ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (2)-2大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立(乾田直播栽培)
摘要 乾田直播栽培での土壌処理型除草剤による雑草の体系防除を検討した。その結果、土壌処理剤(マーシェット乳剤)の処理区で水稲への薬害が見られ、㎡当たり苗立ち数は代かきによる播種床造成では慣行区比73~90%で...
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (2)-1大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立(ドローン除草剤散布)
摘要 ドローンによる除草剤散布時間を豆つぶ剤及びフロアブル剤の手散布と比較したところ、粒剤散布機のインペラ内部円盤目盛「15」(初期値「3」)設定の自動及び手動飛行のドローン散布時間が短かった。豆つぶ剤...
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 ⑤先進技術を利用した水稲の省力栽培技術(乾田直播栽培)
摘要 乾田直播栽培での土壌処理型除草剤による雑草の体系防除の検討では、播種造成を春季代かきとした場合に除草効果が高く、非選択性除草剤との混用処理が有効であった。
Bacillus brevisによる家畜病原微生物の抗原及び免疫増強性生理活性物質の組換え蛋白の効率的生産技術の確立(144)
摘要 Bacillus brevis(ブレビス菌)遺伝子発現系を用いて豚丹毒菌の感染防御抗原の一部を組換え抗原蛋白(46.5kPA)として大量生産することに成功した。ブレビス菌発現系は一般に利用される大腸菌発現系に比べて...
Bacillus brevisによる家畜病原微生物の抗原及び免疫増強性生理活性物質の組換え蛋白の効率的生産技術の確立(132)
摘要 細胞外分泌生産性の優れるBacillus brevis遺伝子発現系を用いて豚丹毒菌の組換え防御抗原の大量生産系の確立を試みた。豚丹毒菌強毒株Fujisawa株の69KDa防御抗原の1791bp遺伝子領域中のN末1206bp領域をクロ...
Bacillus brevisによる家畜病原微生物の抗原及び免疫増強性生理活性物質の組換え蛋白の効率的生産技術の確立(127)
摘要 組換えサブユニットワクチン及び組換えアジュバント物質をBacillus burevis(BB)遺伝子発現系で生産するシステムを開発することを目標とした。10年度は、豚丹毒菌の感染防御抗原蛋白の...
Bacillus brevisによる家畜病原微生物の抗原及び免疫増強性生理活性物質の組換え蛋白の効率的生産技術の確立
摘要 家畜の感染症に対する効果的な予防技術の開発のため、Bacillus brevisを利用した病原微生物抗原の組換え蛋白の生産技術を確立することを研究目標とする。初年度は大腸菌及び豚丹毒菌の抗原遺...
摘要 有用昆虫における微胞子虫の感染防除技術及び微胞子虫の利用による害虫防除法の開発に資するため、蚕由来微胞子虫Nosema bombycis及び柞蚕由来微胞子虫Nosema sp.の13種の鱗翅目...
摘要 クワ暗斑病は、日本では1991年に発見された病害であり、病理学的研究はまだ少なく、不明な点が多い。そこで本病の発病機構、防除法を確立することを目的として本研究を行った。6年度は、本病の病斑形成...
環境ストレスに対する桑の生育反応及び生体防御機構の解明―病原菌等ストレスに対する桑の生体防御機構の解明―
摘要 機械収穫は病原菌が多数生息する土壌付近で桑枝を切断し、密植栽培は桑の樹勢を弱めると共に病原菌の繁殖に適した多湿条件を与え、周年栽培は、桑の抵抗性が弱まる初秋季にも侵入開口部を病原菌に提供してし...
摘要 吸汁性桑害虫のカンザワハダニより分離した昆虫病原糸状菌Verticillium lecaniiについて、その病原力を他の昆虫より分離されたV.lecanii2菌株(カミキリムシ及びアブラムシよ...
摘要 キボシカミキリの天敵糸状菌Beauveria brongniartiiは、微生物農薬として注目されているが、その感染・発病機構については不明な点が多い。そのため、菌の宿主特異性及び病原力に関連...
摘要 難防除害虫であるキボシカミキリの天敵糸状菌Beauveria brongniartiiによる効率的防除体系の確立のため、キボシカミキリの生態、本菌の特性等について検討した。本成虫の桑園内移動と...
摘要 昆虫寄生性微胞子虫を利用した害虫密度の制御技術や有用昆虫における効率的な病原防除技術の開発に資するため、アメリカシロヒトリ由来微胞子虫 Nosema mesnill及びサクサン由来微胞子虫No...
摘要 蚕の多回育に対応するため、採桑作業の機械化と早期多収を目的とした密植桑園が多くなっている。このような密植桑園では、晩秋蚕期に中間伐採した枝条が軟腐症状を呈することが各地で観察されている。軟腐し...
桑の土壤病害および細菌病の発病要因の解明と防除技術の開発(141)
摘要 桑の土壌病害および細菌病の発病要因と病原菌の生理的特性を解明し、これら難防除病害の効果的な防除技術の開発に資することを目的とし、次の結果を得た。桑白紋羽病に関しては■素寒天培地が分生胞子の形成...
摘要 3年間にわたり、桑園におけるキボシカミキリ成虫の発生消長調査を行ったところ、年2回の発生盛期が見られ、品種保存園という特殊環境が影響していると推察された。キボシカミキリおよびカイコ幼虫体表上に...
摘要 昆虫ウイルスによる相互干渉効果を利用した蚕核多角体病の防除法を開発するため、in vivoの系で弱毒ウイルスによる干渉効果発現の指標となる蚕幼虫の形質マーカーの探索を行った。マーカーの選定に当...
摘要 キボシカミキリに対する天敵糸状菌製剤を桑株設置する際の給水の必要性について検討した結果、多湿状態の製剤は少湿の製剤に比べて無水と同様に殺虫効果の持続性の点で劣っており、設置時の給水は適当でない...
摘要 カイコの母蛾検査において、カイコ微胞子虫Nosema bombycis(以下Nb)に次いで検出率の高い微胞子虫Nosema sp. M11(以下M11)の防除法を策定するため、カイコに対して最...