DNAマーカーを用いた陸稲由来イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子選抜技術の開発(51)
摘要 日本陸稲に由来するイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を水稲育種で効率的に利用するため,DNAマーカーを指標とする選抜法を確立する。陸稲由来の抵抗性系統に認められた第2,6,11染色体の陸稲由来領域におい...
土壌酵素活性測定による土壌微生物と作物の相互作用の解明(121)
摘要 作付回数の増加に伴ってセルラーゼ活性が高まった。また、植物根を添加することで酵素活性は高くなったが、添加する根の状態によって活性の増加程度が異なった。すなわち、乾燥根では、陸稲根よりトマト根の...
アジア稲とアフリカ稲の種間雑種における環境適応性についての遺伝学的及び生理生態学的研究(176)
摘要 栄養生長期におけるイネの耐乾性を、水関係を中心に生理学的に評価し、以下の考察を行った。■初期生育においてはアフリカ稲が必ずしも優れた耐乾性をもつとはいえない。■乾燥ストレス下において、アジア陸稲...
摘要 熱帯の陸稲・天水田稲における水吸収能力向上に資するため、根系発達に及ぼす土壌・栽培法要因と品種要因の影響を調査した。根系が対照的な稲12品種をフィリピンの3試験地で栽培し、出穂期の根発達を調査...
DNAマーカーを用いた陸稲由来イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子選抜技術の開発(53)
摘要 日本陸稲に由来するイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子を水稲育種で効率的に利用するため、遺伝子と連鎖するDNAマーカーを指標とする選抜法を確立する。RFLPマーカーを用いてスクリーニングを行い、44マーカー...
摘要 農業生物資源研究所保有の水陸稲の特性調査および増殖を行う。10年度は熱帯・亜熱帯の在来種や日本在来種等の稲遺伝資源180点を用いて、出穂期・稈長・穂数等の一次特性13項目について特性調査および...
DNAマーカーを用いた陸稲由来イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子選抜技術の開発
摘要 イネ縞葉枯病は稲作で最も被害の大きなウイルス病であり、安定的な抵抗性品種が望まれている。日本陸稲に由来するイネ縞葉枯病抵抗性遺伝子は2個の優性補足遺伝子に支配されるため抵抗性発現では十分な選抜...
摘要 農業生物資源研究所保有の水陸稲の特性調査および増殖のために、250点の遺伝資源について一次特性の評価および増殖を圃場で行った。出穂の遅い30点の材料は株上げし、温室で増殖した。また、50点の遺...
摘要 強風、乾燥条件下において、防風林による作物の風害、干害軽減効果を評価する目的で、高さ8m、密閉度70%の防風林による気象改良効果について検討した。その結果、70~80%の減風に伴って昼間には風...
摘要 化学肥料代替としての乾燥牛糞施用条件下で、陸稲・大麦、スイートコーン・大麦体系における収量性や土壌中での無機態窒素の動態を検討した。大麦は夏作収穫後の土壌中無機態窒素残存量を反映して、概ね牛糞...
摘要 化学肥料代替としての乾燥牛糞施用条件下で陸稲、スイートコーンを作付けし、収量性や土壌中での無機態窒素の動態を検討した。陸稲収量は牛糞施用量が多いほど増収したが、窒素含有率が施用量の増大に伴って...
摘要 南米の広大なサバンナ(リャノス)に低投入型作付体系を導入するために,土壌酸性と一時的な乾燥への抵抗性を持つ陸稲新品種の開発が望まれている.本研究はそのために,(1)同地域における酸性害と干害の...