病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 i)これまで形質転換体の作出が困難とされていたブドウ「巨峰」の形質転換技術を開発した。グルカナーゼ遺伝子導入ブドウ形質転換体を作出した。リゾチーム遺伝子導入ブドウにうどんこ病耐病性個体は認めら...
ピーマンPMMoV 等ナス科野菜、つる割病等ウリ科野菜の病害抵抗性素材の検索及び系統選抜試験
摘要 i)「トウガラシ安濃4号」は台木品種として有望であった。ピーマンPMMoV抵抗性育種ではF5、F6世代系統の選抜を行った。ii)トマトのウイルス病抵抗性育種ではF11まで世代を進め、CMV抵抗性を評価した。青枯病...
民間流通に対応した高品質小麦品種の開発促進 2)難防除病害抵抗性品種の開発促進
摘要 春播小麦の赤かび病抵抗性の強化を目的に、「蘇麦3号」の交雑後代よりDH系統(半数体倍加系統)を養成し、これら系統の抵抗性を評価するともに遺伝的な解析を行った。これまでに、抵抗性母本並に赤かび病...
摘要 目的:抵抗性品種の開発促進を特に強化し、さらにジャガイモシストセンチュウ・疫病等の病害虫抵抗性を複合して保有する品種開発を促進する。成績の概要:そうか病:発病度、病徴、いもの外観、収量等から、...
摘要 白さび病感染実験系を確立し、病害抵抗性に重要な生理活性物質の効果を判定し、白さび病抵抗性のメカニズムを解明する。また、抵抗性遺伝子に依存しない遺伝子組換えによる白さび病抵抗性キク作出のための...
摘要 登録品種、ダイズ及びムギ類のブランド性維持、育成者権保護の立場及び種子の生産と配布の体制を適正に管理するため、品種識別技術を開発する。 育種を効率化するため、重要形質に関連するDNAマーカーを開...
1.新品種育成強化促進事業(二期)(2)サトイモの新品種育成 3)病害抵抗性検定技術の確立
摘要 産地で発生している「萎ちょう病」の抵抗性検定法として、培養苗(多芽体)に接種し、グロスチャンバー内で30日間栽培後調査することで、抵抗性の幼苗検定ができる技術を確立した。 研究対象 サトイモ 戦...
摘要 目的:遺伝子やタンパク質の検出、分析を行うことにより、病原菌の個体識別や病原性の有無を識別できる分子診断手法を活用し、病害抵抗性品種の育成における品種の選抜精度の向上及び育種のスピードアップを...
摘要 バレイショ病虫害抵抗性品種育成の効率化を図るため、病害抵抗性DNAマーカー開発と雑種後代でのマーカーを用いた複合抵抗性個体の選抜を行った。ジャガイモXウイルス(PVX)抵抗性遺伝子に連鎖するDN...
病害抵抗性遺伝子等を導入したブドウ等の形質転換体における導入遺伝子の影響評価
摘要 i)リゾチーム遺伝子を導入したブドウ形質転換体16系統のうち、うどんこ病に対して1系統、黒とう病に対して1系統、根頭がんしゅ病に対して2系統が、抵抗性を示した。ii)ジーンサイレンシングを利用した高い...
摘要 F1世代2組合せ、F4世代5系統及びF8世代7系統の疫病及び青枯病抵抗性検定を行った。F1は疫病及び青枯病に対して強度抵抗性を示した。F4世代では、4系統は疫病に対して強度抵抗性であり、その中で青枯病に...
チオニン遺伝子等の導入による複数病害抵抗性イネの作出(218)
摘要 エンバク・チオニンを高発現する形質転換イネの広範な病害抵抗性を調査する目的で、日本の3大細菌病土壌病害に数えられるイネもみ枯細菌病に対する抵抗性検定を行った。その結果、エンバク・チオニン高発現...
摘要 F3世代1系統および F7世代7系統について幼苗で疫病抵抗性検定を行い、抵抗性選抜個体はさらに青枯病抵抗性の選抜を行った。疫病抵抗性検定ではF7世代の‘CBP94D-77-3-18-8-2’は罹病性を示したが、他の系統...
イネの過敏感反応により誘導されるいもち病抵抗性突然変異遺伝子の解析と育種利用(192)
摘要 MNU処理により誘発された過敏感反応突然変異体のうちいもち病に対する反応が原品種と異なる13系統について、いもち病及び白葉枯病抵抗性検定を行った結果、6系統がいずれの病気に対しても原品種と比較し...
摘要 北海道に適応する優良品種の選定に資するため、諸外国および国内の民間会社により育成された品種・系統の主要特性を明らかにする。11年度は、23品種・系統の生産力検定試験を行うとともに、病害抵抗性に...
チオニン遺伝子等の導入による複数病害抵抗性イネの作出(229)
摘要 エンバク・チオニンを高発現する形質転換イネの広範な病害抵抗性を調査する目的でイモチ病に対する抵抗性検定を行った。その結果、エンバク・チオニン高発現によるイモチ病抵抗性の増強は特に認められなかっ...
摘要 F2世代1組合せ、F3世代2系統及びF6世代7系統について疫病抵抗性の幼苗検定を行い、疫病抵抗性で生育が旺盛な選抜個体について青枯病抵抗性選抜を行った。疫病抵抗性検定における発病株率は、F2世...
摘要 てんさいの育種において、耐病性の選抜・検定法、ヘテロシスの発現機構、単胚性の遺伝解析など基礎的諸問題が未解明の状況にある。そこで、病害抵抗性一代雑種を育成するため、同病害抵抗性の簡易検定法並び...
β-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子の導入による病害抵抗性ブドウの作出
摘要 現在の果樹病害の防除は殺菌剤に依存する割合が高く、その改善方策として病害抵抗性品種の早急な開発が求められている。本研究では、菌類の細胞壁を構成する多糖類の一つであるβ-グルカンを加水分解する酵...
摘要 我が国で発生が認められている植物病害のうち、約70%は菌類による病気であり、菌類病抵抗性育種に向けた素材の作出は重要な課題である。特にブドウでは、菌類病に対して有用な育種素材が少なく、組換えD...