摘要 9種類の粉末飼料を用いてハリクチブトカメムシの発育、増殖を検討した結果、雄蜂児粉末が最も好適な飼料であった。この雄蜂児粉末は5日に1回の餌交換で飼料の劣化による発育への影響は少なかった。また雄...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立
摘要 施設ナスにおいて重要な害虫となっているアブラムシとアザミウマ類に対する総合防除技術の確立の一環として、天敵・バンカー法を検討する。11~12年度は、すでに天敵資材として販売されているアブラバチ...
アブラムシ類の天敵コレマンアブラバチの秋冬期における生態特性の解明
摘要 施設野菜の害虫防除には多くの農薬が散布されており、薬剤抵抗性の発達による難防除害虫の出現や農薬による環境負荷の増大が問題となっている。そのため、天敵類の利用と作用特異性の高い農薬を組み合わせた...
異なる性比を維持するシルバーリーフコナジラミ個体群間の増殖差異(98)
摘要 シルバーリーフコナジラミには地域によって異なった性比を維持する系統が存在することから、性比と増殖力の差異との関係を静岡系統(雌率93%)および善通寺系統(雌率85%)を用いて検討した。それぞれ...
摘要 難防除害虫として問題となっているオオタバコガの防除技術を確立するために、各地野外で発生するタバコガ類幼虫の土着天敵を探索したところ、2種の有望な寄生蜂が見つかった。この内の1種Meteorus...
異なる性比を維持するシルバーリーフコナジラミ個体群間の増殖差異(90)
摘要 シルバーリーフコナジラミ個体群の雌率は一般に高いが、その率は系統によっても異なる。善通寺系統と静岡系統の性比を変えて放虫し、その後の増殖を比較した。善通寺系統では、約45日後に雌成虫当たり成虫...
摘要 オオタバコガの寄生性天敵を探索した。これまで、寄生性天敵として寄生蜂3種、寄生蠅1種、糸状菌2種、ウイルス1種を確認したが、9年度は発生量が少なく、発見できたのはMeteorusとCampol...
摘要 ハリクチブトカメムシの乾燥粉末飼料の保存性を増すために、防腐剤p-ヒドロキシ安息香酸メチル及びソルビン酸を雄蜂児粉末に重量比でそれぞれ0.25、0.5、1、2、4%添加し、5日に1度の餌交換で...
摘要 タバココナジラミ新系統(シルバーリーフコナジラミ)に対する耐虫性トマトを探索するため、代表的市販品種15種および野生種とその近縁種12種・系統における成虫の選好性、増殖性等を調査した。増殖性は...
異なる性比を維持するシルバーリーフコナジラミ個体群間の増殖差異
摘要 シルバーリーフコナジラミは、近年侵入した果菜の重要害虫であり、吸汁やすす病による害のほか果実や茎葉の着色異常を引き起こす。本種には、同じ種でありながら異なる性比を維持する個体群(系統)のあるこ...
摘要 近年果菜類を中心に被害が増加しているオオタバコガは、幼虫が食入性であり被害が著しい難防除害虫である。しかし、従来我が国では多発することは少なく重要害虫とされていなかったため、オオタバコガに関す...
摘要 香川県善通寺市、香川郡香南町、三豊郡財田町および徳島県小松島市においてオオタバコガもしくはタバコガの幼虫を合計 2,077頭採集し、寄生性天敵を調査した結果、寄生蜂3種(Campoletis ...
摘要 7年にハリクチブトカメムシの乾燥粉末飼料として良好であった雄蜂児粉末について、飼育容器内での保存性を検討した。餌交換の間隔を1日、5日、10日、無交換として2齢幼虫を成虫まで飼育したところ、5...
摘要 捕食性天敵であるハリクチブトカメムシの実用化のための基礎的知見を得るため、その集合性について調べた。室内試験では2齡幼虫で脱皮時及び捕食中の個体に強い集合性がみられたが、5齡幼虫および成虫は摂...
摘要 タバココナジラミの3系統(新系統、在来系統、沖繩在来系統)について、セイタカワダチソウ葉で飼育し、その交尾授精能力等を調査した。近年施設野菜などで大きな被害を与えている新系統は、孵化率、卵期間...