大規模畑作への休閑を主体とした省力的栽培管理導入効果の解析(120)
摘要 1年休閑後の緑肥跡地で可給態窒素が若干増加し、休閑を行わない慣行区に比べて、ばれいしょと小麦で増収が認められた。緑肥跡地のばれいしょは葉の枯れ上がりが遅く、60g以上のいも数が増加し、小麦では...
摘要 寒地における省力・持続型放牧草地としてケンタッキーブルーグラス草地に着目し、その造成技術を2種類開発した。造成翌年からケンタッキーブスーグラス草地として利用する場合には除草剤の播種前雑草処理を...
摘要 アルファルファ単播草地の造成に有効な除草剤処理同日播種法について、播種床の放置にともなう表層硬化による定着率の低下を改善するため、グラスシーダーの効果を検討したが、定着率の改善効果は見られず、...
摘要 寒冷地の冬期間における低温による堆肥化発酵停滞の回避を目的として、通気の制御、材料の加熱、発酵促進資材の添加について検討した。実施設での材料堆積状態を少量の供試材料で再現できる堆肥化実験装置を...
省力テクノロジーとしての不耕起、直播が作物根および根域環境動態に及ぼす影響の解明
摘要 不耕起区のキャベツでは深層への根の貫入が抑制され、Rb吸収活力も根量に応じた値を示した。不耕起区ではキャベツ、テンサイともに生育初期の葉面積増加速度が慣行耕起区を上回った。また、不耕起・直播テ...
摘要 泥炭地水田など地耐力の低い水田において、薬剤散布等の管理作業を高能率化するために、水田用乗用管理機の走行装置や液剤散布装置を改善し、作業性能を調査した。乗用管理機の走行装置を標準タイヤに比べて...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価(285)
摘要 弱毒性のサテライトRNA遺伝子を導入したキュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性トマト系統(No.4-7系統)を供試し、抵抗性の性状を解明するとともに、隔離圃場での安全性評価する。10年度は隔...
摘要 アルファルファ圃場造成時の雑草対策として、エン麦やチモシーを同伴作物とした播種及び除草剤処理同日施肥播種を行うことにより、雑草割合を30%以下に抑えることができること、造成1年目の乾物収量は4...
摘要 組換え作物の安全性を評価するため、組換えダイズ(高オレイン酸及び除草剤耐性)の越冬性及び組換え体から非組換え体への受粉による結実の頻度を調査した。組換え体と非組換え体との間には顕著な差は見られ...
摘要 これまでに、植え付け位置の事前情報を基に作物を畝方向に連続的に識別する手法を開発した。11年度は、開発した手法を無線通信を介して実行するシステムを構築し、複数の除草ロボットを制御することの可能...
北海道におけるナガハグサ型草地の確立および維持条件に関する研究(160)
摘要 ナガハグサ型草地の維持に窒素とカリが及ぼす影響を調べるため、北海道旭川市斉藤牧場内の放牧地に無施肥で維持されている不耕起造成後約20年のナガハグサ型草地に、窒素施肥区、カリ施肥区および対照区を...
摘要 十勝地域及び北農試(札幌)の実圃場を対象として、■除草剤処理同日播種法、■夏造成法、■春造成時における同伴作物としてのエンバクの混播により、アルファルファ単播草地(品種はマキワカバ)を造成した。...
摘要 環境負荷軽減を図るバイオエネルギーの利用を目指し、てんさいをアルコール原料用に省力・低コストで生産する直播栽培技術の確立を図った。播種深度を1.5cm程度とし、出芽苗の立枯病防除剤5Kg/10...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発
摘要 近年寒地・寒冷地を中心にミズアオイやアゼナ類でスルホニルウレア系除草剤(SU剤)に抵抗性を示す水田雑草が出現しており、それらの動向解析が求められている。9年度はSU剤抵抗性型を簡易に検定する手...
遺伝子導入トマトのキュウリモザイクウイルス抵抗性の性状解明と安全性評価
摘要 トマト栽培においてキュウリモザイクウイルス(CMV)が多発して大きな問題となっており、CMVに対する低コスト・環境保全型の防除法として抵抗性の利用が要望されている。しかし、トマトおよび近縁野生...
摘要 トウモロコシー草地地目連鎖系において、トウモロコシに14kgN/10a施肥すると2kgN/10aが未回収となり、地下水中の硝酸態窒素濃度は最大20mgN/L以上を示した。しかし、地下水が草地に...
摘要 株間、畦間の雑草を機械で取り除く物理的除草技術を実現するための要素技術として、作物を土壌や雑草と識別し、作物の位置や大きさを認識する手法の開発を目的とする。既に開発した作物と雑草を識別するファ...
摘要 組換え植物の安全性を評価するため、8年に隔離圃場で栽培された除草剤抵抗性組換えなたねと同じ圃場で栽培されたなたね及びからしなの種子を隔離温室で発芽させ、芽生えの除草剤抵抗性を調べた。除草剤耐性...
摘要 北海道内の農業改良普及センターを対象としたアンケート調査の結果から、草地に発生している帰化雑草はシバムギ、アメリカオニアザミ、キレハイヌガラシ等が多く、特にシバムギは採草地において大きな被害を...
摘要 放牧草地内に侵入したアメリカオニアザミの耕種的防除法を確立するために、そのライフサイクルを精査した。アメリカオニアザミは短年生の1回開花型植物で、幼植物のロゼット個体は2~3年生存するが、開花...