ホウレンソウのアスコルビン酸含量は収穫前日の日射量により変動する
要約 ホウレンソウの生体重当たりアスコルビン酸含量は、収穫前日の日射量の影響を強く受け、1日ごとに変動している。その主な変動要因は、乾物重当たりアスコルビン酸含量の増減である。 キーワード ホウレンソ...
要約 「ふゆわらべ」は、葉身および葉鞘が短く、肥大が旺盛で、軟らかく辛味の少ない食味特性を有するネギの合成品種である。 キーワード ネギ、短葉性、食味、省力、合成品種 背景・ねらい ネギは通常、軟白した...
要約 病原菌を持たない原種種子を用いた採種栽培、Sweat-bag seedling法による種子検査および銅水和剤・酢酸混合液浸漬と乾熱処理の組合せ処理により病原菌非汚染種子を供給する。さらに育苗期に重点をおいた防除...
要約 沖縄においては、「さちいずみ」等のそばを3月播種、5月収穫すると、台風害を回避し、端境期の夏季に食味に優れる新そばを供給できる。極強酸性土壌で既存産地並の収量を得るためには1t/10aの堆肥施用を要す...
要約 窒素付加堆肥の窒素肥効率は0.7で土壌中での窒素の溶出はナタネ油粕よりも速い。本堆肥を全面全層施用した野菜栽培では化学肥料主体の慣行施肥と同等の収量、品質が得られ、跡地土壌の交換性カリウム含量も...
半自動型移植機といも類小型収穫機を利用した落花生の省力化技術
要約 移植機を利用した播種作業は、条間90cmの平高畝に株間24cm、深さ3cmに一粒播種することで、慣行と同程度の収量が得られ、作業時間を慣行の約50%に省力化できる。いも類小型収穫機を利用した掘取り・反転作...
要約 プラントボックス法を用いた堆肥品質判定は、堆肥の水抽出液を満たした部分からレタス根の伸長阻害が見られなくなるまでの距離を指標として判定可能である。 キーワード 堆肥、品質評価、プラントボックス ...
岐阜県の高冷地産地で発生したダイコン黒芯症の発生原因とその防除
要約 ダイコン根内部の黒芯部から Pseudomonas syringae pv. maculicolaが分離され、分離細菌を接種すると黒芯症(根部)と黒斑細菌病(葉部)が再現される。カスガマイシン・銅水和剤を3回散布することで黒芯症...
要約 べたがけとトンネルを併用して無加温ハウス内で育苗し、定植後に空隙率10または35%のPVA割繊維不織布を用いてトンネル被覆することで、品質の良いブロッコリーが収穫できる。品種の組み合わせにより、5月...
1年株養成法において茎の更新により伏せ込み促成後のアスパラガスが増収する
要約 株養成時の7月に細い方から約半数の茎を刈り取り更新することで、株養成時の茎が太くなり、1年生株を用いた伏せ込み促成栽培で問題となる商品価値の劣る細い若茎の発生が少なくなり、L級品以上の太い若茎...
要約 パイプハウスのコマツナ栽培において、光反射資材を利用し、ポリエチレンシートでの土壌被覆などの耕種的防除法を併用することにより、アザミウマ類の被害を軽減することができる。 キーワード 光反射資材、...
要約 ハウス栽培ホウレンソウにおいて、根系の特性に基づき栽培前に深さ40cmまでの土壌硝酸態窒素を評価して施肥を行うことにより、作物体硝酸塩濃度を低下させ、土壌窒素レベルを適正に維持することができる。 ...
北海道農耕地における硝酸性窒素による地下水の汚染リスクと軽減対策
要約 地下水の潜在的汚染リスクは地下水面の深さや不飽和層の性質等から評価可能で、汚染源の特定にはヘキサダイアグラムと窒素安定同位体比の併用が有効である。農耕地での汚染軽減策としては耕盤層破砕による根...
生物防除微生物Pythium oligandrumによるトマト青枯病の抑制機構
要約 Pythium oligandrumはトマトの根圏に定着しやすい特性を有しているが、この根圏定着性による競合作用で直接的にトマト青枯病菌の根圏からの感染を抑制するのではなく、根圏定着による抵抗性誘導によりトマト...
ダイズシストセンチュウ防除技術としての輪作およびアカクローバ間作の再評価
要約 非寄主作物栽培下でダイズシストセンチュウ密度は、年間約60%減少する。秋小麦にアカクローバを間作した場合の線虫密度低下率は、1年間で約70%であり、非寄主作物の輪作よりも優れるが、その差は小さい。...
道北部におけるダイズシストセンチュウの発生実態および小豆への減収被害
要約 ダイズシストセンチュウは、上川、留萌地方の広範囲に分布している。本線虫による小豆の減収は、播種時密度が中密度(10~100卵・幼虫/g乾土)の場合20%以上、高密度(100卵・幼虫以上/g乾土)の場合50%以...
要約 ストーンクラッシャによる石れきの破砕処理は翌年栽培するばれいしょの変形、緑化、打撲低減に効果があり、土壌凍結地帯ではハロー処理前にストーンクラッシャを用いた残存塊茎の破砕処理で翌年の野良いも発...
要約 8月下旬~9月上旬に収穫できる中生エダマメ「あきたさやか」を育成した。この新品種は毛じが白、莢がきれいな緑色で外観が良く、県内の中生の主要品種より可販収量が多く、食味も優れる。 キーワード エダ...
要約 ホウレンソウ露地栽培で、4月に良品を安定生産するには、前年の10月20日頃に播種し、融雪後の3月中旬に追肥、3月下旬にトンネルを被覆する。この作型に適する品種は「サンピア」である。 キーワード ホウ...
要約 無加温二重被覆ハウスにおいては冬期間、クリスプヘッド(玉)レタス、リーフ(葉)レタス及びコス(立)レタスの栽培が可能である。また、寒締めによる食味の向上等が認められる。 キーワード レタス、無加...