要約
バラ養液栽培における誘電率土壌水分センサを用いた給液制御が収量・切り花品質に及ぼす影響
要約 バラのロックウール栽培において、誘電率土壌水分センサを用いて培地内水分率を70 ~ 75%に制御する給液をすると、給液量と排液量を削減でき、採花本数と切り花品質が慣行に近くなる。 背景・ねらい バラの...
要約 ブロッコリーのセル育苗時、定植1週間前から0.3%食塩水を灌水すると、苗の耐干性が高まり、高温乾燥条件下で定植した場合の初期生育や収穫の斉一性が高まる。 キーワード ブロッコリー、セル育苗、食塩水、...
黒毛和種肥育牛の枝肉形質に対するサイログロブリン遺伝子多型の効果
要約 甲状腺ホルモン合成因子であるサイログロブリン遺伝子の5'-UTRに存在する多型(TG5)は黒毛和種肥育牛の脂肪交雑や粗脂肪含量に影響を与える。TG5の遺伝子型がTT型の集団ではCC型の集団に比べBMS No.および...
要約 ブタ第4染色体に検出された筋肉内脂肪含量QTLにおいて、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、筋肉内脂肪含量を増加させる効果がある。 キーワード ブタ、DNAマーカー、QTL、筋肉内脂肪 背景・ねら...
要約 購入チモシー乾草のβ-カロテン含量はロットによる影響が大きい。黒毛和種にビタミンA(VA)を投与した場合、VA製剤の種類、投与方法の違いにより血中VA濃度の推移に差が生じる。肥育後期の一時的なVA補給で...
要約 青森県の民間育成品種「トキ」は外観、食味、食感が良好な黄色品種で、早生種の「きおう」と黄色の晩生種をつなぐ中生種として、優れた特性を持つ。 キーワード リンゴ、「トキ」、黄色品種、中生種 背景・...
要約 鉢花生産において、生分解性ポットを育苗に用いて直鉢替え栽培を行うことで、省力化が可能である。ポットは底面にカド穴4個を加え5穴とし、育苗期間によりデンプンの混合率を変えることで、慣行栽培と同等...
背景・ねらい
「板うに」の型くずれ防止のために使用されるミョウバンは、濃度の高い溶液では独特の渋味を持つため、処理方法の違いにより品質がばらつく。そのため市場からは、ばらつきをなくすための技...
背景・ねらい
山口県の一部干潟域には環境省のレッドデータブックで絶滅危惧1類に指定されているカイガラアマノリの分布が見られ、以前から一部の地域住民により僅かながら食用に利用されていた。しかしな...
要約 小型スイートコーン「ピクニックコーン」は、除房処理を行わないことで栽植株数の50%程度の株で販売可能な穂が1株から2穂収穫でき、「味来390」と同等以上の収量が確保できる。 キーワード 小型スイートコ...
銀セラミックスを用いた大規模生産施設で利用できる養液の除菌技術
キーワード 銀セラミックス、循環養液、除菌、Pythium、Phytophthora 背景・ねらい 鉢物の生産施設では、Ebb & Flow方式などの底面給水栽培の導入により大規模化が進んでいる。このような施設では、養液の循...
黒毛和種牛肉の脂質酸化抑制に必要な肥育後期の稲発酵粗飼料給与量
要約 黒毛和種去勢牛の肥育後期における稲発酵粗飼料給与量の違いは、増体や枝肉成績に影響しない。肥育後期に稲発酵粗飼料を現物で5kg以上給与すると、牛肉中のビタミンE含量は抗酸化機能が期待されるレベルに...
要約 バラの養液循環式栽培において、粒状バーミキュライトやコイア繊維を熱融着性繊維を用いて固化させた培地での発根率や切り花収量および品質は、ロックウールマットと同等以上である。 キーワード バラ、代替...
要約 花弁を熱エタノール溶液に浸漬した後、遠心分離することにより、花弁に含まれる糖質をホモジナイズせずに簡易・迅速に抽出できる2種類の方法を開発した。 キーワード カーネーション、簡易・迅速抽出法、...
要約 トルコギキョウの冬季施設栽培においては、二酸化炭素施用を光強度の強い日中に行うことによって、慣行の施用法より大幅な光合成促進が見込める。強光かつ高二酸化炭素濃度下では光合成適温が高温域に移動...
出荷前および輸送中のスクロースと抗菌剤処理によるバラ切り花の品質保持期間延長
要約 出荷前およびバケット輸送中のスクロースと抗菌剤処理により、バラ切り花の品質保持期間は延長する。北海道、和歌山県および千葉県からの実送試験において、スクロースと抗菌剤による品質保持効果は確認さ...
速効性の窒素成分を多く含み、窒素とカリの養分バランスが良い窒素付加堆肥の特性
要約 窒素付加堆肥は牛ふんおがくず堆肥をベースとした硝酸態窒素を多く含む窒素とカリのバランス良い速効性の有機質肥料である。堆肥ペレットに成型することで貯蔵中の成分安定性が向上し、かつ、施用後の溶出は...
杉バークを培地としたバラの循環式養液栽培における養液の加温効果
要約 循環式養液栽培において加温した養液で培地温度を高めると切花本数が増加する キーワード バラ、循環式養液栽培、培地加温 背景・ねらい トマトなどで、生産性を維持しつつ暖房経費を節減する方法の一つに、...
要約 ヒートポンプによる夏季夜間冷房を行ったバラ温室では、温室内の温湿度が低下し除湿され、夜間のバラの蒸発散量は増加する。夜間冷房を行った温室で栽培したバラは、日持ち日数が長くなり、観賞期間中の灰色...