ミールの多角的利用が可能な高収油量のなたね新品種候補系統「東北99号」
要約 エルシン酸を含まず、グルコシノレートが低いダブルローなたね新品種候補系統「東北99号」は、食用油に適し、ミールの多角的利用が可能である。標準品種と比較し、収量性がやや高く、収油量も多い、寒冷地向...
要約 無エルシン酸なたね「キタノキラメキ」は、「キザキノナタネ」と比較し、北海道十勝地域で越冬株率が高く、やや多収である。 キーワード なたね、多収、越冬性、無エルシン酸、食油用 背景・ねらい 北海道は...
要約 「おおきみ」は、平均果重が20g以上の極大果で日持ち性と食味に優れ、摘果作業が不要な促成栽培用イチゴ品種で、萎黄病、炭疽病およびうどんこ病に対して抵抗性を有する。 キーワード イチゴ、極大果、日持...
赤肉で大果のスモモとウメの種間雑種新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)
要約 ウメ新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)*は、ニホンスモモ「笠原巴旦杏」にウメ「養青梅」交雑して育成した。果実は60~70gと大きく、果皮はほぼ全面に赤く着色し、果肉も鮮紅色に...
要約 ゼリー飲料を製造する際は離水率を考慮し、pHが3.5以下の飲料を使用する場合、ゲル化剤は「WM-100」を使用する。 キーワード ゼリー飲料、pH、離水、リンゴ、ブドウ、シソ、ウメ 背景・ねらい ゼリー飲料は9...
ばれいしょ「インカのめざめ」から芽条変異した新品種候補「北海98号」
要約 ばれいしょ「北海98号」は、カロテノイド系色素を含み、橙肉でナッツ風味がある美味しい2倍体品種「インカのめざめ」の芽条変異系統で、茎色は紫、いもの皮色が赤で「インカのめざめ」とは異なる外観を呈す...
赤肉で加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」はアントシアニン色素を含有しいもの肉色は赤色である。ポテトチップなどの油加工適性があり、でん粉価が暖地にしては高く、暖地二期作栽培に適する品種である。 キーワード ジャガイ...
赤肉で油加工適性を有する暖地向けばれいしょ新品種候補系統「西海31号」
要約 ばれいしょ「西海31号」は赤肉でアントシアニンを含み、でん粉価が高くポテトチップなどの油加工適性を持つ暖地二期作栽培向けの系統である。 キーワード ジャガイモ、アントシアニン、油加工適性、暖地二期...
要約 かんしょ「べにまさり」は「ベニアズマ」、「出島系4」よりA品率が高く、蒸しいもの肉質はやや粘質で、食味は「出島系4」より優れる。粘質の青果用かんしょとして準奨励品種に採用する。 キーワード かんし...
要約 低樹高で新規な樹形の‘ハマナス低性1号、同2号’を育成した。‘ハマナス低性1号’は低樹高(約45cm)、赤紫色の一重咲き、多花性である。‘同2号’はさらに低樹高(約30cm)、桃色の八重咲きである。 キーワード ...
迅速調理が可能な良食味青果用サツマイモ新品種「クイックスイート」
要約 サツマイモ「クイックスイート」はいもの外観が優れ、良食味の系統である。糊化温度が50℃程度である低温糊化性澱粉を含むため、迅速調理が可能で、利便性を有する青果用としての利用等が期待される。 キーワ...
良食味で多収な青果用紫サツマイモ新品種「パープルスイートロード」
要約 サツマイモ「パープルスイートロード」はいもにアントシアニン色素を含有する紫サツマイモの系統で、外観が優れ、いも揃いも良く、多収である。また、紫サツマイモとしては良食味の系統で、青果用としての利...
要約 大阪府泉州地域の特産野菜である水ナスは漬物加工品が全国的に消費されるようになり、生産も増大している。しかし、加工に適した高品質原料の安定供給が困難なため、施設栽培の拡大等による秀品率の向上と高...
要約 野菜農家のうち、ナス、トマト、ネギ、レタスは、堆肥を使用している割合が70~90%であるが、イチゴ、キャベツでは45、24%と低い。投入時期は8、9、10月に集中している。また、成分が表示された安価な完熟堆...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
要約 かんしょ「九州118号」の形状は紡錘形、皮色は赤紫で条溝・裂開の発生はタマユタカより少なく外観品質は優れ、いもの肉色は黄である。収量はタマユタカと同等、上いも1個重は大きい。蒸切干しの食味はタマユ...
要約 かんしょ「九州132号」の形状は長紡錘形で、皮色は紫、肉色は紫で、外観品質はアヤムラサキより優れる。収量はアヤムラサキよりやや多く、ベニアズマより少ない。高でん粉性で、切干し歩合はベニアズマ並に...
要約 土壌面の溝底では、土壌水分の減少と塩類集積が遅れ、地温の日変化が抑制される。そのため、乾燥地で深さ5cm程の溝底に播種すると、作物の発芽・生育が促進される。 背景・ねらい 乾燥地の農業は、これまで...
要約 中島菜は、血圧降下物質であるアンジオテンシンⅠ変換酵素阻害物質(水溶性ペプチド)を含んでおり、中島菜に加工処理を行ってもその効果は、保持され、保存には冷蔵が適している。 キーワード 中島菜、アン...
要約 カンショ「九州113号」は紫色の天然着色料として有望なアントシアンを塊根中に多量に含む品種で、収量性や澱粉歩留も従来のアントシアン品種より優れており、カンショの需要拡大に役立つ。 背景・ねらい ...