摘要 研究背景:これまで、きのこの品種および生産技術の開発は収量等の生産性が重視されてきたが、食生活の多様化により量(収量性)から質(食味性)への転換が迫られている。当場ではこれまでにブナシメジの道...
新潟米品質表示制度に対応した高品質米生産制御技術と適正食味評価法の確立
摘要 栽培条件と生育、品質の関係を解明するとともに、品質表示制度に見合った選別技術を確立する。また、米の成分量による客観的な食味評価が可能な食味推定技術を開発する。(1)出穂後10日の気温とm2総籾数か...
摘要 目的:豆類の抗酸化活性の変動について、品種や産地、栽培条件の面から検討するとともに、利用形態による差異を明らかにし、その簡易分析手法を開発する 計画:1.抗酸化活性の変動要因解析試験(中央農試...
中国における稲遺伝資源の特性評価と新品種素材の開発(155)
摘要 中国における食料問題解決に貢献するため、中国及び日本の有用イネ遺伝資源を利用して、安定・多収新品種素材の開発を行う。主な開発対象は、1年1作の単季稲、及び飼料用稲とする。新品種素材開発の過程の...
紫黒米の色素特性の簡易評価法の開発と環境要因による変動の解明(113)
摘要 紫黒米の主用途は食品の着色料的利用であり、穀実の色素量を把握する必要がある。このため、色素量の簡易測定法の検討と栽培条件による色素量の変動の解明を行った。紫黒米の未破砕玄米5.0gを2.5%ク...
組換え体栽培条件下等における自然突然変異発生のモニタリング(304)
摘要 組換え作物の栽培が行われるようになった現状では圃場等における環境に対する安全性評価基準の高度化が求められている。現在栽培されている組換え作物は環境への安全性について安全であることが確認されたも...
果樹の一般成分・機能性成分の変動とデータベース化に関する研究-リンゴ、ニホンナシ等果実中の糖・多糖類成分のデータベース化(148)
摘要 リンゴ果実の機能性成分の変動要因について解析した。リンゴに含まれている機能性成分であるアントシアニンの生成について検討し、糖生成経路を経て生合成されることが明らかになった。本研究課題においては...
摘要 育成系統の調理加工適性を評価し、えぐ味の元となるグリコアルカロイド含量を測定する。また貯蔵性と打撲耐性について評価法を確立するとともに、品種間差を明らかにして育成系統の評価のための指標を得る。...
紫黒米の色素特性の簡易評価法の開発と環境要因による変動の解明(138)
摘要 紫黒米の主用途は加工食品の着色料的利用であり、着色食品の色濃度及び色調の調節のためには、穀実の色素量の把握は重要である。このために、色素量の簡易測定法の検討と栽培条件による色素量の変動の解明を...
摘要 植物の生理機能を最大限に利用した生産力向上のための計測技術の開発を研究目的とする。研究対象はコメを中心として、質量分析装置とMRI(磁気共鳴イメージング)による炭水化物の分析法の開発と、品種や...
摘要 減化学肥料、減農薬による野菜の品質が慣行栽培のものと差があるのか、またそれらの栽培履歴を識別できるのか等について検討した。ポリフェノール類、ビタミンC、硝酸、亜硝酸含量など内容成分と表面色の栽...
東北地域における小麦品種・系統のタンパク組成と製パン性の変動
摘要 東北地域で生産される小麦は、国産小麦の中では比較的タンパク含量が高いことから、実需者から製パン性の優れた小麦の生産が求められている。そこで、麦育種研で育成したパン用有望品種・系統のタンパク組成...
タンパク質サブユニット構成による高製粉性系統の特性解明(61)
摘要 農林登録品種(軟質小麦8品種)及び中国導入品種(硬質11品種及び軟質小麦7品種)の製粉性について比較検討し、さらにふるい抜け性を支配する蛋白質サブユニットの特定を試みた。その結果、製粉歩留と細...
摘要 近赤外分析法による非破壊分析は、育種において品質に関する形質を効率的に選抜しうる成分分析法である。本研究では近赤外分光分析機による大麦穀粒の全粒分析について、水分・蛋白質・澱粉を対象に、その測...
摘要 野菜の品質評価基準の具体的な検討を対象作目としてブロッコリを用いて行った。現行の官能的判定にかわる客観的な品質評価要素として、ビタミンC含量、色(色差計値、クロロフィル含量)を検討したところ、...
摘要 剥皮黒変を誘導するクロロゲン酸などフェノ-ル物質の成分量には品種間差があり、北海68号、ホッカイコガネ、エゾアカリ、男爵薯及びキタアカリの順に低含量であった。剥皮黒変する度合もほぼこの順と一致...