砕土装置付培土機によるばれいしょ早期培土栽培の生産性向上技術
要約 砕土装置付培土機による早期培土栽培は、慣行栽培に対して培土作業や収穫作業の省力化が可能であること、品種により規格内重が優ったことから、ばれいしょの生産性向上に有効な技術である。 キーワード バレ...
要約 本機は、収穫前のバレイショの茎葉を引き抜いて細断し、ほ場へ拡散放出することができる2条用の自走式茎葉処理機である。畝押さえ部品でいもの露出を抑制しつつ茎葉を引き抜く構造のためマルチ栽培にも対...
要約 バレイショでん粉粕サイレージはペクチンを約10%含み、消化性の高いエネルギー飼料で、カリウム含量が粗飼料よりも低い。でん粉粕サイレージは泌乳牛1頭あたり原物約10kg/日給与することで圧片トウモロコシ...
要約 でん粉粕の表面に100g/㎡の尿素を散布するとカビの発生を抑制できる。0.5%の尿素を混合して調製するとカビ抑制だけではなく、ルーメン内への窒素供給や飼料の分解性が高まる。肥育前期では、乾物ベースで濃...
でん粉粕中に存在するジャガイモそうか病菌の飼料利用場面における動態
要約 でん粉粕中のジャガイモそうか病菌はサイレージ発酵過程および牛消化管内で死滅する。その排泄物の堆肥化過程ではさらに熱により殺菌されるため、土壌に還元しても、そうか病の発生原因となる可能性は極めて...
調理適性に優れた、シストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種「はるか(旧系統名 北海94号)」
要約 ばれいしょ「北海94号」は白肉で、食味が良く、水煮適性が優れ、サラダおよびコロッケ加工適性もある中生の生食用系統である。目の周りが赤い外観を呈し、「男爵薯」よりも多収で、ジャガイモシストセンチュ...
ばれいしょ「インカのめざめ」から芽条変異した新品種候補「北海98号」
要約 ばれいしょ「北海98号」は、カロテノイド系色素を含み、橙肉でナッツ風味がある美味しい2倍体品種「インカのめざめ」の芽条変異系統で、茎色は紫、いもの皮色が赤で「インカのめざめ」とは異なる外観を呈す...
要約 早掘り栽培では、処理精度が高く収穫時の皮むけが少ない茎葉引き抜き機が最も効果的である。一般栽培では、早生~中早生品種は処理精度と作業能率の高い茎葉チョッパが効果的で、中生~晩生品種は自走式茎葉...
要約 早期培土による深植え栽培では、種いも位置から高位の節まではしご状にやや短いストロンが発生し、高位節の塊茎まで肥大する。塊茎分布は、培土内で底面積が小さく高さのある立体的な配置をする。 キーワー...
要約 リン含量の異なる馬鈴薯澱粉とそれらの澱粉の製造時に生じる澱粉粕について脂質代謝改善効果を調べたところ、リン含量の高い澱粉(高リン澱粉)及び高リン澱粉製造時に生じる澱粉粕(高リン澱粉粕)には中性脂...
要約 生イモ中の還元糖量、チップ中のアクリルアミド量が顕著に増加する貯蔵温度域は8℃未満である。アクリルアミド生成に最も強く関与する生イモ中の成分は還元糖である。 キーワード ばれいしょ、貯蔵温度、ポテ...
赤肉で油加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種候補系統「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」は赤肉でアントシアニンを含み、でん粉価が高くポテトチップなどの油加工適性を持つ暖地二期作栽培向けの系統である。 キーワード ジャガイモ、アントシアニン、油加工適性、暖地二期...
アメリカにおける遺伝子組換え作物をめぐる政策動向と規制スタイル
背景・ねらい 本研究では,世界で最も遺伝子組換え作物(GMO)の商業化が進展しているアメリカを取り上げ,規制における特徴を把握すると共に,その見直し動向について明らかにする。またアメリカが行っているGMO...
農産物の還元糖/アスパラギン比率と加熱後のアクリルアミド生成量の制限要因 について
要約 農産物中の還元糖とアスパラギンは強い加熱条件によってアクリルアミドを生成するが、 これら2つの成分のアクリルアミド生成への寄与が拮抗する比率が存在する。この比率 を境にアクリルアミド生成量の制限...
要約 諫早湾中央干拓地における春作マルチバレイショの植付適期は、梅雨入りまで摂氏1,040度以上の生育積算温度が確保され、晩霜害の危険が少ない2月下旬がよい。 キーワード 春作マルチバレイショ、植付適期 背...
赤肉で加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」はアントシアニン色素を含有しいもの肉色は赤色である。ポテトチップなどの油加工適性があり、でん粉価が暖地にしては高く、暖地二期作栽培に適する品種である。 キーワード ジャガイ...
疫病に圃場抵抗性を有する生食用ばれいしょ新品種「さやあかね」
要約 ばれいしょ「さやあかね」は、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、疫病圃場抵抗性であることから無農薬栽培が可能な中生の生食用品種である。「花標津」に比べ収量性は高く、上いも平均一個重も大きく...
キーワード 秋作バレイショ、植付適期、積算温度 背景・ねらい 秋作バレイショは高温による種いもの腐敗や青枯病の発生を回避し、かつ初霜期までの生育期間を十分確保することが生産安定の最大要因である。長崎県...
要約 2月下旬にジャガイモを植え付け、畝肩∼畝間にヘアリーベッチを播種し、双方の草丈が同じになる4月下旬頃に中耕することにより、堆肥約1.5t/10a、あるいは化成肥料窒素2∼8kg/10aの肥料効果が得られ、雑草量...
要約 サツマイモ塊根を油中で揚げ調理した時のアクリルアミド生成量は、加熱前の還元糖ではなく遊離アスパラギン含量と強い相関がある。サツマイモを原材料に含む市販加工品15点のアクリルアミド含量は545μg/kg(=...