摘要 メロンえそ斑点病の汚染土壌にメロン苗を植え付け、15℃、18℃、20℃で育成し、21日後に植物体各部位(生長点、子葉、胚軸、根)を回収してELISA法により調査を行った。いずれの温度帯でも生長点からは検出さ...
摘要 生物工学的手法と生物検定法との結果が異なる菌株の非病原力遺伝子を解析し、昨年度までに開発した生物工学的手法ではレースを判別できない原因を明らかにした。また、このような菌株のレースを判別するた...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
摘要 土壌からメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)を検出するために用いている、生物検定とELISA法による現行の検出方法について、30日間程度までの期間短縮と、検出漏れを無くして精度の向上を図ることを目的とする...
摘要 時間と手間のかかる生物検定法の代わりに、生物工学的手法によってトマト萎凋病菌のレースを判別する技術を開発する。本年度は、予備試験で仮決定した生物工学的手法によって、昨年度までに収集した菌のレ...
摘要 タバココナジラミに対する天敵微生物を選抜し、生物検定法を確立するため、Btライブラリーのスクリーニングを行った。現在までに887ユニット(4435株)のスクリーニングが終了した。その結果、2回の検定で...
摘要 インドネシア、アルゼンチン、パプアニューギニア、マレーシア、ペルー、タイ、ブラジルにおける荒廃熱帯森林生態系の修復に関する試験地でのモニタリングを継続すると共に、既存試験地のネットワークのさら...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
摘要 1.当年度の研究目的 きのこの病虫害の発生機構の解明を行うために1)害菌の調査、分離・同定及び対峙培養に取り組む。被害の実態を明らかにするためにアンケート調査に取り組む。2)ダニ被害の情報を...
摘要 1.当年度の研究目的 熱帯林の無用な劣化を減少させるため、またすでに荒廃した森林を修復するための技術を開発し、森林資源の持続的管理に貢献することを目的として設定した世界各地の試験地においてモ...
鱗翅目昆虫に対する害虫抵抗性遺伝子導入トウモロコシの安全性評価(67)
摘要 Btトキシンに対するポリクローナル抗体を用いて花粉中のトキシン濃度を定量化する検量線を作成した。簡易生物検定法を開発するために、Btトキシンに対する感受性の高いヤマトシジミを人工飼料で飼育した...
性フェロモン利用を核としたハマキガ類等害虫の総合防除技術の確立
摘要 茶樹の主要害虫であるチャノコカクモンハマキ、チャハマキを対象として、交信攪乱剤による防除が10数年来続けられている。この攪乱剤は2種のハマキに共通な性フェロモン成分を含み、交尾を阻害する効果を...
摘要 鱗翅目昆虫の性誘引フェロモンについて多様な研究が進められ、主要害虫については防除手段が実用化されてきた。しかし、地域特産作物などのいわゆるマイナー害虫のモニタリングや直接防除へ性フェロモンを利...
摘要 侵入害虫マメハモグリバエは、温室栽培トマトの重要害虫となっており、トマトにおける天敵を利用した防除体系を確立する上での大きな障害となっている。本課題ではマメハモグリバエに対する導入・土着寄生蜂...
摘要 ツクリタケクロバネキノコバエをマッシュルーム栽培農家で採集し、研究室内でシイタケ菌床にて継代飼育し、増殖させた終令幼虫を個別に蛹化させ、多数の未交尾雌雄成虫を得た。このペンタン抽出物を前年度確...
摘要 バチルス菌の殺虫活性の有無と強弱に関連する内毒素の性状を究明し生化学的性状に基づく殺虫性評価法を開発する目的でBacillus thuringiensis(Bt) serovar sottoに...
摘要 広食性の吸汁性昆虫の代表であるワタアブラムシの寄主選択を制御する化学的因子を解明するために、各種ウリ科及びナス科植物の生葉で飼育し、生育阻害効果を有するウリ科11種、ナス科12種を明らかにした...
スギ・ヒノキ穿孔性害虫の誘引物質の生物検定法の開発(273)
摘要 スギノアカネトラカミキリの誘引物質に対する野外生物検定法として衝突板式トラップの使用が適しており、サンプルは固形化材で固めて用いることで長期間安定した効果を維持できることを明らかにした。性フェ...
摘要 ばれいしょのアブラムシの天敵利用による生物的制御技術改善のため、アブラムシの寄生蜂に対するカイロモンの確認と抽出・単離を目的とした。寄生蜂アブラバチの産卵行動と寄主探索行動から、カイロモンの生...
摘要 食菌性昆虫の寄主範囲とその選択性を制御している機構を明らかにすることは、森林昆虫の生態における役割の解明という観点からだけでなく、新たな栽培きのこの害虫を予測しその加害を制御する方法を早急に確...