中早生で長期貯蔵性の優れるポテトチップ用バレイショ新品種「しんせい」
要約 「しんせい」は、枯ちょう期が中早生で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。チップ加工適性が優れ、収穫時期から翌年6月までの長期貯蔵でもチップカラーの低下が少ない。国産原料が不足する2月から...
橙色のチップ加工等に適したカロテン含有サツマイモ新品種「あかねみのり」
要約 「あかねみのり」は、カロテンを含むため、サツマイモ加工品の原料に使うと、品質が優れ、橙色の良好な仕上がりとなる。いもの形状が整っているため加工しやすく、既存の加工用品種「ベニハヤト」等に比べて...
臭わず黄変しないダイコン品種「悠白」、「サラホワイト」の栽培と利用の手引き
要約 臭いや黄変の元となる成分を含まないダイコンF1品種「悠白」と「サラホワイト」について、幅広い利用者向けに品種特性や栽培管理、その加工適性や利用法をわかりやすく解説した手引き書である。 キーワード ...
貯蔵性、収量性に優れる加工用短節間性新品種候補「カボチャ北渡交4号」
要約 カボチャ北渡交4号は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工に適する短節間性F1系統である。 キーワード カボチャ、加工用、高貯蔵性、多収、短節間 背景・ね...
要約 「悠白」と「サラホワイト」は加工品の臭いや黄変の原因となる4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノレートを含まないF1品種である。「悠白」は漬物原料用に、「サラホワイト」は大根おろし等の生食...
要約 2月に収穫し2か月間貯蔵したキャベツは、糖度やビタミンCが保たれるが歩留りは約6割に低下する。一方、4月まで栽培を延長したキャベツは、球重が約1.5倍になるが糖度とビタミンCが半減し、カットキャベツを...
要約 「あいこまち」の食味は「ベニアズマ」並みに優れ、調理後の黒変が少なく、糖度が高い。いもの条溝がなく、外観が良い。サツマイモネコブセンチュウと黒斑病に強く、つる割病と立枯病に中程度の抵抗性を持つ...
低温糊化性でん粉を有するでん粉用カンショ新品種「こなみずき」
要約 カンショ「こなみずき」はでん粉の糊化温度が一般品種のでん粉より約20℃低い。この低温糊化性でん粉はゲルの離水率や硬度が低く、耐老化性に優れ、高分解性である。いもの収量およびでん粉歩留は「シロユタ...
ポテトチップ原料用品種の選定と利用条件の設定によるバレイショの周年安定供給体制
要約 ポテトチップ原料用バレイショとして、暖地産では既存品種の「トヨシロ」と比較して「らんらんチップ」は収量が高く加工適性に優れる。北海道産では主要5品種について、チップカラーおよび芽長から品種ごと...
要約 キャベツの葉の葉脈に対し平行及び垂直方向への引っ張り破壊試験結果を主成分分析することにより、カットキャベツの力学的特徴を示すことができる。カット用キャベツの新しい適性評価法として活用する。 ...
要約 たまねぎ「HT46」は、青果用品種「スーパー北もみじ」より大球・多収で、加工用品種「純心」より倒伏期が早く、貯蔵性に優れる。加熱・加工適性に優れ、紅色根腐病発生ほ場での被害が小さい。 キーワード た...
要約 子いも用サトイモ新品種「ちば丸」は、子いも形状が「えび」、孫いも形状が「丸」で、大玉で、揃いが良いことから、調理・加工時の歩留りが高く、良品収量が多い。 キーワード サトイモ、新品種、放射線、子...
調理適性に優れた、シストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種「はるか(旧系統名 北海94号)」
要約 ばれいしょ「北海94号」は白肉で、食味が良く、水煮適性が優れ、サラダおよびコロッケ加工適性もある中生の生食用系統である。目の周りが赤い外観を呈し、「男爵薯」よりも多収で、ジャガイモシストセンチュ...
赤肉で油加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種候補系統「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」は赤肉でアントシアニンを含み、でん粉価が高くポテトチップなどの油加工適性を持つ暖地二期作栽培向けの系統である。 キーワード ジャガイモ、アントシアニン、油加工適性、暖地二期...
疫病に圃場抵抗性を有する生食用ばれいしょ新品種「さやあかね」
要約 ばれいしょ「さやあかね」は、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、疫病圃場抵抗性であることから無農薬栽培が可能な中生の生食用品種である。「花標津」に比べ収量性は高く、上いも平均一個重も大きく...
要約 国産ナス品種を素材として、葯培養により高知ナスF1系統「ナス高育交2号」を育成した。促成栽培において、「ナス高育交2号」は80~100gの果実を収穫でき、良好な果実品質と多収性を示す。 キーワード ナス...
フライに適し大粒・多収のばれいしょ新品種「こがね丸(旧系統名 北海90号)」
要約 ばれいしょ「北海90号」は、フライ加工に適し、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。でん粉価が高く大粒・多収で、曝光によるグリコアルカロイド増加が少ない。 キーワード ジャガイモ、加工、フライ...
カラフルポテトの新顔(1)赤肉の新品種「ノーザンルビー(旧系統名 北海91号)」
要約 ばれいしょ「ノーザンルビー」は、調理適性に優れ、アントシアニン色素を含有し、いもの肉色が赤色である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、「インカレッド」に比べ枯凋期が早く栽培しやすい。 キ...
赤肉で加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」はアントシアニン色素を含有しいもの肉色は赤色である。ポテトチップなどの油加工適性があり、でん粉価が暖地にしては高く、暖地二期作栽培に適する品種である。 キーワード ジャガイ...
カラフルポテトの新顔(3)橙黄肉の新品種「インカのひとみ(旧系統名 北海93号)」
要約 2倍体ばれいしょ「インカのひとみ」は、カロテノイド系色素を含有し、いもの肉色が橙黄色である。表皮は赤色で、目の周りだけが黄色に着色された眼鏡状の様相を呈する。「インカのめざめ」同様、良食味であ...