高軒高ハウスでの長期どり養液栽培に適した生食用トマト品種候補安濃交9号
要約 トマト安濃交9号は、高軒高ハウスにおける長期どり養液栽培で、一般的な日本の品種と比べて食味が同等で、良果収量が多い、生食用大玉品種である。 キーワード 生食用トマト、高軒高ハウス、養液栽培、長期...
要約 ナスの全ゲノムを解読して得られた8.33億塩基のDNA配列は42,035個の遺伝子を含み、そのうち7,614個はナスに特徴的である。これらの配列や連鎖地図上の位置などの詳細情報をデータベースとして公開している。...
補酵素安定化・高濃度合成法を導入した低コストGABA含有液の製造と食品利用
要約 小麦胚芽中のグルタミン酸脱炭酸酵素、グルタミン酸ナトリウム等を含む反応液に、リン酸溶液中で安定化させた補酵素(ピリドキサールリン酸)を汎用設備で自動投入することで、低コスト・高濃度(12%以上)にGAB...
要約 トマト切断シュートを、Tomato yellow leaf curl virus(TYLCV)の感染性クローンを保持したアグロバクテリウムの菌懸濁液中に浸漬・減圧処理することで、簡易かつ確実にTYLCVを接種できる。接種漏れ...
日本のトマト品種改良は多収化させず、果実糖度を高めて水分含量は維持した
要約 日本のトマトでは品種改良による多収化はみられない。桃太郎系品種以外では果実の糖度と乾物率との間に強い相関関係がみられるが、桃太郎系品種では果実の乾物率当たりの糖度が高く、それ以前の品種よりも糖...
要約 タバココナジラミ(バイオタイプQ)が媒介するトマト黄化葉巻病を防除するためには、防虫ネット等による媒介虫の施設への侵入防止、発病株の除去と気門封鎖剤等を活用した媒介虫の防除、栽培終了時の蒸し込み...
要約 ナスの様々な組織から作製した21種類のcDNAライブラリーから解読した60,000個を超えるクローンの塩基配列情報は16,245種の独立な遺伝子配列に整理され、ナス属(Solanum)植物の新たな網羅的発現遺伝子...
要約 世界各地で重要害虫として問題になっているタバココナジラミバイオタイプQは、日本国内で少なくとも30科64種類の植物を寄主として利用する。このうち、バイオタイプBと共通するものは少なくとも19科40種類に...
文章データ活用のためのテキストマイニング用データファイル作成手順
要約 文章データからの情報抽出を可能にするテキストマイニングを実施するためのデータファイル作成手順を開発した。ファイル作成にはフリーソフトウェアの形態素解析ツールと市販の表計算ソフトおよびマクロを利...
文章データ活用のためのテキストマイニング用データファイル作成手順
要約 文章データからの情報抽出を可能にするテキストマイニングを実施するためのデータファイル作成手順を開発した。ファイル作成にはフリーソフトウェアの形態素解析ツールと市販の表計算ソフトおよびマクロを利...
要約 ピーマン桔梗13号’は、核遺伝子型雄性不稔性と疫病抵抗性を有する中間母本候補系統で、雄性不稔性の育種素材あるいは疫病抵抗性台木用F1品種育成のための種子親として利用できる。 キーワード ピーマン、中...
要約 加工用トマト「らくゆたか」は、大果で、ジョイントレス果柄を有し、へた離れがよく、手取り収穫しやすい多収性のジュース加工用品種である。 キーワード 加工用トマト、新品種、大果、ジョイントレス果柄、...
要約 装置の稼動に電力を用いない、フィールド養液栽培装置は、既存のパイプハウスに設置でき、装置の管理は容易で養液の分析調整は不要であり、安いランニングコストでキュウリ、トマトの栽培ができる。 キーワ...
要約 静岡県内の農耕地土壌は、土壌表層だけでなく、下層でも塩基類やアニオン類の 濃度が高い事例がみられる。 背景・ねらい 県内の従来の土壌調査では肥培管理が土壌深部まで及ぼす影響についてのデータが少な...
トマト葉かび病菌[Fulvia fulva(Cooke)Ciferri]レースの地理的分布
要約 〔要約〕1997~1998年に全国各地から採集したトマト葉かび病菌は、レース0、2、,2.4、および2.4.11に判別された。これらのレースのうち、レース2は全国に普遍的に分布している。しかし、レース0、2.4お...
Verticillium tricorpus によるデルフィニウム半身萎凋病(新称)
要約 〔要約〕宮城県において発生した原因不明のデルフィニウム立枯症状は、これまで国内では未発生であるVerticillium tricorpus が関与する新病害である。 キーワード デルフィニウム立枯症状、Verticillium tr...
要約 〔要約〕1998年,山形県のスイカ産地で発生した細菌性病害から分離された菌株は,スイカをはじめカボチャ,ユウガオ等のウリ科植物に病原性を示す。分離細菌をその細菌学的性質からAcidovorax avenae subsp....
異なるカルシウム濃度条件下におけるトマト青枯病抵抗性の品種・系統間差異
要約 〔要約〕トマト20品種・系統の幼苗の青枯病抵抗性を異なるカルシウム濃度条件下で検定した場合、抵抗性が高い品種・系統では培養液カルシウム濃度が高い条件で抵抗性が顕著に向上する。 キーワード トマト...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
トマト一段栽培における高EC培養液を利用した果実高品質化技術
要約 〔要約〕トマト一段栽培においては、高EC培養液の給液時期を変えることで、種々の大きさと糖度を持つ果実を容易に生産することができる。また、こうした塩類ストレス処理により、夏期高温期に頻発する裂果...