要約 ブロイラー鶏ふんや牛ふんなどを原料として、燃焼により熱エネルギーとして利用する際に発生する畜ふん燃焼灰は、リン酸肥料の代替資材として利用可能である。畜ふん燃焼灰に含まれるリン酸は、そのほとんど...
牛ふん堆肥および豚ふん堆肥の短期的窒素肥効の指標とその推定法
要約 易分解性有機物含量が少ない牛ふん堆肥および豚ふん堆肥の短期的窒素肥効を示す指標は、堆肥に含まれる1M塩酸可溶無機態窒素(アンモニア態窒素+硝酸態窒素)量である。これらはミキサーで抽出後小型反射式...
要約 ブドウ、モモ園で生じるせん定枝をチッパーで粉砕後、鶏ふんを添加し腐熟期間中に3回切り返し作業を行えば、せん定終了から基肥施用の間の6~8ヶ月間で完熟堆肥が生産され、環境に配慮したリサイクル農業...
要約 高水分の牛ふんを、減圧乾燥機で堆肥化可能な水分まで調整することで副資材が不要となり、同容積の堆肥化処理施設で原料換算3倍程度処理できる。減圧乾燥堆肥は、オガクズ等の難分解性有機物が少ないため有...
要約 リンゴのせん定枝を堆肥化する際、チップの粒度が細かいと腐熟が遅れるが、粒度にかかわらず、鶏ふん等の腐熟促進剤を加え3回程度切り返しを行うことにより、約半年で、腐熟化した堆肥を生産できる。 キー...
豚・鶏ふん堆肥の品質評価を目的とした近赤外分析による易分解性有機物の推定
要約 豚及び鶏ふん堆肥について、近赤外分析法により高い精度で定量可能な有機物量及び酸性デタージェント繊維量の差である酸性デタージェント可溶有機物量を易分解性有機物量として推定し、これによる品質評価が...
要約 家畜ふんたい肥から水抽出される水溶性リン酸量はたい肥の種類によって異なり、リン酸固定力の異なる灰色低地土、黒ボク土いずれにおいても、その量が多いほどリン酸肥効が優れる。 キーワード 家畜ふんたい...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
凍結乾燥法は家畜ふん堆肥の品質評価において好ましい前処理である
要約 家畜ふん堆肥を凍結乾燥法により処理すれば、加熱乾燥法よりアンモニアや低級脂肪酸の損失が少ない。コマツナ発芽試験法においても未乾燥試料に近い生育阻害結果が得られるため、凍結乾燥法は堆肥の品質評価...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 鶏ふん堆肥(採卵鶏、副資材なし)の窒素無機化量は、短期的には乾物あたり窒素含量と相関が高く、遅効的(地温30℃、4~20週に相当)画分は鶏ふん堆肥の窒素含量に関わらずほぼ一定である。このことから、鶏...
要約 異畜種の乾燥ふんを混合し、エキストルーダーにより成型加工することで、作物の窒素要求特性にあった肥効調節ペレットの作成が可能である。肥効調節ペレットの利用は、硝酸態窒素濃度からみた作物の品質向上...
要約 発酵鶏ふん又は牛ふん堆肥を、硬度、粒径等がほぼ均一になるように成型した粒状有機肥料は、取扱性に優れ、ブロードキャスタ、ライムソワ、条施肥機等で機械施肥できる。 背景・ねらい 有機質肥料は、土壌の...
要約 茶がらと鶏ふんを2:1に混合して発酵させた堆肥(茶がら堆肥)をブロイラーの敷料として利用した場合、生産性の低下を招かず育成することが可能であり、さらに真菌数が減少し、茶がら堆肥の敷料への利用が可...