摘要 中国地方の中山間地域に多くみられる肉用牛繁殖経営農家に「イタリアンライグラス+イヌビエ」体系を適用した。イタリアンライグラスを2回乾草利用,イヌビエは一番草を乾草利用,二番草を放牧利用した。合...
摘要 阿蘇高原施設での周年放牧試験の結果から、冬季放牧において体重500kgの繁殖牛が体重維持するためにはトールフェスク草地(TF、10月上旬から60日間)が30a、イタリアンライグラス(IR)草地が14aおよび...
摘要 バヒアグラス草地の乾物収量および延べ放牧頭数はそれぞれ658~826kg/10a、557~653頭・日/ha/年であった。イタリアンライグラス草地の乾物収量および延べ放牧頭数はそれぞれ1206~1239kg/10a、490~663...
摘要 カラスムギの発生消長とトリフルラリンの土壌中消長との関係から,その残効期間は20日程度と推測した。カラスムギの発生速度,出芽最適深度等の出芽生態に明瞭な系統間差異が存在することを確認した。屋外ポ...
摘要 飼料用ムギ類44品種、飼料用とうもろこし94品種、ソルガム類85品種及び栽培ヒエ等11品種を供試し、気象変動等に対する収量の安定性を検討した。秋作ムギ類の収量は、品種による収量のひらきが大きかったが、...
天候不順時における大区画圃場での飼料用とうもろこし栽培技術の安定化(88)
摘要 大型バットに播種したとうもろこし83品種の出芽・初期生育への過湿の影響は、11年の試験より現れかたが不明瞭であったが、結果は概ね一致した。また、過湿時の対応策の一つであるとうもろこしの不耕起播種で...
摘要 イタリアンライグラスまたはトウモロコシを栽培している90m×180m区画の各大規模圃場内の複数の定点から植物体及び土壌サンプルを採取し,収量,品質の不均一性の実態を調査した。その結果、両草種の飼料成分...
草地・飼料畑における環境保全型精密管理技術の体系化と評価(92)
摘要 都府県における既存の生産管理体系におけるエネルギー消費量と二酸化炭素の発生量を調査するとともに、農業資材からの二酸化炭素の発生量を調査した。都府県におけるイタリアンライグラスとトウモロコシの既...
トウモロコシ、ソルガム、イタリアンライグラス圃場における無脊椎動物相の解明(111)
摘要 トウモロコシとソルガムで最も大きな被害を与えた害虫は、播種時の害虫で、前者ではタネバエ、後者ではハリガネムシであった。トウモロコシに寄生するアブラムシ類は個体数が増加すると捕食性の天敵により個...
ムギダニの作付け体系による防除と加害に強い草種の検索(115)
摘要 毎年のようにムギダニが多発生するイタリアンライグラス圃場で、イタリアンライグラスに代えて極早生エンバクや早生エンバクを作付して年内刈りすることにより、ムギダニの春の発生を抑制することができる。...
摘要 省力的なロールベール・ラップサイレージ(以下ロールベール)体系は,全国的に普及しているが,個々のロールベール間の品質ムラは大きい。また,ストレッチフィルムは移動や保管中にダメージを受けやすく,...
アカヒゲホソミドリカスミカメを寄主とする卵寄生蜂の天敵としての能力の評価(67)
摘要 畦畔のイネ科雑草より採集したアカヒゲホソミドリカスミカメの休眠卵に寄生していることが確認された卵寄生蜂は、クロタマゴバチ科、ホソハネヤドリコバチ科、タマゴヤドリコバチ科の3種であった。無除草畦...
摘要 圃場試験における硝酸態窒素濃度の草種間差は、ライコムギ>ライムギ≒2倍体イタリアンライグラス>4倍体イタリアンライグラスであった。 4倍体イタリアンライグラスが硝酸態窒素を蓄積しにくいことは、...
摘要 中山間地域に分散する放棄水田を飼料畑として畜産的に利用することは、これらの地域の産業を確保・維持するためにきわめて有効である。しかし、これらの地域では畜産業に従事する経営者の多くは高齢である。...
摘要 肉用子牛生産の低コスト・省力化及び草地の有効利用を目的とし、野草地と牧草地を組み合わせて、繁殖牛を周年で放牧する技術を確立する。トールフェスクの利用率はホクリョウ及びナンリョウの両品種とも4~...
摘要 夏作物として飼料用とうもろこし98品種とソルガム類81品種、冬作物として飼料用麦類41品種(エンバク26品種、ライコムギ4品種、ライムギ9品種、オオムギ2品種)とイタリアンライグラス36品種を...
不良環境条件下における不耕起播種が飼料作物の出芽及び初期生育に与える影響の解明
摘要 作物は、一般に、播種前に耕起して土壌を膨軟にさせることで出芽や初期生育が安定する。しかし、耕起した後播種前に降雨が続くと、圃場の過湿状態がいつまでも続き播種作業が困難になり、最悪の場合には適期...
摘要 植物共生糸状菌(エンドファイト)は種子伝染するが,菌株によって植物との親和性が異なると予想されることから,数種の牧草について感染植物と非感染植物を交配し、後代へのエンドファイト伝染率を検定する...
資源循環を基盤とする牧草・飼料作物の省力栽培及び高品質サイレージ調製技術の開発(137)
摘要 資源循環型酪農の条件である高品質粗飼料の生産・調製技術の確立のために10年度産当場粗飼料の化学成分・発酵品質とほ場の作業性について調査した。10年度のサイレージの化学成分・発酵品質はトウモロコ...
資源循環を基盤とする牧草・飼料作物に対する泌乳牛の採食性向上技術の確立(141)
摘要 資源循環を基盤とした自給粗飼料をベースとする泌乳牛の採食性向上技術を確立するため、自給粗飼料の種類、調製法の違いなどが、家畜の採食性に及ぼす影響を解明する。10年度はイタリアンライグラス、トウ...