要約 カブべと病菌(Peronospora parasitica(Persoon:Fries)Fries)はカブの根部内部に黒色の不規則な小班点を生じさせる。カブの根部表面には病徴を認めることができない。 キーワード カブ、べと病、根部内...
要約 カンキツ果実に含まれる主要な機能性成分である17種類のフラボノイド類についてカンキツ果実45種のアルベド、フラベド、じょうのう膜、および果肉における組成データを提供する。 キーワード カンキツ、フラ...
小胞子培養によるハクサイと在来カブ交雑系統からの多様な固定系統作出
要約 ハクサイ系統と在来カブの交雑系統を用いて小胞子培養を行うと在来カブの形質が導入された多様な固定系統が作出できる。 キーワード 在来カブ、ハクサイ、小胞子培養、育種、F1 背景・ねらい 三...
要約 ナバナ、ミズナ等を検定植物とし、赤カブ栽培予定圃場の土壌を通気性のある素材のポットに入れて底面給水で管理すれば、土壌中の休眠胞子密度が103個/g乾土以上の低密度から発病し、根こぶ病の発病が予測で...
葉根菜類の生育に対する生分解性プラスチックマルチの連用すき込みの影響
要約 ポリブチレンサクシネートやポリ乳酸などを原料にした生分解性プラスチックは、葉根菜類のマルチ資材として4年間以上連用してほ場にすき込みを行っても、ミズナやダイコンの生育には影響がなく、慣行のポリ...
要約 千葉県のコカブ栽培で夏季に発生しやすい横縞症は、根部肥大期の気温が25℃以上の高温になると多発しやすく、土壌の高pHと乾燥が発生を助長する。 背景・ねらい 千葉県のコカブは周年栽培されており、主産地...
要約 のらぼう菜の川崎在来系統は概ね3系統にグループ分けできる早生性を特徴とする洋種ナタネ(Brassica napus)である。 キーワード のらぼう菜、ナバナ、洋種ナタネ、Brassica napus 背景・ねらい 川崎市多摩区...
間伐材から抽出された植物生育促進物質1,2-プロパンジオール
要約 国内で生産される35種類の間伐材等から精油成分混合物を抽出し,その中から植物の生育促進物質として,1,2-プロパンジオールを同定した。本成分は,精油成分混合物中に0.4%含まれ,0.01ppmの低濃度でも,植...
要約 スイートコーン、ホウレンソウ、レタス、ラッキョウ、ダイコン、コカブ、ゴボウ、サトイモ、ショウガの9品目17作型では、施肥法の改善により施肥窒素利用率の向上が期待できる。窒素吸収特性(目標総収量に...
防虫ネットの利用を主体とした露地コマツナ栽培の減農薬防除体系
要約 露地コマツナ栽培に発生するキスジノミハムシとアブラムシ類に対しては目合い 0.8mm防虫ネットのトンネル被覆と土壌処理粒剤等を併用する体系が慣行防除より有効である。 キーワード コマツナ、防虫ネット...
要約 南東北の2月上旬以後の寒締め処理で、アブラナ科、キク科、アカザ科の各野菜の糖度は上昇する。生育、外観、食味等による南東北での寒締め適応性は、コスレタス「コスタリカ2号」、ホウレンソウ「サラダボウ...
要約 色蛍光灯の夜間点灯により、ハイマダラノメイガ幼虫の発生が少なくなり被害が軽減される。基準灯数は、40w器具を2本一組にした設置方法で10aあたり3組(6灯)である。 キーワード ハイマダラノメイガ、野菜...
要約 ナバナの年内どりは「京の春」を9月上旬に播種すれば11月中旬から翌年1月末までに100kg/a以上の上物収量が得られる。春どりは「花飾り」を10月上旬に播種すれば2月上旬から収穫が開始され、年内どりとの組合...
要約 根こぶ病抵抗性ハクサイF1品種‘スーパーCRひろ黄’は、根こぶ病菌の病原性判別に利用できる。本品種と既報の‘隆徳’を判別品種に用いることにより、ハクサイ根こぶ病菌を病原性の異なる4グループに分類できる...
要約 柵(障壁)はトンネル被覆、畝囲いとも高い侵入(被害)防止効果が認められ、簡易 な方法で、300m2以下の小面積の栽培や家庭菜園で有効である。 キーワード 目隠し資材、侵入防止、シカ 背景・ねらい シカに...
カブモザイクウイルス(TUMV)遺伝子を導入したモデル植物における抵抗性スペクトラム
要約 アブラナ科野菜の重要病害であるカブモザイクウイルス(TuMV)の外被タンパク質(CP)遺伝子をシロイヌナズナに組み込んだ後に選抜した抵抗性系統は、極めて広いTuMV分離株に抵抗性を示す。 キーワード カブモザ...
要約 赤カブ栽培の前作に、葉ダイコン「CR-1」、「葉美人」等を栽培することにより、根こぶ病菌の休眠胞子密度が低下し、本病の発生を軽減できる。 キーワード 赤カブ、根こぶ病、葉ダイコン、菌密度、おとり...
要約 ワサビ田における用水の温度は、周年、ワサビの生育適温に近接している。保温力の高い長繊維不織布を用いたべたがけは、被覆下の気温を水温に近づけ、より生育適温に近づける効果がある。このため、べたがけ...
要約 「河内赤かぶ1号」は、在来のカブ「河内赤かぶ」に根こぶ病抵抗性のカブ「77b」を交配し、「河内赤かぶ」へ戻し交雑した根こぶ病抵抗性カブで、在来の「河内赤かぶ」より品質、漬物食味が優れている。 キー...
0.6mm目合いネットによるアブラナ科野菜害虫の侵入阻止効果
要約 0.6mm目合いの防虫ネット被覆はアブラナ科野菜を加害する害虫のほとんどに侵入阻止効果がある。しかし、アブラムシ類や孵化直後のチョウ目幼虫の侵入を完全に阻止することはできない。アザミウマ類、ハダニ...