要約 シバ型草地においてウシによる排糞は多様な草種の種子繁殖とその存続を保証し、放牧条件下で草種の多様性の維持に貢献する。 キーワード 種多様性、排糞、シバ型草地、放牧、ウシ、永年草地・放牧 背景・ね...
要約 生鮮野菜の生産から消費までのフードチェーン全般にわたる食品衛生の向上のため、HACCPの概念を取り入れた、適正農業規範(GAP)への導入を目的とした生鮮野菜の衛生規範を作成した。 背景・ねらい 平成8...
要約 点滴チューブを用いた施設ピーマン(促成)の養液土耕栽培で、窒素施用量を慣行栽培の70~76%に低減しても、慣行栽培とほぼ同等またはそれ以上の収量が得られ、施肥効率も向上する。また、単肥が利用可能な...
粘質野菜畑土壌のα-グルコシダ-ゼ活性、水分条件に基づいた土壌管理指針
要約 粘質野菜畑土壌のα-グルコシダ-ゼ活性がたまねぎ畑では500pmol/g/min未満、輪作畑 キーワード 粘質土壌、野菜、α-グルコシダ-ゼ活性、土壌水分、有機物、耕耘法 背景・ねらい 粘質野菜畑土壌は、ち密で透水...
要約 環境保全型養液栽培システムは、クリプトモス培地の下に培養液を貯える毛管吸水槽を有する栽培槽および自動給液装置等で構成される。給液ECは1.2~1.6dS/m、毛管吸水槽の水位は培地下2~6cmで管理する。...
要約 かけ流し式養液栽培で、給液および排液中の各無機成分の収支から開発した改良処方は、大塚A処方より生育後半でも草勢が維持され、収量、1果重、品質が優れ、培地内養液ECが安定し、バランスよく無機成分...
要約 半促成ナスの少量土壌培地耕は、土耕と同等の収量が得られる。収穫開始以降の給液量は、排液が5割程度になる水分管理で収量・品質が安定する。また、窒素・リン酸の施用量は土耕よりも少ない。 キーワード ...
要約 養液栽培において、培地にパーライトを利用するときは、定植時に培地底面の3cm上、定植2週間後に培地底面まで水位を下げる水位管理をすると、ロックウールと同等の品質、収量を得ることができる。 キーワー...
要約 促成トマト栽培において輪作した緑肥をすき込むと、トマト4年間の累積収量は無作付けよりも20%増加する。トマト作では10a当たり基肥窒素として無作付け時標準の50%減の5kgを、追肥として標準の8kgを施肥す...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
果菜類の害虫ミナミキイロアザミウマに対するヒメハナカメムシ3種の必要放飼比率
要約 ヒメハナカメムシ3種の温度別繁殖パラメータおよび最大捕食量のデータを用い,ミナミキイロアザミウマに対する抑制能力(害虫/天敵比)を算出した。この値により,天敵3種を大量放飼する際の理論的必要放飼...
水分センサーを利用した杉バーク培地イチゴ高設栽培のかん水技術
要約 杉バークを利用したイチゴ高設栽培で、培地表層10cmのパーライト混和、または給液マット敷設を行い、水分センサーでpF1.5をかん水開始点として100ml/株/回のかん水を行うと、タイマーかん水方式に比べて排液...
要約 促成ナスの点滴かん水施肥栽培において20t/10aの収量が得られる場合の窒素吸収量は50kg/10a程度である。土壌からの窒素供給量が約50kg/10aの圃場では施肥量の大幅削減が可能であり、環境への負荷が軽減でき...
要約 田畑輪換栽培において、小麦栽培の石灰窒素入り肥料利用、キャベツ栽培の作条施肥、収穫残さの早期鋤込み、キャベツ跡の暗渠排水水位制御などの改善技術を組み合わせることにより、作物の生産安定・品質向上...
要約 夏山林間放牧における日本短角種繁殖雌牛の牛群は、血縁や飼養農家によるサブグループを基礎に新植地をえさ場に、広葉樹林帯を休息場に、林道・搬出道を移動に利用して、数百ヘクタールの広域を行動する。 ...
要約 抑制並びに半促成栽培キュウリにおいて、2週間ごとの株当たり増加葉数を指標にして当該期間の窒素吸収量を推定できる。この値を基に作成した施肥指標により、収量の低下を招かずに窒素施肥量を削減できる。...
熱水と微生物資材を活用した施設トマトの線虫害・土壌病害の総合的管理
要約 熱水土壌消毒とパスツーリア菌・アーバスキュラー菌根菌の処理はネコブセンチュウ害を相乗的に抑制する。トマト萎凋病は熱水土壌消毒の単独効果によって抑制されるため、熱水とこれらの微生物資材は線虫害と...
杉バークを利用したイチゴ高設栽培の排液量削減のためのかん水技術
要約 杉バークを利用したイチゴ高設栽培において、かん水開始点を水分センサーを用いてpF1.5に設定し、株当たり80ml/回(0.5t/10a)のかん水を行うと、毎日一定量のかん水を行うかけ流し方式に比べて排液量が削減...
要約 促成ナス「筑陽」の養液土耕栽培は、地力が中程度の圃場(全窒素濃度が0.13%)において慣行施肥量(窒素70kg/10a)を50%程度削減できる。その場合の畝中央部とかん水チューブの中間点の土壌の硝酸態窒素濃度...
促成ナスの養液土耕栽培におけるかん水チューブの設置位置と土壌水分
要約 砂壌土における促成ナス「筑陽」の養液土耕栽培では、点滴かん水チューブを1畝に2本設置することにより畝内土壌水分の横方向への変動を小さくすることができ、散水チューブを用いた慣行栽培と同等の収量、品...