タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
促成トマトにおけるパルプモウルドポット利用による草勢抑制技術
要約 パルプモウルドポット苗をポットごと定植すると、トマトの草勢は抑えられ、定植後のかん水量が多くなった場合でも、9cmポリポットに比べて空洞果の発生が減少する。また、9cmポリポット苗の標準かん水と同等...
抑制栽培における高温期の防虫網全面被覆によるトマト黄化葉巻病防除法
要約 抑制トマト栽培の高温期(定植~10月中旬)にポリプロピレン素材0.4mm目合い防虫網をハウス全面に被覆すると、タバココナジラミのハウス内への侵入が抑制され、トマト黄化葉巻病の発病が減少する。この場合...
イチゴうどんこ病の果実発病を抑制する本圃定植後の初期薬剤防除体系
要約 促成栽培イチゴにおいて、うどんこ病の発病葉は果実発病の重要な伝染源となる。本圃定植後の初期薬剤体系防除(2週間間隔4~5回)は、葉の発病を抑え、その後の果実発病を抑制する。 キーワード イチゴ、う...
イチゴ「あまおう」に適したパルプモウルドポットの形状と利用技術
要約 イチゴ「あまおう」に適した形状のパルプモウルドポットは容量330mlで、底穴と2mm幅のスリットを4つ有する。この容器では、ポリポットと同等の施肥量と3割程度多いかん水量で育苗すると、培地温度が低下し花...
イチゴ「さがほのか」の40日間夜冷短日処理育苗による初期収量の向上
要約 イチゴ「さがほのか」では、40日間の夜冷短日処理育苗することで、頂花房および第1次腋花房の花芽分化を早進化できる。9月上中旬に定植すれば、年内から第1次腋花房が収穫でき、1月までの初期収量が増加する...
ファイトトラップを用いたイチゴにおける捕食性ダニ類モニタリング法
要約 イチゴ上で活動するカブリダニ等の捕食性ダニ類は、ファイトトラップを2日程度設置した後にツルグレン装置で抽出することにより、簡便に正確な種構成、発生推移をモニタリングできる。 キーワード イチゴ、...
イチゴ「アスカルビー」のベンチ無仮植育苗におけるランナー切断による苗質向上
要約 「アスカルビー」のベンチ無仮植育苗法では、8月中~下旬にランナーを切断すると、切断しない場合と比較して、クラウン径5mm以上の子苗が同等数得られるとともにT-R率の小さい苗となり、促成栽培における1...
要約 寒冷地夏秋どりのための短日処理下において、「女峰」、「さちのか」および「とちおとめ」は平均気温24℃以下、「北の輝」は22℃以下で花芽分化するが、昼温が30℃以上、夜温が20℃以上の場合には花芽の分化が遅...
要約 ブロッコリーのセル育苗時、定植1週間前から0.3%食塩水を灌水すると、苗の耐干性が高まり、高温乾燥条件下で定植した場合の初期生育や収穫の斉一性が高まる。 キーワード ブロッコリー、セル育苗、食塩水、...
圃場環境の改善によるレタスすそ枯病、軟腐病および灰色かび病の軽減技術
要約 株間を現地慣行の20%程度疎植にすること、および土壌排水対策の実施は、レタスすそ枯病、軟腐病および灰色かび病を軽減させ出荷可能株率を向上させることができる。 キーワード レタス、腐敗性病害、耕種的...
要約 イチゴの夏秋どり栽培には「なつあかり」の越年苗を利用した春定植が有利である。5月から11月までの商品果収量は株当たり600~700gで、越年苗の採苗時期は8月下旬から9月中旬が適する。 キーワード イチ...
イチゴ「北の輝」秋春二期どり作型で採苗効率を向上させる2回採苗法
要約 イチゴ「北の輝」を用いた秋春二期どり作型において、ランナー切断同時短日処理、または採苗同時短日処理を組み合わせて、同一親株から2回採苗することにより、7月末までに短日処理が完了した定植苗が約2...
夜冷短日処理と窒素追肥によるイチゴ超促成作型の年内収量向上技術
要約 イチゴ品種「さちのか」を用いた超促成作型において、64 日間の夜冷短日処理と処理期間後半に窒素濃度75mg/L液肥を1 日1 回施用することで、頂花房から第1次腋花房への連続的な花成誘導を促進し、年内収量...
積雪寒冷地におけるイチゴ四季成り性品種による夏秋どり栽培体系
要約 雨よけハウスにおいて、四季成り性品種「エッチエス- 138」の株冷蔵苗を4月下旬に定植することで、土耕栽培による7月から10 月までの夏秋どりが可能であり、株当たり410 ~ 570 gの商品果収量が得られる...
要約 促成アスパラガス栽培で年内に収量100g/株を得るためには、1年株と1.5年株で5℃以下の低温に70~90時間以上遭遇する必要がある。2年株は20時間程度遭遇すれば目標収量を早期に得ることができる。 キーワード ...
要約
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
てんさい、たまねぎおよびレタスに対するアゾスピリラム菌の接種効果
要約
要約 花壇苗生産にはデンプン25%含有PBSポットが適しており、底面中央の穴に加え底面角に4個穴のあるポットが定植後の活着がよい。育苗用土は調整ピートを用いるとポットの分解がコントロールし易い。分解に...